吉祥寺日本酒呑んだくれの旅 vol.2.01 : ひまり屋

利用時情報
　日時:日曜、15時頃
　予約:なし
　待ち:なし
　人数:1人
　座席:カウンター
　頻度:初訪
　滞在:2時間10分
　支払:クレジットカード

食メニュー
◎温かい出汁 ¥0
◎お通し ¥400(内税)
☆鯛(ハーフ) ¥1,480(内税)
☆サメハツ刺 ¥980(内税)
☆しいたけマリネ ¥480(内税)
◎九条葱 ねぎ味噌 ¥480(内税)
☆墨イカ天ぷら ¥780(内税)
◎宮崎牛の炙り刺し ¥880(内税)
◎黒鯥(サービス)

飲メニュー
☆大信州 純米大吟醸 生詰 酌盃の絆酒 ¥700(内税)
☆而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 ¥700(内税)
◎阿部勘 特別純米酒 ¥500(内税)
☆出雲冨士 純米酒 ¥600(内税)
◎新政 産土 生酛木桶純米 ¥Ask

グッドポイント
・都内高級店レベルの若布

バッドポイント
・駅から遠い

その他、注意事項
・コメマル、ひまり屋ガレーラは系列店

所感
先週に続いて吉祥寺にやってきました。
吉祥寺で日本酒で吞んだくれる旅の続きを実行するためです。

はい、この日の一発目はひまり屋さん。
南口のコメマルさんや、立川のひまり屋ガレーラさんの本丸。
これらの2軒は一度ずつお邪魔したことがありますが、こちらは初です。

ということで吉祥寺駅から武蔵野八満宮を通り越してその裏手にあります。
入り口低っ！
立川の某店も低いですがそれよりも低い。
靴を脱いで店内に入ります。

到着時、先客はおらずL字カウンターの一番奥に着席。
L字カウンター7席に四人掛けテーブルが4脚。
BGMは葉加瀬太郎。
ご主人のワンオペ。おそらく混雑時は違うでしょうけど。。
席に着くなり温かい出汁が提供されます。

上記の2軒とはシステムが異なり、普通に日本酒が豊富な居酒屋という感じです。
なかでも十四代と而今が結構揃ってます。
そんな中から大信州の酒狂會限定酒の酌盃の絆酒。
茶太郎さんで飲んで以来。
キリリと辛さ先行ながらも奥には甘味もあり飲みやすい。

お通しはトマトのお浸し、しらすの佃煮と冷奴、切り干し大根、鯛の煮凝り。
えっ?!トマトのお浸しなんて見当たらないって。。
はい。。。いつものやつです。。。
しらすの佃煮はしっかりとしらすの旨味も感じられるように佃煮にされてて素敵。
切り干し大根は酸味が強く食感もこりこり。
鯛の煮凝りはいい旨味。

刺身は鯛を注文。
ハーフもできるとのことだったのでハーフでお願いしました。
淡路の鯛です。
もっちりで甘い。正直大きく期待以上でビックリ。
そして付け合わせの若布がめちゃくちゃ美味い。
こちらもカウンター鮨店レベルのものがサラッと出てきてビックリ。
伺うと、若布がメインの足を引っ張らないように、気を付けているとのこと。
素敵です。

2杯目は而今の酒未来。
酸味が強く少し尖った口当たり、キレはいつもの而今。

続いてサメハツ刺。
もはや生レバー。
コリコリとした部分も美味しいです。

本来であればこの辺りでお会計しようとしてたのですが、
料理のレベルが高かったのでガッツリ腰を据えて飲むことに。

なので3杯目。
阿部勘の特純。
メロン香が素敵。口に入れるとキリッと辛い。　

摘みはしいたけマリネ。
もう椎茸の旨味が素晴らしいですね。

4杯目は出雲富士の純米酒。
ウマ辛い割に後口はスッと消え、個人的には苦手なお酒かな～と思ったら次に頼んだ料理に見事にマリアージュ。
まぁ、私のセンスですね。(←えっ、調子に乗るなって？)

その料理とは九条葱のねぎ味噌です。
そのまま食べると結構辛めなのですが、出雲富士とは相性抜群。

墨イカ天ぷらも注文です。
下足とエンペラ。
エンペラはコリコリ、下足はひたすら強い噛み応え。
風味も良いですね。

少し重めのお酒をリクエストすると、新政の産土(アース)。
とろとろ口当たりに酸味と辛味と苦味。
終盤にはいいお酒ですね。

お酒に合わせて宮崎牛の炙り刺し。
ちょっと想像とは異なる見た目でしたが、
塩が効いて甘味が強いお肉でした。

最後にいっぱい飲み食いして戴いたからということで、炙った黒鯥をサービスして頂けました。
脂とろとろ。

ご馳走様でした。
ご主人は私と同年代。
八王子から来たことを述べると、比較的最近八王子にできた人気蕎麦屋さんの話に。
一緒に働いたことがあるそうで、是非行ってくださいとのこと。
私もずっとBMしてるけど、中々踏ん切りがつかなかったお店なんだよな～。
行ってみよ。
ほんと飲食店を回ってるとこういう繋がりができるのが楽しいですよね♪

そして、こちらのお店にはもっと早くにお邪魔しておけば良かったな～
と思う典型的な例でした。
ということでまた来たい。

さーて2軒目へGo！