1回
2012/12 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
期間限定、オーダー式のデザートバイキング
たらこのしょうゆバターソース
Xmasロールケーキ いちごのババロア添え
フロマージュブラン Xmasスペシャル
サンタのムースグラッセ Xmasツリー
ピスタチオのチーズプディング
和栗のモンブラン
ベリーベリーティラミス
カボチャのプリン
チョコレートのテリーヌ バナナムースがけ
フルーツのクレープ包み
フルーツのクレープ包み(断面)
マンゴーとココナッツのムース
栗のプディング ラム酒風味
ショコラータのオレンジソース
チョコレートムースババロア
2012/12/09 更新
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期間限定で開催されていたオーダー式のデザートバイキングを利用しました。
訪問時のデータ、メニュー写真はこちらの記事に記載しています。
食べ放題日記：「デザートレストラン Paff」 デザートオーダービュッフェ
14:30に予約をして14:15にお店に着きましたが、案内され、ルールの説明があり、その場からスタートしてもらえました。
最初に日替わりパスタ2品のどちらかを選び、それとサラダ、パンを食べ終え、更にデザート盛り合わせのプレートを食べ終えたところからようやく食べ放題がスタートになります。
パスタを口直しとして、食べ放題の部分のために残しておくことはできません。ここまで全ての品がノルマ、ということになります。
この日のパスタは「ベーコンと野菜のトマトソース」と「たらこのしょうゆバターソース」でしたが、後者を選択しました。
サラダは注文後2分、パスタとパンは10分後に提供されました。
パンは温かく、ほんのりした甘味を持っていて、これだけ食べても美味しいと思えるほどでした。
サラダには和風ドレッシングがかかっていました。
パスタは、アルデンテでしっかりした食感が残っていました。
バターの風味が非常に強く、ごろごろ入っているタラコと醤油の味との相性が良かったです。
これを食べ終え、お皿を片付けられた3分後にデザートプレートが運ばれてきました。
★フリードリンク
・コーヒー(HOT/ICE)
・紅茶(HOT/ICE)
・ウーロン茶
・オレンジジュース
・グレープフルーツジュース
★選択可能なメニュー
・Xmasロールケーキ いちごのババロア添え…4分30秒
・フロマージュブラン Xmasスペシャル…3分
・サンタのムースグラッセ Xmasツリー…5分15秒
・チョコレートのテリーヌ バナナムースがけ…4分
・栗のプディング ラム酒風味…6分50秒
・ベリーベリーティラミス…3分
・ピスタチオのチーズプディング…2分
・いちごのミルクリゾット
・フルーツのクレープ包み…8分
・抹茶のババロア
・マンゴーとココナッツのムース…6分20秒
・ショコラータのオレンジソース…6分
・フルーツミルフィーユ
・パンナコッタのいちごスープ…(盛り合わせ内)
・カボチャのプリン…9分30秒
・洋梨のクラフティー…(盛り合わせ内)
・マチェドニア…(盛り合わせ内)
・チョコレートムースババロア…4分
・苺のタルト
・和栗のモンブラン…2分
・フルーツシュークリーム…(盛り合わせ内)
・オレンジのミルクリゾット…(盛り合わせ内)
・リンゴのキャラメリゼ
デザートプレートには、上記食べ放題品のうち5品が小さいサイズで入っていました。
残り1品は「りんごのロースト バニラアイス添え」、とのことでした。
上記リストの「リンゴのキャラメリゼ」とは別の品で、このプレート専用の品だそうです。
これは、小さいリンゴ1/4ほどがそのままローストされたものが容器の中に入っていて、焼きリンゴ風の強めな甘味が付けられていました。
バニラアイスが加わることで更に甘さが増し、とても重たい味になっています。
パンナコッタはミルク風味が強く、ぷるんとした仕上がりでした。
「洋梨のクラフティー」は、卵の風味はそれほど強くなく、中に入っている洋梨そのものの甘味が目立ちました。
「フルーツシュークリーム」の生地はカリカリで苦味が強く、中の甘いカスタード＆生クリームとメリハリが出されています。
「オレンジのミルクリゾット」は、ミルクに甘味が付けられ、クリームのような味がご飯に絡みついています。
オレンジの酸味は感じず、香りと風味が少し漂ってるような感じでした。
「マチェドニア」は、缶詰ではないちゃんとした果物を使用していて、グレープフルーツの苦味が強くでたスープが使われていました。
食べ放題品として注文した品の提供時間は、商品名の後ろに記載しています。
今回、利用者は私の他1組2名だけで、その方たちはほとんど注文していなかったので、私のオーダーはほぼ素通りしてます。
全て普段通常メニューとして出している品とほとんど同じ大きさ、飾り付けですので、見栄えは非常に良いのですが、その分提供に時間がかかってしまっています。
一回に一品しか注文できませんので、食べている時間よりも待っている時間の方が長いくらいでした。
手間を考えると、時間がかかりそうに思えない「カボチャのプリン」が10分近くかかってますが、一度店員さんがフロアに来て、しまった、という表情をしてそのまま厨房に戻っていきましたので、これはどうもオーダーの通し忘れだったような気がします。
また、フロアに店員さんが居ないことが多く、呼ぶのに2分ほどかかることもありました。
逆に、食べ終えたころに丁度伺いに来てくださることもあり、接客面は可もなく不可もなく、という印象でした。
同じようにカフェメニューそのまま食べ放題になる「FOUR SEASONS CAFE」の場合、食べている間に追加注文可能で、積極的にオーダー取りを来てくださいますので、あそこに比べるとテンポがかなり悪かったと感じました。
味に関してですが、「Xmasロールケーキ いちごのババロア添え」は、弾力が強く密度の高いロールケーキに、甘いカスタードクリーム、生クリームが巻かれ、上にソースのようにいちごのババロアが少しだけかけられていました。
ババロアはイチゴミルク風味で、クリームの甘さに負けてしまっていました。
周囲に添えられているバニラソースのバニラの香りが、全体の中で以外と目立っていました。
「フロマージュブラン Xmasスペシャル」のフロマージュ部分は、濃さが非常に強く重たい味ですが、風味のはっきりしたイチゴのソースで爽やかにまとめてました。
「サンタのムースグラッセ Xmasツリー」の中央の三角錐は、バニラアイスでした。
こちらも、酸味の強めなベリーのソースで甘すぎないように味を調えています。
「ピスタチオのチーズプディング」は、ピスタチオの味の濃さに驚かされました。
もっちりした食感で、チーズの風味は添え物、あくまでピスタチオが主役のデザートです。
「和栗のモンブラン」は、土台がタルトで、ラムレーズンが入っていました。
ラムの香りがかなり強めですが、そのまま入っている渋皮栗の味と、マロンクリームの和栗の風味も強いため、ちゃんと栗が主役になっています。
「ベリーベリーティラミス」は、半分凍った状態になっていますが、その状態でもしっかりしたマスカルポーネの甘く濃い味が楽しめました。
冷たさと、添えられてるフローズンラズベリーの酸味のおかげで、濃い味のわりにあっさりと楽しめます。
「カボチャのプリン」は、全体がとろとろな状態で、そのままカボチャを煮詰めたような濃厚な味わいでした。
「チョコレートのテリーヌ バナナムースがけ」は、大きなクルミの入った、甘味の強いブラウニーの上に、酸味の強いフランボワーズソルベとバナナムースがかかっています。
このバナナムースは、本当にそのままバナナをペースト状にしたような味で、かなり面白かったです。
「フルーツのクレープ包み」は、中に2種のクリームと、グレープフルーツ、イチゴ、キウイ、柿などなど様々な果物が入っていました。
クレープ生地はもっちもちで、卵の味もかなり強く、生地の味も果物の味も楽しめる品でした。
「マンゴーとココナッツのムース」は、全体が半分凍った状態で、ムースというよりセミフレッドでした。
半解凍の品にありがちな、氷の粒があったり、一部分だけが冷たかったり、ということが無かったので、恐らくもともとこういうデザートと思われます。
マンゴー、ココナッツ、どちらも甘味が強めでした。
「栗のプディング ラム酒風味」は、ラム酒の香りと味が全体に行きわたっているパンプディングで、サバランにかなり近い印象の味、食感でした。
栗は中央に大粒のものが一つ入っていますが、ラムの味が強すぎるので、あまり味は目立ちませんでした。
「ショコラータのオレンジソース」は、ふわっとした苦味の強いチョコスポンジのような生地に、甘いバニラアイスとオレンジのマーマレードソースがかけられていました。
オレンジの香りと、アイスの甘味で苦味が目立ちすぎないようになっていました。
「チョコレートムースババロア」は、とろっとした仕上がりで、苦味は抑えられたチョコ系にしてはわりとすっきり味なデザートでした。
全体で判断すると、今回食べたものは、バイキング基準ではどれも平均を上回ると感じるものばかりで、高い満足感を得られました。
総合では、味には満足でき、種類数もカフェ系のオーダー式で、ほぼ店売りのものがそのまま出てくるタイプとしては多い方なのですが、ノルマ部分の分量の多さや、長い制限時間でも足りない、と感じてしまうくらいの提供時間の遅さ、このエリアとしては高額な値段設定であることなどを判断材料に入れると、あと一歩で平均に届かず、という印象でした。