4回
2022/12 訪問
令和4年・最後の晩餐
2022.12訪問。
先日おしまれつつ閉店した。毎月楽しませていただいていたお店です。
掲載したいメニューもたくさんあるのですが、掲載が間に合わず…。
最後にお伺いした時のレビューだけでもあげさせていただきます。
その後はぼちぼち懐かしみながら…追加できればと思っております。
わたしにとってこの場所で大将の料理をいただける最後の日。
いただけるだけいただくぞ!と気合をいれておうかがいしました。
まずはひいか。炭火焼でいただきます。
香ばしさと醤油風味。歯ぎれの良いひいか。
刺し盛りはマスト。
角のたった刺身は秀逸。それぞれの味が楽しめます。
ついでからすみ餅。これは私の大好物の一つ。
ねっとりとした触感とうま味と塩味のあるからすみをコメの甘味を感じる美味い焼餅で包む…
まずいはずないです。
どんどんいきます。
えび芋とたら白子の蟹あんかけ。
えび芋のうまさを最初に教えていただいたのもこのお店でした。
だしがしゅんでいるえび芋のから揚げにすると油のコクが加わります。
これにクリーミーな白子に
甘味とうま味の塊の蟹の身があんかけとなって…
…感涙。
最後は来店と同時にお願いしていた鯛めし。
二人前からなのでひとりでお伺いする時は頼んでいなかったのですが、今日は!
ごはん1杯分だけその場でいただきます。
…滋味。
後はおにぎりにしてもらい持ち帰りました。
前身の「しんのすけ」さんから長い間お世話になりました!
新天地でもよろしくお願いします!!
2023/01/29 更新
2021/04 訪問
令和3年・美味し料理にはうまい酒が合う。季節を学び、旬を愉しむ。「おいしい」お店
2021.04(2021.01~04更新)
私が月1回、可能であれば必ずお伺いするお店の一つです。
名古屋駅の片隅にひっそりと建つ一軒家。
店舗の大きさはカウンター数席と奥に小さな座敷(10人くらい?)があるこじんまりとしたお店です。
今の基本営業は昼のランチ。
美味しい海鮮丼や天丼がいただけます。…少し値段は張りますが、食べる価値は絶対にあり。…結構人が並びますが。
しかし、私の大本命は夜。月に数日夜営業を行うことがあります。
提灯がほんのりと燈るお店の暖簾をくぐる…さあ、月に一度の贅沢な時間の始まりです。
(月1回、更新できると良いな…)
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2021.01訪問。
さて、新しい年初訪問です!
落ち着いて…といいたいですが、コロナ禍での訪問でした。
まずは日本酒と刺盛をお願いしました。
ぶり、ヤイトカツオなど丁度一口で頬張れるくらいの厚さの刺身が…。
生の山葵をすりおろしたもので頂ける。
山葵のピリリとしつつ、さっと後味を残さず消える独特の辛み。
これが、魚の肉に比べれば大人しめの旨みと味を引き立ててくれる。
うん。日本酒です。これは。
次いでお願いしたのは、大好物のからすみもち。
からすみのねっとりした食感と塩味の強い中にある卵の旨みが、焼いた香ばしさと米の甘味を持つ美味しい餅と合わさると…。
もちのむちゅむちゅ感、からすみのねっとり感。
からすみ、もちの旨み。
食感も味も、混然一体となり…。
たまりません。日本酒を呑むしかありません。
次は海老芋とたら白子の蟹あんかけ。
…もう名前だけで豪勢です。海老芋以外は主役級。
でも、この料理の肝は海老芋。
ちゃんと下味をつけられた海老芋はねっとりした舌触りと含んだダシの相乗効果で美味しくなります。
これにコクの塊白子に、少しでも風味がしっかりつく蟹を使った餡かけ。
それぞれ強い素材が争わず餡につつまり、纏まるのは、大将の腕でしょうか。
これも日本酒ですね。
旨く写真をとり忘れ、いただいてしまったのが、かきバター焼き。
ぷりっぷりっの大振りのカキがバターで焼かれて…。
噛みしめると溢れる海のミルク。コクの塊。海の旨みが堪能できます。
はい、日本酒です。
短時間で失礼させていただきましたが、大満足の時間を過ごさせていただきました。
2021.02訪問。
定番の刺し盛りで日本酒を。本日いただいたお酒は…山形正宗・片野桜・横山五十・三十六人衆。
そして、本日のアテは…。
刺し盛り
ブリのトロが旨し。鰹もさっぱりした味。金目も良い脂がのっている…
大振りの切り身で魚の味がしっかり味わえる。
本わさびと一緒にいただくと、鮮やかな辛みが魚の繊細な味の輪郭をはっきりされてくれる。
からすみもち
もう、今シーズンは最後かも…。
もち米の自然の甘さの旨みともっちりとした塩味のからすみの海の旨み。
これが合わさったからすみもちは…至福。
白魚天と牡蠣天
春の訪れの魚。淡泊で大人しい味ですが、微かな苦みに春を感じます。
牡蠣天はプリプリ。噛みしめると海の美味しさが口に広がります。
刺身で残しておいた山葵はここで使います!
子持ち渡り蟹(半身)
季節もの。一匹食べたいのですが…値段が…。今回は半分でガマン。
旨いが…やっぱり、たっぷり一匹分を頂きたい。
わか牛蒡きんぴら
本日一番の秀逸。柔らかい牛蒡のきんぴら。
シャクシャクした葉の部分のきんぴらが美味しい!
2021.03訪問。
さて、本日いただいたお酒は…。日高見・颯・初桜。
合わせたアテは…。
刺し盛り
全て美味しい。でも一番嬉しかったのはホタテの肝と子。
…こんな新鮮なのが名古屋でいただけるとは…感涙。
蛍烏賊天&季節の山菜天
蛍烏賊は甘味・苦味が一体となった春の味。
一つの命を丁寧にいただいている感じがします。
山菜で私が好きなのが行者大蒜。にんにくの香りがするのですが、一瞬で残らない。
正に芽吹いて気が付けば無くなる山菜のようです。
白ご飯と豚汁。ご飯の上に生しらす。
〆の一つのセット。白ご飯と豚汁。
本日の野心は、これに生しらすをのっけてもらうこと。
つまり…即席生シラス丼。
とろりとした生特有の食感。白いご飯と一緒に掻っ込む。
さっぱりとした生シラス丼と熱々で豚の旨み脂が溶けている豚汁。
…やって正解!
2021.04訪問。
さぁ、本日のお酒は、日本泉・八仙・半蔵。
日本泉のにごりのさっぱりとした味。適度な酸味のバランスの良さに驚きました。
さて、本日のアテは…。
刺し盛り
季節を感じる刺し盛りはこのお店にお伺いしたら定番でいただきます。
ほっき貝のこりこり感。甘さ。
桜鯛、初カツオ、ぶり、いわし、赤むつ、生本まぐろ。
まぐろのとろりとした脂の旨み、鰯の青魚のさっぱり感、桜鯛のもっちりした食感と淡泊な旨み。
初カツオのさっぱりした身。わずかに感じる酸味…というか独特の風味が良い。
小鮎天にとうもろこし天&蓮根天
やっと会えました!大好物小鮎天!!
しっかりとした歯ごたえ。でも身はふっくら淡泊。ワタ近くの苦味もある。
…残念ながら今回はワタが入っていませんでしたので今後に期待!
もちろん、とっておいた刺身の山葵をつけていただきました。
子持ち渡り蟹・塩ゆで(一匹)
値段も手ごろになっていたので、1匹お願いしました。
殻を外してみると…しっかり入った身に…たっぷりの内子!
上の殻の頭の部分の端にもよく見ると詰まっている。
まずは白い身を堪能させていただき、味噌は頭の殻の上に置いておく。
身をほどんといただいたころには…山盛りの内子が空の上に!
これに山葵と、残しておいた爪の身を軽く混ぜて…パクリ。
…最高の酒のあて。ひとり微笑んで日本酒をいただきます。
美味しい料理と旨い酒は人を幸せにしてくれます。
今日もありがとう。
2021/04/18 更新
2020/12 訪問
魚の美味さを学び、質の高い料理に巡る季節を教えられ、時の美酒に「今」を感じ愉しく酔う…~令和編~
私が月1回、可能であれば必ずお伺いするお店の一つです。
名古屋駅の片隅にひっそりと建つ一軒家。
かつて夜営業していた居酒屋…名店「しんのすけ」の新たな営業形態のお店です。
店舗の大きさは変わりませんのでカウンター数席と奥に小さな座敷(10人くらい?)があるこじんまりとしたお店です。
今の基本営業は昼のランチ。
美味しい海鮮丼や天丼がいただけます。…少し値段は張りますが、食べる価値は絶対にあり。…結構人が並びますが。
しかし、私の大本命は夜。月に数日夜営業を行うことがあります。
提灯がほんのりと燈るお店の暖簾をくぐる…さあ、月に一度の贅沢な時間の始まりです。
(月1回、更新できると良いな…)
2020.10から夜の営業は諸事情あって少しお休みされるそうです。
またの再会を心待ちにしております。
※2021.01 2020.12訪問更新しました。
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2019.05訪問
始まりました令和!
これから色々あるでしょうが、こちらのお店には何とか1か月に一度はお伺いしたいものです。
今回は(も?)刺身盛り合わせ。そして、大好物の一つ稚鮎天。
季節の野菜の天ぷらに焼き空豆。
頭からいただける稚鮎は歯をたてれば、衣はサクッと応えてくれます。
そのまま噛みしめていくと頭やワタの苦味と白身の淡泊さを味わえる。味の変化を愉しみながら酒精をくいっと…。
ふぅ…これはまた酒がすすみます。
2019.06訪問。
いつものとおり刺身盛り合わせをお願いし、じっくりお品書きを確認。
目に入ったのが「ソフトシェルクラブと茄子の揚げだし」。
殻ごといただけるソフトシェルクラブは私の大好物の一つ。
しかし、中華やベトナム料理でいただくことはあっても和食ではないかも…
なかなかない機会!もちろんお願いしました!
目の前に現れたのは大きな器。
中には赤身を帯びたソフトシェルと濡れ羽色の艶やかな茄子。その上には大根おろしとダシ汁。
見た目のボリュームは圧巻。
まずはソフトシェルを。油で揚げられたソフトシェルの殻は、一瞬パリッ!とした歯ごたえがあります。
が、すぐに柔らかい食感に。そして中の身は…さっぱりとしていながら十分な蟹風味。
これに揚げ茄子の独特の風味。それらをつなぐ大根おろしとダシ汁。油で揚げたコクも加わります。
一口いただくごとに、一口、酒を口に含む…
宗玄・旦・而今・山形正宗と…どんどん酒がすすみます。
ちょっと調子にのって呑みすぎてしまいました…。
最後は卵かけご飯と赤だしで投了。大満足の一夜でした。
2019.08訪問。
今回は知人と二人でお伺いしました。
刺し盛りは二人前。コースより好きなものを食べたい…
ただし!鯛飯は欲しい!という感じで。
今回は脱皮えび。…前回から脱皮したての生き物をいただいている気が…。
ぎゅっと詰まった旨みをなんの苦も無く殻ごといただけるのは嬉しいです。
(海老位なら、焼いてあれば固くても私は殻ごといただきます)。
二人で「美味しいね」と笑い合い、酒を酌み交わすのもまた良い。
残った鯛飯は翌日温めておにぎりでいただきました。
2019.09訪問。
おお!今回はこのお店でいただく料理の中で一番大好きな「鱧と松茸の小鍋」が!!
死ぬ前に食べられるなら…最後にもう一度食べたい「一品」です。
今年はいただける!と内心喜びに打ち震え、お願いします。
供された炭台に載った土鍋にたっぷり具が。蓋を開けていただくと溢れ出す香りと見事なビジュアル。
ついつい箸が伸びて鱧を一切れ口に運びます。
松茸の芳醇な香りと抑えな茸の旨み、玉ねぎの甘味を吸ってふっくらした鱧。
噛めばじゅんわりと鱧のさっぱりとした脂の旨みとともにそれらがあふれ出す。
水菜と豆腐のシンプルな具も良い。
…滋味。晩秋と初夏の一瞬の交わり…。これを食べると「また来年まで頑張らないと!」と思います。
そうそう、最後の雑炊は忘れちゃダメです。すべての旨みを米が吸い、玉子を纏う…これもまた、旨し。
2019.10訪問。
好物の海老芋!唐揚げでいただきました!!
この海老芋下味をちゃんと煮含めておかないと美味しくない。これは板さんの腕の見せ所。
もっちりとした食感と、煮含められたダシの味。
揚げたおかげで淡泊な芋にコクと表面のサックリした歯ごたえがプラスされている。
海老芋はこちらか栄の設楽でいただくものが美味しいですね。
塩入銀杏などとともに珍しくご飯もの(蟹とイクラ)もいただいてしまいました。
2019.12訪問。
年末最後は友人と共に。
正直、お酒を呑みすぎてしまいました。
しかし、自家製のからすみを餅で包んだ一品は絶品でした!
適度な塩気とコクのあるからすみ。餅も米の甘味と旨みが感じられる逸品。
ついお代わりしてしまいました(苦笑)。
一人だと頼めない鯛飯もいただけました。
あまり人には教えたくないお店ですが、たまにはこんな日もありかな。
2020.01訪問。
新年初めての訪問。
まずは刺し盛り。そして、干し数の子。自家製からすみ焼き餅包みは無くなっていました(涙)。
でも、この干し数の子。干されているので数の子の旨みが濃縮されている。塩味も酒のアテによい感じ。
日本酒がすすんでしまいます。あとは季節の野菜の天ぷら。春を感じる苦味のある味でした。
今年もよろしくお願いします(しかし…この後、3月があんなことになろうとは…)
2020.02訪問。
干し数の子がまだあったので勿論お願いします!
定番の刺し盛りに、蛍烏賊の酢味噌和え。焼き空豆も。
ワタごといただく蛍烏賊は身の甘さとワタの苦味が良い。
皮ごと焼かれた空豆は皮が焦げ焦げになったころ、中の身はふっくら蒸されている。
自らの水分で火が通っているので甘味がたまりません。勿論、薄皮ごと頂きます!
…も・ち・ろ・ん。日本酒も頂きますよ!
2020.03訪問。
今回も定番の刺し盛り。そして、桜鯛のアラ煮にあおやぎとわけぎぬた。
大きく旨みたっぷり歯ごたえも良い青柳と甘い分葱…。
我が家のひな祭りの定番料理ですが、美味しいお店でいただくと充分酒のアテになります。
そして桜鯛のアラ煮には牛蒡と筍が合わせて煮られています。
牛蒡と鯛は合わせて煮ると美味しいのは知っていましたが、筍も旨い!
味付けはこのお店の煮魚にしては濃い目ですが鯛のアラを煮るにはこれ位が良いです。煮汁も残さずいただきます。
日本酒もいただき、大満足。いつもどおり翌月の来店を約束してお別れしたのですが…。
2020.05訪問。
…コロナのおかげで営業自粛が暫く続き、4月はいけませんでした…。
でも!復活!!良かった~~~~~。
いただいたのは定番の刺し盛り、天ぷら盛り合わせ、里芋唐揚げ。
おとなしめ、滋味を感じる料理をチョイス。
仕事的にも飲み屋めぐり的にも、そして、好きなお店の再開してくれるか心炒める…
苦しい1か月超でした…。
待ちに待った一品。
噛みしめて頂きますます。刺身の旨みの違い。天ぷらの食感。
里芋の下味の妙。淡泊な味が揚げられたことによりコクが加わり見事な味に…。
どれも美味しい。良かった…このお店に来ることができるとは…。
ちょっと目頭が熱くなります。
ごまかすために酒を煽り。料理へ。
6月は他の常連さんがお店になるそうなのでお休みしますが、また7月お伺いしますね!!
再開してくれてありがとうございます!!
2020.07訪問。
2か月ぶりの訪問です!
定番の刺し盛り。淡泊・繊細・コクそれぞれの味を楽しむ。
冷やし焼き茄子オクラでさっぱり。
コーンの天ぷらと合わせるのは大好物の小鮎天。勿論小鮎天は頭から全ていただきます。
コーンの甘味と小鮎天の淡泊な白身の旨さと頭とワタ周辺の苦味が良い。
米茄子田楽はとろりとした茄子の身と味噌の相性がたまりません。
みみいかの煮物。
ミッキーのようなみみいかの姿の可愛さに笑い、口にしてその旨さに微笑む。
味見にいただいたのは鱧をさっと湯に通したもの。冷やしていないので身がふわふわ。
こちらの方が好きかも。
酒がすすんで困ってしまいます。
2020.08訪問。
最初にお願いするのは勿論刺し盛り。この魚の美味さに惚れて通い続けていますから。
次は車海老の天ぷら。
…身はぷりぷり。何よりもうれしいのが頭(味噌入り)がついていたこと。
とろりとした味噌をぷりぷりの白身につけて頂くと…し・ふ・く。
次は先月味見させていただいた鱧。
温かくふっくらした鱧は舌の上でとろけます。
そういえば…あまりいただいてなかったポテサラを注文。
玉子がしっかり入っている豪華版。
だし巻き玉子もしっかりだしを含んで焼かれたもの。卵と砂糖の甘味とダシのおいしさ。
しっとりとした玉子焼きがたまりません。
季節ものの茹で落花生。柔らかい落花生はあるとつい食べたくなってしまいます。
また、酒がすすんでしまいます…。
2020.09訪問。
刺し盛りは勿論。今回は黒豆の枝豆をいただきました。味が濃い!
…さて今日は…。
私の大好物の「鱧と松茸の鍋」がある!もちろんお願いしました。
玉ねぎの甘味と松茸の旨みをすってふっくらふわふわな鱧は最強!
しゃきしゃきの甘味。松茸のさっくりした食感の噛むと溢れる旨味と香り。
しゃくしゃくの水菜。すべての出汁をすって艶やかな豆腐。
…もう、最高、最強。
ある程度具をいただいたら、雑炊へ。別に新ものいくら醤油漬けを追加。
雑炊ができあがるまでいくらをアテに日本酒をちびちび。…もう4杯目かな?
熱々の雑炊が来たら、まずはそのままで頂きます!…旨い出汁をご飯が吸ってたまりません。
でも、ここで終わりません!終わらせません!!
お茶碗に次の雑炊をついで、刺身の残った山葵を投入。自然な辛みが味を引き締めてくれます。
これも食べたら次!今度は先ほどのいくらをちょっと投入!
イクラの塩味とぷちっと噛みしめたら溢れる旨味が…。涙
最後は山葵&イクラのダブルで!
…もし、自分が明日死ぬといわれたら…これをいただいて逝きたいです。
大満足の至福の時間でした。
実は10月からちょっと夜営業を中止するこちらのお店。
復活の日を心待ちにしています…。
ちょっと昼行ってみようかな…。
2020.12訪問。
夜営業復活!でお伺いしました!
日本酒をいただきつつ、お願いしたのは…。
・刺し盛り
圧巻!鯛に鮪に鰆…、大きめに切られているのでしっかり味が楽しめます。生の山葵との相性も最適!
・かき天
牡蠣のフライでなく、天ぷら。
柔らかい身を包む柔らかい衣。適度に火の通った身はぷりぷり、噛めば旨みの汁が溢れます。
・からすみもち
今しか食べられない大好物!自家製のからすみのもっちり感も良いのですが、何よりお餅が美味しい!
良いお米を使った良いお餅なのでしょう。
…お代わりしたかったのですが、きっと他に食べたいお客さんも居るだろう…と我慢しました。
・渡り蟹塩ゆで
…大きいとひとりで食べれないかも…と悩んでいたら、大将が半身でもOKとのこと。
迷うことなくお願いしました。
…殻から身をとりだし、あまり小さくて取り出せない部分はばりばりと殻をかみ砕き、身をいただく…。
身はふんわり、咀嚼するたびに蟹の旨みが染み出してくる。旨いです。
どうか来年は良い年でありますように…。
2021/01/21 更新
2019/03 訪問
(だいたい毎月更新中)お魚革命!日本酒に合うものは、当然ご飯にも合うのです。が…!?
評価の変わらないお店の口コミをそのたびについかするのはちょっと…と思うので、可能な限り一つの口コミで追加していこうと思ってます。
なおこちらのお店、現時点(2018.10)で昼は海鮮丼などの定食系のお店、限定の夜営業(基本月2回くらいの金曜)はちょっと値がはる和食割烹居酒屋となっておりますのでご来店の時にはご注意ください。
ここからは開店当初の投稿。以下、訪問年月を補記しながら追加していきます。
木の扉をスライドして中に入ると木を生かした落ち着いた店内。
入口に四人掛けのテーブル。調理場にそった形で6人ほどのカウンター席に奥に座敷があります。
このお店、何と、朝食・昼食専門店なのです!
朝食時間それ以外でちょっとメニューが変わります。
昼メニューの一例として…煮魚定食1,500円・豚生姜焼き定食1,200円・さんま塩焼き定食1,500円・上刺身定食2,800円・上海鮮丼定食・刺身定食1,800円・海鮮丼1,500円・海鮮丼大1,800円など。
ちょっとお高いように思われますが…このお店の魚に絶対の信頼を置いている私、迷わず上刺身定食をお願いしました。
何故って?…そりゃ…ね。この住所と名前からピン!ときた方、そうです!そうなんです!!「あのお店」がやっと戻ってきてくれましたよ!!
と言う訳で、うきうきと待つことしばし。
ほかほかごはんと一緒にやってきました!きときとの魚たち!!
大皿に大きなエビ一匹を囲むように刺身がどっさりと…貝柱・秋刀魚・マグロ・鯛・白身魚(太刀魚?)・他数種。そして、わさびは本山葵をすりおろして。
これにアラの味噌汁、サラダ、大根と豚肉の煮物がついていました。豪勢極まるとはまさにこのこと。そのうえ、ご飯お代わりできるとか。
わさびを刺身につけてちょっと醤油をつけていただけば、その甘味と旨味がたまりません。しっかりした刺身がそれぞれ二枚ありますので堪能できます。
エビは味噌から腹の卵までしっかりいただきました(卵ぷちぷちで旨かった)。
アラの味噌汁も魚のダシがでて旨し!もちろん、あらについていた身も綺麗にいただきました。
煮物の味付けも絶妙!
あっと言う間にご飯を頂いてしまい、残った刺身はビールと一緒にいただきました(ごはんも良いけどやっぱり酒も…)。
…これがまた、たまらんです。
久々に大将の技の冴えを堪能させていただきました。
また、お伺いします!!
ご注意いただくとすれば…手の込んだ料理のため充分な時間の余裕をもって伺っていただければ…と思います。
難点は夜営業がないことと、日本酒がないことと、定食屋さんなので単品はなくゆっくりお料理を堪能できないこと。
「うまい<めし>で魚を喰う」という今回のお店のコンセプトゆえ仕方ないのですが、最近「これが!?」という日本酒もカップ酒で出ていますので是非おいていただけるとありがたいです。
そして、おそらく私はここで、食事をするときは仕事には戻れないと…(たぶん休みとってお伺いします)。
2015.01
数か月前から難点が解消されております!(曜日限定ですが…)
それどころか、昼から酒を呑みたいという私には最高です!!
2015.08
毎月通っています。
だんだんメニューが夏から秋へと変わっていっています。
2015.11
10月から金曜昼通し営業をやめ、5時からの夜営業となりました!
残念と言えば、残念ですが…。仕込みなどで時間がかかるためとのこと。
それなりのレベルを望むなら、やむを得ませんね。
…明るい内から呑む酒も愉しかったのですが…。
2016.6
鮎の季節がやってきました。
このお店の小鮎天は美味!さっくりと軽い食感。微かなワタの苦味ともにほろりと崩れる身。
刺身も旨い、揚げ物も旨い、酒も旨い!
金曜日、早めに仕事を切り上げてこっそりお伺いする価値は大いにあります!!
2016.09
牡丹海老の造り旨し!ついついおかわりしてしまいました。
刺身の山葵だけでも酒が飲めるのに…困ってしまいます。
2016.10
待ちに待った鱧と松茸の小鍋の季節がやってきました!
松茸の風味と旨いダシがふわふわ鱧に染み込んで…たまりません。玉ねぎの甘味とシャキシャキ感も!残念なのは今回の鍋には豆腐が入っていなかったこと。豆腐旨いのにな…。
そしてもちろん雑炊!ごはんがすべての旨みを吸い込んで膨れています。うまうま。
夏と秋の境目だからこそいただだける美味に日本酒で乾杯!!
2017.01
新年、初訪問。
やはり刺身が旨いです。今回は刺し盛りをお願いしました。寒ブリ・鮪・白えび…などなどピカピカに輝くそれらをいただきつつ酒を傾ける…旨いですね。
2017.03
最近、予約がとりづらくなりました。…やはり金曜日だけ営業ではお客さんがさばききれないのでしょうか…人気店のつらいところです。
そんな隙間をぬっての訪問。
お願いしたのは刺身盛り合わせと小鮎天。
冷酒とともにいただきました。
久々の小鮎天…頭から丸々いただきました。ほろにがいワタの風味。ふっくらした身。カリッとした衣のプリッとした皮。
軽く塩が振ってあるのでそのままでいただけます。
刺身も金目やブリ・白エビ・まぐろなど6種類ほどがすこしずつ…。すりたての生山葵を付けていただくと、感じるうま味がいやが応にも増します。
日本酒にあう料理です。
2017.04
職場が変わり、休みがとりづらくなってしまいました。でも、ここは行く!と言う訳でお伺いしました。
刺し盛り、そして小鮎天。冷酒とともに流す至福。
2017.06
最近刺身は刺し盛りをいただくようになりました。色々な種類が楽しめます。
その中で美味しいものがあれば追加で。
そして、天ぷらは小鮎天。
冷酒でそっといただくそれは夏の訪れを感じるさわやかなものでした…しかし、梅雨はどこに行ったんだ!?
2017.10
私の大好物が!「鱧と松茸の小鍋」!思わず注文していました。
小鍋というには大きな土鍋に入ったそれ。ふっくらした鱧は出汁を十分吸ってふっくらほろほろ。松茸は歯ごたえ良く香りすら美味い。出汁には一緒に煮られた玉ねぎの甘味が溶け出してたまりません。気が付けばもう具がなくなっていました…。
もちろん〆はこの汁を使った雑炊。たまりません…。
2017.12
年の瀬に最後の愉しみを。
刺し盛りに牡蠣のバター炒め。酒二合。
…刺し身は間違いなし、牡蠣のバター炒めは身はぷりぷり。噛めば旨みの汁がじゅわりと…しみじみ美味しい。
先月いただいたえび芋とらた白子の蟹あんかけもたまらなく美味でした。
来年もよろしくお願いいたします。
2018.01
新年初のお伺いです。
刺し盛りに天ぷら、そしてメインの鍋。
酒二合と一緒にいただきました。
豪雪の直後、魚の手に入りずらい時だったはずなのに、大きく切られた刺身の驚くほど新鮮で、旨みが口内に旨みが溢れます。
そして、季節の鍋。コクのある濃厚な白子に似込んでもパサつかない適度な脂を持った鰆。これが旨みダシの中で煮込まれて…。もう至福。もちろん雑炊にしてもらいました。
やっぱりここでいただく料理とお酒はたまりません。
2018.05
今回は定番の刺し盛りに久々のアンキモあぶり、大好物の小鮎店に季節の品としてホタルイカの天ぷら、そして鯵の南蛮漬け。
ホタルイカは身の甘みと苦みの混然とした味わいが秀逸。味の南蛮漬けは程よいつかり具合で骨ごといただけました。
2018.06
だいたい毎月お伺いしております。
今回も、刺し盛り。そして、季節ものの大好物小鮎天、そして珍しい蝦蛄の塩ゆで。
刺し盛りは安定の旨さ。金目の皮ぎしの脂が旨い!鰹も臭みもない旨みの塊!もうどれも美味しく酒が進む!
そしてこのお店は山葵の本わさび!すっていただくのでこれだけて酒のつまみになる!
勿論刺身だけではもったいないので小鮎天にものっけます!
そして、蝦蛄…大きい!パクリと齧ると中心部に卵が!…玉子のコクと淡泊な身がたまりません!
でも、実は私、海老や蝦蛄は殻が大好きなのです!酒をちびちびやりながら、気が付けば蝦蛄の殻はすべて私の胃の中に…。
2018.09
秋が近づいてきました!
毎回の刺し盛りに…。今回は松茸炭焼き!大きな松茸が丸々1個!いや?2本位?国産ではないとのことですが、炭火でじっくり焼いていくと、漂う芳香…。これだけで酒一合いけます!やがて身からふつふつと旨みの汁が溢れてきたあたりで軽く塩を振りパクリとかじります。しゃくっとした歯ごたえと鼻腔を抜ける香り。これは旨い!特に軸の部分が歯ごたえと香りと味が濃い!
もう止まりません。さわら唐揚げ九条ねぎときのこのおろしあんかけは淡泊なさわらが香りと旨みの茸のたれに絡まって…大根おろしのつぶ感も良い塩梅。九条ネギは辛すぎず甘味を増してくれます。
いかわたホイル焼きはいかわただけでなく、げそや身もたっぷり入った逸品!炭の上でふつふつと熱を帯びるワタ醤油の中でげそがプリプリに焼かれていく様子…見ているだけでも酒が進みます。そして食べてみれば…。サクッと身をかみ切ればいかの旨みとわたの旨みとコクと苦味が混然一体となり…。ここに日本酒!
ああ、日本人でよかった…
2018.10
今年も何とか合えました!「鱧と松茸の小鍋」!!!
松茸のしゃきしゃき感が!鼻腔を抜ける香りが…。
ダシを吸ってふんわりした鱧の身。口に含めばほろりと溶ける。淡泊でありながら色々な旨みを含んだ鱧の旨さは他の調理法では出せないもの。
大好物!もちろん〆の雑炊までいただきました!
やっぱりダシが旨いんですよね。
酒がすすんで困ります。
2018.11
今月も訪問できました。
定番の刺盛りに今回は「たら白子と海老芋の蟹あんかけ」をチョイス!たらの白子も海老芋も蟹も大好物なのです!
ぷりふわコクの塊のたらこに、下味がちゃんとついた噛むととろりととろける海老芋(ちゃんとだしで煮込まないと味がしゅまない)、これにたっぷりの蟹の身がほぐされたあんかけが…。至福とはこのこと。お供の日本酒は3種で(外にもアテをおねがいしましたし…でも呑みすぎ?)。
今回はちょっとおなかがすいていたので締めでいくら丼をいただきました。これがまたプチッとした歯ごたえ、じゅわりと咥内にひろがる塩味のある旨み汁、これにふっくら炊かれたご飯の甘味が加わって…。
一気呵成にいただいてしまいました。美味しかった…。
2019.01訪問。
今回の目玉はぶりしゃぶ!
今までのぶりしゃぶの中の最高峰でした!刺身でも行けそうな大きなブリ。見事に脂がのってサシが入った見事なもの。
これをだしでしゃぶしゃぶするのですが、鍋には先にピーラーでそいだような牛蒡にわけぎ(葱?)に水菜をたっぷり投入します。これらに軽く火が通ったら、ぶりをしゃぶしゃぶして野菜を包みポン酢につけていただきます。
火が通ってもふわっとした身、しゃきしゃきの水菜、土の素朴な風味と食感の牛蒡、和の香草わけぎ。こえらが一体となって口内を満たす至福。
もう一つは「くちこ」。
なまこの卵巣を細縄に三角状に干した珍味!炭火で少し炙っていただきます!少づつ齧って酒に合わせる珍味です。
口に広がる上品な磯の風味。凝縮された海のミネラルたっぷりの塩味。
ここに日本酒が入ると…たまりません。
今年もよろしくお願いします!
2019.03平成最後の訪問。
くちこを齧りながら日本酒をくぴり。
海の風味と塩味を凝縮した味をすっきりとした日本酒で流します。
貝とわけげの味噌あえ。さっぱりとした酢味噌に大きな貝。
ぷっくりと膨れた貝は旨みたっぷり。
天ぷらの盛り合わせは小鮎天に春の山菜。
骨ごといただける小鮎天。骨の歯ごたえとふっくらとした白身。刺し盛りの生山葵をちょいとつけるとまた良い塩梅。
苦味の効いた蕗の薹はじめ早い春を感じる山菜たち。
これらが酒に合わないはずがありません。
そして、定番の刺し盛り。
早春を愉しみ杯をあける。
…今度来るときは令和となっているね。
2019/05/26 更新
夜は美味い酒と旨い肴を静かに愉しむ
2018/12/09 更新