この口コミは、神無月サスケさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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掲載保留マドラスキッチン三宮（神戸市営）、神戸三宮（阪急）、三ノ宮（ＪＲ）/インド料理、インドカレー、アジア・エスニック
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夜の点数：4.2
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￥4,000～￥4,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.8
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.8
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［ 料理・味4.2
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.8
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.8 ］
本場南インドに忠実な、素材の味を活かしつつ激辛が楽しめるミールス
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左：三宮駅から北に少し歩いた通りの坂を上って行くとこの看板が見えます。右：看板にも「SouthIndian」の文字
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テーブルマットは南インドのミールスを乗せるバナナの葉っぱをイメージしています
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ビリヤニはこれまで休日の昼のみだったようですが、今('14/03)では昼なら毎日出している模様です
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ベジとノンベジのミールスを中心に様々な南インドのコースがあります
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ドーサなど。円錐型のドーサがこのお店の特徴です
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マサラドーサ\950。円錐型のドーサ、じゃがいもペーストに、2種類のココナッツチャツネやサンバルにさらにいろいろ付いてこれだけで満腹になれそうです
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キングフィッシャービール（右）とコブラビール（左）。いずれもコクがあって飲みやすく、辛い料理に大変合います
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ノンベジミールス\2500。ラッサム、3種類のカレー、ヨーグルト、ライスプリン。チャパティとパパト付きます。メニューと構成違いますが、かなり本格派
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ノンベジミールスについてきたドーナツ風の揚げ物（左上）。チキンカレーとマトンカレーに入ったお肉の存在感は凄く、スパイシーで大変辛いです
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2014/03/09 更新
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神戸の三宮駅から北に歩いて大通りに出て、坂道の途中にあります。
三宮駅からは徒歩10分かそこらでしょうか。
こちらのお店は、インド料理の中でも、南インド料理を出すお店ということで、僕の周囲のカレー好きに話題になっていました。
僕も今回、訪問してみたのですが、南インド料理の特徴が凄く出ていて、そのこだわりに驚きましたね。
南インド料理といえば、北インド料理に比べて、味付けがさっぱりしていて野菜などの素材の味を活かしていることと、
ココナッツやタマリンドなど南国風の素材を使うこと、スパイスもカレーリーフなど、ちょっと北インドとは方向性が違うことなどがありますが、
もう一つ、「スパイスをかなり利かせていて辛い」というのがあります。
他の南インド料理屋も何軒か回りましたが、辛さについては、それなりに控えめにしているところが少なくない中、
ここは大変スパイスを利かせていて辛く、多分これが、現地の辛さなんだろうな、と思いましたが、
本当に感激しましたね。
もしかしたら、僕が最初にご主人と話をして、南インド料理に対する僕の憧れを話したから、
「こいつは分かっている、現地味で出そう」と思ってくれたのかもしれませんが、いずれにせよ、凄い辛さがインパクトでした。
今回頼んだのは、ドーサとミールスでした。
どちらか一つでもおなか一杯になる分量だと言いますが、せっかく遠出して来たのだから、両方味わうことにしました。
なお、この他に、このお店の目玉メニューには「ハイデラバード・マトンビリヤニ」というビリヤニがあり、
以前は曜日限定だったものを、好評につき、ランチで毎日提供することになったそうです。
次に訪問するなら、絶対にこれは食べたいですね。
このお店のビリヤニのファンの皆様、これからはランチで毎日出せるそうなので、是非。
・マサラドーサ\950
ドーサというと、おせんべいのように表面がかりかりしたクレープ状の大きな生地を巻いたもの、というイメージがありますが、
こちらのドーサは円錐型に飾られています。
まずこちらがインパクトありますね。食感は大変よく、さくさくの中に程よいしなしなが混ざっており、
他の具をいれなくても楽しめます。
具であるポテトのマッシュにスパイスを入れたものが付いてくるほか、
漬けて食べるためのココナッツチャツネと、サンバル、そしてヨーグルトに2種類の唐辛子ベースのチャツネもついてきます。
普通、ココナッツチャツネとサンバルくらいしか付いてこないことが多いんですが、凄くいろいろついてきて、
これを食べるだけでおなかが一杯になります。
これらの味付けも良く、ココナッツチャツネはココナッツの味がしっかりするし、サンバルは程よくスパイシーで豆の食感もいいです。
辛いチャツネは本当に辛く、塩辛さもあり、アクセントになります。
本場風の食べ方をするなら、混ぜるのがいいらしいですね。いろいろと混ぜてみて、味の変化を楽しんでみるのもいいと思います。
・ノンベジミールス\2500
ベジタリアンの多い南インドらしく、ベジミールスもあるのですが、ノンベジの方が色々味わえておすすめ、とのことでしたので
ノンベジの方を選択しました。
最初に気づいたのが、メニューにあったのと構成が違うことです。
例えばサンバルがついておらず、別のカレーになっている、などですが、もしかすると、僕がドーサを頼んだので
バランスを考えて別のにしてくれたのかもしれません、だとしたら凄く配慮が行き届いていると思います。
ラッサムに、ベジカレー、マトンカレー、チキンカレー、ヨーグルトに、ライスプディングが付いています。
さらにライスとチャパティ、そしてパパドもついており、ヴァーダでしょうか、ドーナツ状に揚げられたものもついています。
（更新時注：Fisher.Lion様からの情報によると、ワダというそうです！情報感謝！）
凄いボリュームであり、普通の食欲の人なら、これ単品で全部食べるのがやっとかもしれません。
まずラッサムをすくってみると、まさにトマトスープです。タマリンドの酸味があり、コリアンダーの味がします。
ほんのりスパイシーで大変飲みやすい。サンバルと並んで、南インドのほっとする料理ですね。
しかし、チキンとマトンのカレーは、かなり強烈でした。何が強烈かって、その辛さ。
南インドはスパイスをきかせていると聞いていましたが、まさかここまでなのか、と。唐辛子などの、口の中が焼ける辛さです。
それでも、カレーリーフやマスタードシードなど、南インド特有のスパイスが入っており、
これらの味わいが、北インドと違った辛さを演出しており、大変食べやすく、
また、お肉の存在感がものすごい。マトンは骨付きでごろりと入っており、骨の周辺のお肉をしゃぶるのが大変美味しいのです。
凄くお肉にこだわっており、グレービーにもこの味がしっかり出ていて、濃厚です。
塩味も利いています、暑い地方の料理に特有の塩辛さです。
本当にお肉の旨み、そして辛さ、スパイスなどの味わい、非常に洗練されています。
うまい、でも……ちょっと辛すぎて、舌が麻痺しかけていたため、旨みの理解は僕にはまだまだ限定的だったかもしれません。
ベジカレーは、なすやにんじんにかぼちゃなど、日本でも馴染みの深い、でも北インドとはちょっと違った野菜が入っています。
こちらはココナッツも使っているでしょうか、マイルドで、辛さ控えめですが、しっかりとスパイスの香ばしさはあり、おいしくいただけます。
そしてこれらのカレー、塩辛さも丁度いいため、ライスに大変合います。
チャパティも付いていますが、南インドのカレーは、ナンとかよりも、ご飯に一番合うなあ、と食べていて改めて実感しました。
辛いけれど、ご飯と一緒だと、大変おいしいんです。
後はヨーグルト、そしてお米をココナッツなどの甘いもので煮たライスプリンも付いてきます。
ヨーグルトはプレーンのため、おそらくカレーと混ぜて食べるのがいいんでしょうが、まだまだ混ぜることに抵抗がすてられない僕、
食べる前に混ぜることで、ステップアップできるのでしょう、皆さんも、ぜひ、現地味に近づくには、混ぜることへの抵抗を
すてつつ、慣れて行ってください、僕も頑張ります。
ごちそうさまでした。
食べ終わるまでに、ビールを2本頼んでしまいました。やはり、辛いものにインドのビールは合うな、と
改めて痛感した次第です。
インドの現地のカレーは、日本人向けにアレンジされているものよりかなり辛いそうで、
南インドはその中でも辛いほうだと伺っていますが、恐らく現地では、このお店のミールスくらいの辛さのカレーが
日常的に出ているんでしょうね。凄くインパクトがありました。