2回
2016/12 訪問
今回はこちらでは初めてのコロッケそば。最近まで全国的にあると思ってました。
2016年12月訪問
飯田橋駅東口から目白通りを200mくらい北上した左側にある立ち食い蕎麦屋さんです。注文してから生麺を茹でる蕎麦が旨い上に、基本のもりとかけは240円。この一年で一番回数通った蕎麦屋さんです。
このところ来る度に新しいトッピングが見つかったのでそれを食べていましたが、今回は特になし。せっかくなのでこちらではまだ食べたことが無いコロッケそば(温)350円を注文しました。こちらのは牛肉コロッケだとか。
いつものように立ち食い蕎麦にしてはやや時間が経ってから蕎麦を受け取りました。蕎麦はいつも通り旨い。そしてコロッケ。牛肉コロッケというほどの牛肉感はありませんが、ノープロブレム。コロッケがほとびてつゆが染み込んだマッシュがコロッケ蕎麦の醍醐味。やっぱり秀逸なメニューだと思います。
実はこのコロッケ蕎麦が東京近郊にしか無いらしいことを知ったのはごく最近。九州出身と北海道在住のマイレビュアーさんからそれぞれ九州、北海道には無いと指摘されたのがきっかけで調べてみるとどうもそういうことらしい。一説に小田急系の箱根そばによって東京に広がったんだとか。
ケンミンショーで、ある地方だけのローカルな食べ物であることをその地方の人が知ってビックリというシーンが良くあるけれど、人のことを笑ってられないなあ。自分も今や立派な東京ケンミンですね。
2016年9月訪問
『牛蒡のきんぴら天そば始めました』に釣られてみました
店頭に貼り出されたPOP広告で自分が一番弱いフレーズは何と言っても『○○限定』。その次は『△△始めました。』かもしれません。この日の朝飯田橋駅東口から目白通りを北に200mくらいのこちらのお店を通りかかると見えたのが『牛蒡きんぴら天そば始めました』の文字。前回は『春菊天そば始めました』に釣られて入って正解だったので二匹目のドジョウ狙いでもう一回釣られてみることにしました。
券売機を見ると温かい蕎麦では牛蒡きんぴら天そばはあったものの冷たい蕎麦にはセットが無かったので「もり」と牛蒡きんぴら天をそれぞれ単品で購入。合計350円でした。
例によって注文を受けてから生蕎麦を一人前ずつ茹で始める超良心的なオペレーションです。今回初めて麺箱を横から見ることができましたが、そこにはサンコウ食品工業の文字。北区浮間にある創業50年になる製麺業者のようです。
茹で始めから三分くらいで揚げ置きの牛蒡きんぴら天の載った蕎麦を受け取りました。茹でたての麺はいつも通りしゃっきりと旨い。天ぷらはささがきの牛蒡とニンジンのかき揚げの体。かなり固めの揚げ上がりなのともともと牛蒡は固めなのでこれは温かいつゆに浸して食べた方が良かったかもしれません。冷にセットが無かったのはそのせいかな。
次は何を始めてくれるんだろうか。その時は素直にセットになっている方を選びたいと思います。
2016年1月訪問
冷も温も蕎麦のクォリティはいい。課題の天ぷらも改善
新春立ち食い蕎麦始めはマイベスト立ち食いそば2015コスパ部門堂々一位のこちらのお店。注文を受けてから生麺を茹で始める麺のクォリティで、もり、かけ各240円は驚異的です。でも課題は天ぷら。以前食べたかき揚げが今二つくらいの感じだったので、リトライのチャンスを窺っていたところでした。
それが新年初出勤日の朝、こちらの前を通りかかると『春菊天始めました』の貼り紙。こういうのには全く抵抗力ないし、良い機会なので入ってみることにしました。春菊天そばは360円。例によって注文してから二分弱の茹で、締め、温め、つゆはり、鰹節粉投入のプロセスを経て最後に春菊天載せて出来上がりです。
蕎麦はいつもの旨さ。つゆも鰹節粉が効いていていい。そして問題の天ぷら。揚げたてでは無いですが、衣少な目でサクッとしています。箸で簡単に崩せる感じ。春菊の若干苦味がある爽やかな風味が朝に有り難い。これなら十分業界水準はクリアしていますね。蕎麦の水準はもともと高いので、これはかなり競争力の高い一杯でした。
こちらには今年一年もずいぶんお世話になりそうです。
2015年11月訪問
飯田橋駅から目白通りを200mくらい行った左側にある立ち食いそば屋さんです。今回は初めて温かい蕎麦を試してみました。伺ったのは朝7時30分すぎで注文したのはたぬき蕎麦290円です。
注文を受けてから一人前の生麺を茹で始め、水で絞めるまでのプロセスは冷たい蕎麦と同じ。それから丼は半分湯につけて器用に回転させて温め、蕎麦はテボに入れて温め。次に丼に湯切りした蕎麦を盛りつゆを張った後に何やら粉を中央に投入しています。たぶん鰹節粉だと思いますが手が込んでいるなあ。最後に天かすとネギを載せて出来上がりです。
食べてみると温だけに冷ほどではありませんが、蕎麦のシャッキリ感や歯応えは残っています。そばつゆは少し甘味を感じますが、出汁が効いてそこそこ美味しい。やはりこれだけの蕎麦が290円なのは有り難いですね。
2015年7月訪問
今回は朝7時40分頃に伺い、もり蕎麦とかき揚げ340円を頂きました。例によって注文すると麺を名前の書いていない通い箱から一人前だけ取り出して茹でるところから始まりました。茹で時間は3分弱。水で締めて水切りをした麺をざるに盛り、傍らにかき揚げを置いて出来上がり。
麺は単体で240円とは思えないクォリティ。やっぱり旨い。でもかき揚げが.....。玉ねぎ主体のかき揚げは揚げたてではなくてかなりしんなり。中心部にはお団子状になった部分が残っています。これは+100円の価値はちょっとないなあ。たまたまハズレを引いてしまったのかもしれないけれど、蕎麦が旨いだけに惜しすぎる。もう一回試してみてダメならここはもり蕎麦専門店と思うことにします。それでも十分利用価値はあるしね。
2015年6月訪問
24時間営業で240円からにしては何なんだこのクォリティは
平日の朝7:30くらいに伺いました。24時間営業で240円からという看板からして質を期待するのは無理そうな感じ。お店に入ると先客はひとりだけ。券売機でもりそば240円を購入して寡黙そうな主に渡します。当然茹で置きの麺をちゃっちゃっとやって出てくると思ったら、これが大違い。ちゃんと一人前の麺をゆでるところから始まりました。天ぷらを作っている途中だったのか主の手は粉まみれ。
待つ間店内をいろいろ観察。麺業者の通い箱が積まれていますが残念ながら名前は見えません。厨房内には自家製のかき揚げが数枚置かれていましたが、玉ねぎ主体のこれが結構旨そうです。
3分くらい待ってお蕎麦を受け取り。そばは結構色黒です。つゆは醤油の香りがかなり優った感じ。食べてみると、麺は歯応えも良くて、蕎麦粉の風味もちゃんとあります。これは完全に期待を大きく上回る味。今回はシンプルにもりでしたが、天ぷら系も含めて再チャレンジ必至です。
それにしてもこの界隈は大手チェーン以外のお店が頑張っていますね。稲浪、豊しま、神楽坂そばにこちら。立ち食いそばをよく利用するおじさんにとっては有り難い街です。
2016/12/23 更新
麺を食べる機会が殆ど無かった海外出張から帰国後二食目の麺は蕎麦。伺ったのは飯田橋駅東口の目白通り沿いにあるいつもの立ち食い蕎麦屋さんです。「基本は安い」がキャッチコピーでもりとかけは240円。
今回は純粋に蕎麦が食べたかったので、券売機でその「もり」を購入しました。おじさんに食券渡すと生麺を茹で始め、最後に氷水で締めて水切りして出来上がりです。
この日は水切りがやや不足している感じもありましたが、やっぱり美味しい。しゃっきりしていて立ち食いにしては蕎麦の風味も悪くない。これで240円は実にリーズナブル。
蕎麦、なかでも「もりそば」とゆうのはシンプルでワビサビを感じる点でまさに日本らしい食べ物だと改めて思いました。
なお、少し前にここで食べたカレー蕎麦は正月休み明けに春日の系列店と同じでつゆの上に薄くルーが張ってあるスタイル。悪くはないけれど、普通にもり系、かけ系の方がこの店は良いようです。