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050-5872-1852
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drumunagiさんの他のお店の口コミ
店名 |
煉瓦亭(レンガテイ)
|
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2022 選出店
食べログ 洋食 百名店 2022 選出店
洋食 百名店 2020 選出店
食べログ 洋食 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | 洋食、オムライス、肉料理 |
お問い合わせ |
050-5872-1852 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線銀座駅A10またはB1出口より徒歩3分 和光裏、ガス灯通り。 銀座駅から194m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
110席 (貸切希望の際はご相談ください。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 制限なし |
ドレスコード | なし |
公式アカウント | |
オープン日 |
1895年 |
電話番号 |
03-3561-3882 |
備考 | |
初投稿者 |
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この銀座の洋食の老舗に我々が足を踏み入れたのが、今回初めてだったのは意外だったと言っていい。
特に、洋食好き、老舗好き、銀座好き、の父が当店を潰していなかったのは不思議でならない。
当店の隣には我が家の行きつけのカツカレーの「スイス」、向かいには天ぷらの「ハゲ天」があるというのに、、、
当店は外観からして「古色蒼然」たる昭和の香りが漂っているが、入店するとその雰囲気は更に色濃くなる。
店は地下1階から3階までの4フロアーがあり、1階から各階に行くには少し急勾配の階段を上り下りしなくてはいけない。
店内はいささか斜陽だが、手入れは行き届いている。天井や壁、イス、テーブルが小津安次郎の映画のセットの中にいる様な気分を醸し出し、周りのお客さんまでが映画の登場人物の様に見えてくるから不思議だ。
4人で以下の注文。
カキフライ x2 2100円
上カツレツ 1700円
ハヤシライス 1600円
キリンフリー 500円
ホットコーヒー 500円
カフェオレ 600円
コーヒーフロート 700円
お会計 : 10400円也
カキフライは1オーダーで中くらいの大きさの牡蠣が6個。衣は僅かに薄めに付けられ、牡蠣自体の味が味わえるように仕上がっている。揚げ方も揚げ過ぎず、生過ぎず、丁度良い。 カキフライの食べ方は「タルタルソース派」と「ウスターソース派」に分かれるが、私は店がタルタルソースを付けてサーブする場合、タルタルソースで食べる。それが「その店の味」なのだから。
父の注文した上カツレツは一口食べただけで、その美味しさに感服した。「何でこんなに普通なカツレツが美味しいんだろう?」だ。
肉は柔らかいが、ただ柔らかさだけを売りにしたような代物ではなく、ひたすら全体のバランスが良いのだ。
因みに当店の「ポークカツレツ」と「特製大カツレツ」は背肉で、「上カツレツ」だけが内腿肉なのだそうだ。
ハヤシライスは当店のドミソースの味を試したい一心で頼んだ。老舗のハヤシライスと言えば、黒に近い濃い茶色のものを予想していたのだが、出てきたのは意外にも茶色いカレーライスのような見た目のルーであった。具はシンプルに薄切り牛肉とタマネギの2種。
味はと言うと、何とも普通で、何とも特殊なのだ。前述の見た目同様、一般のドミグラスソースにある「苦味」はなく、トマトの酸味がまろやかに感じられるルーである。この文章からすると「私の好み」とは反対であるにも関わらず、何故かこのハヤシライスがとても気に入ってしまった。
総じて当店の料理は「何で美味しいんだろう?」と非常に不思議な感じがした。何れもあまりにも普通な料理なのに、何処かが歴然と違うのだ。その「違い」は、老舗が成せる技、或いは企業秘密なのかもしれない。
メニューのシチュー各種が「〜シチウ」と書いてあったり、コーヒーのミルクが懐かしのコンデンスミルクだったりするのが、なかなかキザなノスタルジーだ。
我々のお気に入りの東京の洋食屋と言えば人形町の「芳味亭」、浅草の「グリルグランド」、根岸の「香味屋」といったところだが、当店「煉瓦亭」も、今日その「仲間入り」を果たした様だ。