6回
2022/12 訪問
2022年12月月初時点での営業を確認
2022/12/04 更新
2020/02 訪問
2020年2月15日時点、営業中を確認
もう営業されていないのではないかと、まず車で店の前を通過してみると(狭い道だが車は入れる)、暖簾がかかっている。
よーし!大丈夫!と、ぐるっと一周して車を賛育会病院のコインパーキングに入れた。
2時近くと遅かったのもあり、ドアをあけると電気は消えていて無人だが、気配に気づいて女将さんが小上がりから出ていらした。
松の天ぷら定食をお願いした。本来は天丼がおいしいのだが、私にはご飯が多すぎる。
なので、天定にして、かき揚げをご飯にのせ、天丼のたれをかけてもらい小天丼にしている。
先客が居る時はともかく、私のために火を入れていただいた時は、1人前では忍びないのでいつも天丼をおみやにしている。
この日は2人前をお持ち帰りにした。
元々がカリカリ系ではなく、しっとり系天丼なので、おみやにするのに向いている。
庶民派下町天ぷらは、種も油も極めた高級路線の天ぷらとは、違う食べ物といってもいいと思っている。
高級路線の天ぷらと比べて、どうこう言うのは不粋である。
この日もおいしくいただいたが、ご主人は一層腰が曲がられて、本当にしんどそうである。
閉店してほしくないと思う一方で、もうご隠居生活で楽に暮らしてほしいなとも思う、複雑な心境である。
2020/02/16 更新
2019/07 訪問
残された営業タイマーはおそらく相当短い。未訪の方は急いで!
レビュー回数以上に伺っている、わが偏愛する天ぷら屋さん。
ご主人は82歳とのことなのだが、圧迫骨折をされていて、だいぶ足腰がお辛そうである。
比較的背の高い奥様も、以前は手が届いていたはずの棚に手が届かなくなり、
踏み台を使うようになられた。
踏み台の上り下りで転ばないか、ハラハラしてしまう。
揚げ手であるご主人のご様子からすると、さすがにそろそろ営業を続けるのは
辛そうなご様子である。
ご主人の天ぷらが食べられなくなるのは、本当に悲しいが、おそらく残された
営業タイマーはかなり短いと見受けられる。
行きたいなーと思いつつ、未訪の方は是非急ぐことをお勧めする。
古いいい店、行こうと思った時には店はなし。
最近、本当に古い良い店の多くが、急いで行かなければいけない状況になっている。
いつも、「まだ営業されているか」不安に思いつつ、車で前を通過して
店の暖簾を確認してから車を停めている。
この日は、遅めのお昼に行ったら、先客ゼロ。
私のために火を入れていただいて、1人前では申し訳ないので、
いつも、お店で天ぷら定食をいただき、天丼をお持ち帰りにしている。
お持ち帰りの天丼を、入院中の母親に、食べないだろうな(食事時間の後だったので)と
思いつつも「今買ってきた天丼あるけど、食べる?」と聞いたら食べると言う。
天丼を渡し、買い物のために病室を離れて、しばらくして戻るとペロっと完食していた。
おいしかったそうである。
さくさく系ではなく、しっとり系な「下手味 (ゲテミ)を感じさせる」©oggeti209氏
江戸前天ぷらの天丼は、江戸っ子の彼女の口にも合ったのだろう。
2019/07/21 更新
2018/08 訪問
土曜日のお昼はそこそこお客さんが
最近、帰りがずっと遅くてご無沙汰していた。
こないだ今むらで、80越えのご夫婦が、小さくてボロいけど、素敵においしいとんかつ中華を出しておられたので、あぁ、そうそう、天重さんにも行かなくちゃと。
ご主人夫妻の年齢とご様子を考えると、いつ閉店してもおかしくないのだ。
土曜日の午後、仕事から戻った旦那にお昼ご飯を食べさせた後、自分はここへ。
もう2時に近かったのだが、入ると先客3名。
前回、土曜日のお昼に来た時は、座敷にまでお客さんが入っていたし(トリフォニーホールで演奏される音楽家のみなさんがいらしていた)、そこそこ混んでいる。
天丼だとご飯が多すぎるので、天ぷら定食の松に。
天定だと、えび2本、ししとう、茄子、かき揚げ。それにご飯と赤だしとお新香。
ご飯にかき揚げを乗せて、つゆをかけてプチ天丼にしてもらう。
安定のおいしさ。
そして、変わらぬ何ともよい空気。
ちょっと照明が暗いし、調理エリアは白色蛍光灯照明なんだけど、イヤな空気になるどころか、何とも居心地がよいのが不思議である。
やはり店主ご夫妻から出るオーラの力(^^;なんだろうか。
1日でも長く、お元気で続けられることを祈っている。
2018/08/05 更新
2017/07 訪問
わが偏愛する天ぷら屋さん
平日は閉店が早い(7時には終わっちゃう)ので、なかなか伺えないでいた。
しかし、今のうちにできるだけ行っておかなきゃいけないお店なので、土曜の昼に。
天丼だとご飯が多いので、天ぷら定食(松)にして、天丼用のたれを少しもらって
最後にかき揚げで少量だけ天丼にしていただいた。
(本来は天丼のほうがおススメなのだが、私にはご飯が多い)
天種の鮮度とかね、もうそんなもんはどうでもいいのよ、と思える不思議。
ふわっとしているんだけど、油のキレがよく軽い揚げ技。
築地 すし一番 西浅草店の大谷さんマジック的な。
ネタは全然なのに、なぜかうまいという。
そして、実直なご主人とおだやかな女将さんのお人柄、店の昭和の空気がすばらし過ぎる。
ご主人はもう80歳だそうで、だいぶしんどそうである。
いつまで営業されているか。。。
お店を閉じてしまわれたら、泣いてしまうだろうと思うぐらい大好きな店。
今のうちに通っておかなければ。。。
#暖簾がかかっていても、店内の照明が消されていることが多いです。
照明が消えていても、暖簾がかかっている限りは扉を開けてみて下さい。
2017/07/02 更新
2016/11 訪問
昭和の下町の正しい天ぷら屋
はじめて行ってから、もう3年以上経つのかぁ。。。
何度も再訪しているのだが、再レビューをしていなかった。
ご主人はもうかなりのご高齢なので、毎回、店が営業しているかどうか
ドキドキする。
伺ったのは6時40分ごろ。ちょうど閉店しようとしているところで、
「あ、また来ます~。」と去ろうとしたら、「どうぞ、どうぞ。」と
開けて下さった。
ずっと通っていて、もう、このご主人夫妻が大好きすぎて、こちらが閉店する
ことになったら、泣いてしまいそうなぐらいだ。
今日は天ぷら定食の松(千円)にした。
天つゆがやや甘めなので、いっそもっと甘辛い天丼のほうがおススメなのだが、
ご飯を控えたかったので天定に。
お手頃価格の店なので、種のレベルは高級店と比べるべくもない。
でもいいのだ、庶民派天ぷらの白眉なのだ!
京橋勤めのころは、よくお昼に深町で天丼を食べていたが、それよりも私は
こちらの天丼のほうが好きだ。
天丼にレモンがついてくるのだけは謎なのだけど。
要らないと思うんだよなぁ、レモン。ま、絞らなきゃいいだけなんだけども。
閉店時間が早いのでハードルが高いのだが、ご主人がお元気なうちに、
少しでも多く通っておこうと思う。
<2013年7月>
自宅の建物なのでしょう、一軒家の1階がお店。外観からしていい味出てます。
からからと引き戸を開けると、正しい昭和の下町の天ぷら屋の空気。
にこやかなおかみさんと、実直そうなご主人。もうかなりのお歳とお見受けします。
上天丼千円は、エビが2本とかき揚げとししとう、ごま油の香りがぷーんと。
さくっというより、ふわっと少々厚めの衣、かなり醤油っぽい色なれど、
食べてみると決して濃くはない。
高級店の洗練された天丼じゃないけど(お値段も安いのだし)、おかみさんの笑顔もあって
なんというかとってもホッとするお味。
閉店が早いので(夜の営業は7時ごろには閉めてしまうそうで)、
なかなか機会がないのだけど、がんばってまた行こう!
2016/11/12 更新
おかみさんもだいぶ腰が曲がられて、ご主人共々だいぶ、お辛そうな感じである。
揚げる技にも、正直若干の翳りが出ている気はする。
でもそんな事はどうでもいいんだと思える空気は健在である。