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店名 |
ラ フィオリータ(LA FIORITA)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、洋食、パスタ |
予約・ お問い合わせ |
049-269-6325 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東武東上線 ふじみ野駅西口より徒歩3分 ふじみ野駅から179m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ) |
サービス料・ チャージ |
ディナーのみ、サービス料としてお一人様300円 |
席数 |
24席 (貸切りは約25名まで着席可能です。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあります |
空間・設備 | 落ち着いた空間、車椅子で入店可 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年1月26日 |
備考 | |
お店のPR |
ふじみ野駅より徒歩2分!
トスカーナ・ピエモンテ・カンパーニャ・ロンバルディアで修行したシェフが創る郷土料理。食材を厳選し、パンからデザートまで自家製!トスカーナの田舎にある、トラットリアをイメージした店内で、軽くお酒を飲んだり、時にはアラカルトで賑やかに、時にはコース仕立てでゆっくりと。テイクアウトをご自宅で! お子様からご年配の方々まで・・・気軽に本格イタリア料理をお楽しみください♪ |
初投稿者 |
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「お店の名前はLA FIORITA・・・花子さんだね」
予約時間の少し前に到着し、看板を見てそんな話しになった。
人並みに夏休みを貰える幸せ。
普段の忙しさから小休止の一週間の夏休み。休日の口開けにリラクゼーション目的のエステを受け、
仕事の殻をばりばりっと背中から剝がしたら、私は花どころか羽化を始めたばかりの青白い蝉だ。
何のことは無い、朝から葉物野菜とそうめんばかり食べていたのでお腹が空いたためだ。
おばちゃんの精一杯のお洒落の制服である総柄の花模様のワンピースに、祖母から受け継いだ白檀の扇をぱたぱたしながら店の前で待っていると、程なく予約時間となり、扉が開いて店内へ。
真っ白なテーブルクロスのきちんと掛かった、テーブル席。
シェフが自ら、慣れた様子で黒板を見やすい角度にして目の前に置いてくれた。
前菜からアラカルトで、好きに選ばせてもらった。
蒸し暑い風に吹かれた後だったので、ワインは泡にしようと相談。
シェフに聞いてみると、スプマンテ、プロセッコ、フランチャコルタの順に予算に合わせて用意できますとのこと。
そこで料理に合いそうなプロセッコをお願いすることに。
冷え冷えの透明感のある金色はドライでも微かにべっ甲飴みたいな仄かな甘味。
ホウボウのカルパッチョから。
切り口の確かな、綺麗な白身がたっぷりひらひら。生食で食べられる南瓜のぱりっとしたが良い。
オリーブオイルを纏ってしっとりした身の旨味を感じる優しい塩加減・・・印象付けのために敢えて塩味強めのお店もあるけれどここのはたおやかだ。
パスタはジェノベーゼソースのズッキーニのラザニア。
ぐつぐつのパスタの下は旬の極薄のズッキーニ、香りのよい旬のバジル、こんなバランスいい爽やかで季節感のあるラザニア食べたことない!パリパリの端っこが香ばしい!
合わせるフォカッチャは塩気が強め。これだけで飲める、飲めるよ。
実は何十年も前からラザニアは大好物、冷食で流通し始めた大学時代にこれに白ごはんを合わせて食べていた。
炭水化物化×炭水化物×油。そりゃ太るわけだって大笑いした。
そんな私は今、爽やかな大人のラザニアをこんなに堪能してる。
メインは琉香豚のコートレッタ。
琉香豚とはハーブを食べて育った沖縄のブランド豚。
大好物の豚肉。香りの良く甘い脂、極細挽きのさっくりした衣。幸せだ、幸せだ、幸せだ。
私は顔に何か塗りたくるのが嫌いなので美容液は使わない代わりに豚の脂を積極的に食べることで良しとしている。これはもう最高級の美容液にも勝る。
付け合わせのルッコラは、がっちりした夏味。味付けのメインのバルサミコがすごく良い。
ドルチェにヘーゼルナッツのジェラート。
こっくした香りの良さ、キャラメル味とピスタチオ味の中庸な感じを出してくれるのがヘーゼルナッツ味。
濃いめのイタリアンローストのコーヒーと一緒に。
うえー、久々の姫気分。いやいやいやいや、そもそも姫は「うえー」とか言わない。
ワンオペのシェフ、きちんと丁寧なお仕事。お皿は料理に合わせてちゃんと冷たかったり温かかったり、ぬかりなく。
地元にこんな良い場所があったなんて知らなかった。
「お店の名前はLA FIORITA・・・花子さんだね」
家に帰るとたまたま付けたテレビドラマの中で学生時代に歌ったオペラ「ボッカチオ」の「恋はやさし野辺の花よ」が流れていた・・・懐かしすぎて思わず口ずさんだ。
伊豆の南端の寒村の山肌に、挽夏にぽつぽつと鬼火のように咲く花を見て母は私にその花の名前を付けてくれた。
蜩の啼き声を背景に崖にがっちりと咲く花。ボッカチオの歌詞のように麗しさ湛え、清らかに咲く花のようになってほしかったのだろう。お母さん、そんな素敵な女性にはなれなくてごめん。
この夏は久しぶりに、両親連れて墓掃除に行かなくちゃあね。