フェリーさんのマイ★ベストレストラン 2008

フェリーのお気楽、極楽レストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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本年の一月末から書き込み開始致しました。このサイトのレビューを参考にして訪問したお店、思い出のお店の再訪、埋もれていたお店の発掘など、10ヵ月のお店訪問の中でのベスト10を決めさせていただきました。(本年中に行けていないお店でベスト10に入るお店もあるのですが、本年訪問のお店のみとのことでしたので。)
事情がありまして、殆どお昼のレビューが多いのですが、参考になればと思います。

特に思い出深いお店について、ピックアップしてみました。

ベスト5につき、振り返ってみたいと思います。

1.さとみ
妻の誕生日のお店探しで見つけたお店です。何よりも凄い!と思ったのは、あまり儲けるつもりがないという点でした。こんなお店初めてでした。黒毛和牛の肉を、目の前の鉄板で焼いて頂け、鱧の焼き物や、天使の海老などの魚介も付いて、一人5000円というお値段。なおかつ6人しか入れないお店は、私たち二人のために貸切として頂き、行けばわかるサービスなど(書いていないサービスもありました。)、祇園切り通しという立地条件的にも、どれも驚きのお店でした。

2.登喜和
こちらは子供の頃食べた素晴らしく美味しかったすき焼きの思い出に惹かれて、数十年ぶりに訪問したお店でした。当時の思い出どおり、サーロインのステーキ定食は、2940円という値段の割に肉の味が素晴らしく、また廉価なハンバーグ定食なども、とても780円で食べられる肉ではないような旨さでした。

3.にんじん
京都の洋食屋さんの中では一番好きなお店です。価格も手頃で、これぞ洋食屋の洋食!という味を楽しめるお店です。

4.室町 砂場 赤坂店
久々の東京出張時に伺いましたが、その値段の安さと関東のつゆの旨さを存分に味わわせて頂きました。

5.レシピ
三宮のフレンチで、名だたるレビュアーのみなさんのレビューを参考に訪問しました。マダムは気さくな方で色々お気遣い頂き、料理もランチユースではありましたが、満足のいく味と構成でした。

ベスト6以下については、レビューで殆ど書いているので割愛させて頂きます。

京都は日本料理、割烹のイメージが強いですが、しっかり洋食文化も根付いているので、その辺にスポットを当てたい気持ちがありました。
案外、イタリアンやパスタのお店が多く、フレンチも私の好きな肩の凝らないカジュアルフレンチ(ビストロ)のお店などもあり、もちろん洋食屋もしっかり美味しいお店が多数ありました。

神戸はやはりフレンチのイメージが強かったです。

名古屋は、やはりうなぎでした。特に名古屋はうなぎの行きたいお店がまだまだあります。(福井県の「淡水」の鰻も感動しましたが・・)

大阪は、お得なCPの高いお店が多いように思います。

以上、簡単ではありますが、今年を振り返ってのお店訪問の感想です




マイ★ベストレストラン

1位

Japanese Teppan Dining さとみ (祇園四条、三条京阪、三条 / ステーキ、鉄板焼き、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2008/08訪問 2008/08/02

また見つけてしまった・・載せるかどうか迷いました・・。

本日は少し早い奥さんの誕生日のお祝いで晩御飯をお外でと・・・。昨晩奥さんに何が食べたい?と尋ねると、目の前で焼いてくれる鉄板焼きのステーキが食べたいとのこと。でも、私がお金を出すのに、私の懐を心配してか、高い店はNGと言う。でもおいしいお肉は食べたいと・・・。難しいオーダーですな。またまた、お得そうな店を探さなければならず、かちゃかちゃと・・。
祇園の真っただ中、切り通しというロケーション、二人で10000円のステーキの付いたコースの店を発見。即座に予約の電話を入れました。イケますとのご返事。これでほっとひと安心。でも鉄板焼きステーキとしては破格の安さ。大丈夫かなと思い本日を迎えました。

お店は鯖寿司で有名な「いづう」さんの並び、北に少し上がったビルの一階奥の方にありました。入るのに躊躇しました。真黒な入口で、何屋さんなのか知っていないと絶対入れないお店。入り方も分からず、奥さんに「おろ?どうやって入るんやろ?」「押すんちゃう?」押してみると開かない。よーくみると左に引き戸の取っ手が・・。「これ引くんやな。」と入りました。奥さん、入る前からビビってます。場所が場所だけに、お高い、やばい店なのではと不安顔でした。

店は6席しかありません。それも、今日は私たち二人だけの席を作ってあります。聞くと他のお客さんは入れませんとのこと。「ややや、こりゃ、なんぼ取られるんやろ?」鉄板と私たちとシェフお一人という状況。完璧に貸切状態。お店は、雰囲気バリバリの祇園仕様です。心の中で、「庶民は来てはいけないところなのねー。」と思い始めていました。

オーダーは、前日にお二人コース(カップルコース)二人で10500円で頼んであったので、食べ物のメニューは出てこず、ドリンクのメニューのみ出てきました。生ビール735円と奥さんは全くの下戸なので、ウーロン茶420円で注文。

まずは、生ビールとウーロン茶でお誕生日の乾杯!。(生ビールはモルツでした。)

料理開始。

前菜 鶏ときゅうりのピリ辛和えです。中華風で、ゴマ油の香りと程よいピリ辛。ビールのあてにはGOODですな。ウマイ。

ここから焼き開始です・・・・。見ていると食材が・・・・。大ぶりな鱧があります。長いおいしそーなアスパラとしいたけ。「おおお、こんなん付くって書いてあったっけ?。高いんちゃうん?。」もしかして、一人10000円なのでは?・・・・。
と疑問に思いながら、色々シェフとお話を開始。

シェフは30代前半に見える清原と小泉孝太郎を足して2で割ったような感じのイケメンシェフです。この店は2年前にできたとのこと。オーナーは、繁盛している飲み屋さんを経営している方とのこと。そのオーナーの隠れ家として、作られたお店のようです。たまにオーナーが来られて食べていかれるそうです。当然そのお店の同伴のお客さんも多いとのことです。しかし席数が6席のみと・・・。完璧にオーナーのプライベート使用のお店のようです。こちらで使用されるお肉は全て黒毛和牛とのことです。シェフは何カ月か前に来られたとのこと。お一人で店をやられています。食材の仕入れから、メニューまですべて任されているそうです。そして、びっくりなのは、この後の内容見て頂くと分かりますが、二人でやはり10000円とのこと。完全予約制なのは、その日のお客さんの分のみを市場に仕入れに行かれ、鮮魚については、その日の良いものを選んでくるとのこと。当然、これでは採算合わないと思うのですが、オーナーはそれでも良いとのこと。これは凄い店です。儲からなくてもやっている店なのです。初めてですこんな店。採算度返しのご奉仕価格です。えらい店を見つけてしまいました。載せずに何回も使おうかとも考えたのですが、やはり載せなくてはと、載せてしまった次第です。
ぐるなびに載っていますが、メニューは全く違うもので、おまかせでその日のおいしいものをできるだけ出すようにしているとのこと。8500円のコースはお肉が大きくなり、魚介がもっと良い内容になるとのこと。シェフは某有名ホテルで焼いていた方なので、お肉の仕入れもそこと同じ肉を使っているとのこと。今日食べたフィレ肉はそのホテルでは単品で100グラムで9000円は取っていたものとのことでした。こりゃ、採算度返しですなあー。どう考えてもそうとしか言えません。

お料理に戻って・・・・、
焼きあがった鱧にオリーブオイルとパセリの爽やかなソースがかかっています。皮目はパリっと、身はほわっとめちゃウマ!!。アスパラもショキショキ、しいたけもGOOD!。

箸休めとして、サラダが出てきました。これはゴマドレッシングで普通に旨い!!。

つぎに出てきた食材は大きめの海老です。天使の海老と言われるものだそうで、ニューカレドニア産なのでそう呼ばれているとか・・。

これも、素晴らしい技術で焼かれます。殻も上手にナイフとフォークで取られ、頭はつぶして、海老せんべいのような状態に・・。
これも、全くうまいですな。ぷりんとした食感。この頭せんべいがまあうまいこと・・・。香ばしさと海老みその香りと程よい塩と胡椒、少しの白ワインで、あーーー旨い!!。

さて、お目当ての黒毛和牛のステーキです。ひとり80gです。普通サーロインなのですが、誕生日と言う事をお聞きしていたのでということで、1ランク上のフィレ肉にしましたとのこと。うれしすぎます。この年になるとフィレの方がいいのですな。このお肉は、ピンク塩、にんにくみそ、ポン酢でお好みで食べます。このにんにくみそが、まためちゃウマ!程よい甘みもあり、いいお味噌です。(信州から取り寄せているとのこと)お肉は・・・・、柔らかく、ほんのり甘味もあり、うまーーーーー!!。黒毛和牛なのね。おいしいのね。幸せなのねという感じです。
こうなるとつけあわせのエリンギや玉ねぎ、醤油で炒めたこんにゃくまですべて旨く感じます。これは採算度返し、本当ですな。

ご飯も一人+500円でのガーリックライスにしてもらうと・・、またまた出てきました黒毛和牛のステーキ肉を刻んであるもので、おおよそ40gはありそう。これは絶対ガーリックライスにすべきです。当然うまいこのお肉と、香りの良いたーっぷりのにんにく、高菜とねぎ投入され、塩と胡椒のシンプルな味がこの肉とにんにくの香りでめちゃウマに・・・・。最高です。これはうますぎます。

濃い目のコーヒーとデザートはわざわざ照明を暗くされ、BGMも誕生日おめでとう♪に変えて、ろうそくを立てて、出てきました。チョコレートケーキとライチのシャーベットです。ライチのシャーベットも爽やか、ホワンと香るライチの香り。これもうまい。惜しいのはチョコケーキこれは・・・でした。

とこの内容でこの価格。祇園で2対1の貸切状態。私たち二人のためだけに時間と場所を提供されて・・・・。もうMORE THAN THIS!これ以上何を望むと言うのか・・。まごうことなき最高のお店と出会いました。
奥さんは、一生忘れない誕生日のお祝いになったとのこと。よかったー。

最後にシェフが一言。「あんまり良く書かんといて下さい。お客さんが来れば来るほどこのコースだと赤字になりますから・・・。」こんなお店はじめてです。素晴らしい、素晴らしすぎるー。あー教えたくなかったーーー。

追記:
こちらはテイクアウトのステーキサンドもあります。「はふう」さんのが有名ですが、こちらのサンドは、黒毛和牛のステーキサンドです。こちらも予約が必要かと思いますが、お値段は、ぐるなびでは、5000円になっていますが・・・・、直接問い合わせしてもらえばびっくり価格を教えて頂けます。
また、このカップルプランなのですが、男性同士でもOKとのことです。その上、人数が増えても、席数の6人までは、一人5000円でやってもらえるそうです。でも、この内容だと、お客さんが来れば来るほどホントに赤字幅が広がるのでは?と心配です。シェフ曰く、黒毛和牛と謳っているので、肉の質は下げられないためこういう価格のまま、やられているとのことでした。凄いです。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

登喜和 (京都市右京区その他 / 牛料理、ステーキ、ハンバーグ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/09訪問 2008/09/20

黒毛和牛牝牛専門店のお肉屋さん併設の食堂でいただく・・・。

もう今となっては遠い昔・・・、私がまだガキンチョの頃、夏休みになると、日本海へ海水浴に毎年行ってました。親類縁者15名くらいで3泊4日で行っていたのです。
その帰り、連れて行ってもらったこちらのお店。

そんな思い出深いお店も、今はログハウス調のお店に様変わり。これも時代の流れなのか・・・。久々、もう何十年ぶりにこちらの変わりようを見に行こうと、お昼に予約を入れ、ひとっ走り行ってきました。
このお店、昔は、お肉屋さんが一階にあり、二階ですきやきなどが食べれたのですが、このお肉がうまかったこと・・・。当時、ガキンチョの私の馬鹿舌でも、はっきりその肉の旨さは分かりました。以降、学生の頃、知り合いの高級フレンチのシェフが毎日こちらのお肉をわざわざ市内から買い求めに行かれていたことも聞いてました。
それ位、京都の古くから住んでいる肉好きには、有名なお店なのです。なのに・・・、私が初投稿ということで、少々ビックリしています。

お店は、周山街道、京北町にあります。今は広いバイパスのような道が出来ていますが、京北町に入るところで左の旧街道に入って行き、そのまま、旧街道を小浜方面に走ると左手にお店が見えてきます。駐車場も店の裏にあります。3,40分で行けると踏んでいましたが、一時間かかりました。

さて、昔の思い出のまま、店を探すと、全くそれらしきものがありません。通り過ぎて、場所をもう一度確認して、やっと着きました。すっきりしたログハウスになっており、一目ではお肉屋さんと認識できないような感じです。

お店左手は、お肉を販売しています。これまた、おいしそうな肉ばかりです。本日のお肉は、信州産と京都産とのことでした。こちらは黒毛和牛専門店です。
右手に食堂があり、奥と二階?に座敷があるようです。この座敷は、予約客のみで、5250円のすきやき、オイル焼き、水だきとかサーロインステーキ3670円~、ヒレステーキ3670円~のメニューのお客さん用とのこと。必ず予約が必要とのこと。こちらのすきやきも爆ウマです。(三嶋亭にも負けないくらいですよ。)

さて、私たちは、食堂を予約してました。メニューを見ると、本日の和牛サーロインステーキが、なんと2940円とのこと。これは安い!と思い、これを1つ注文。また本日のサービス品、ビフカツ定食1100円が本日は950円とのことで、これも注文。それと数量限定のハンバーグ定食780円(安!!)にて注文。

ハンバーグ定食(一日15食限定とか・・)このお肉も和牛とのことです。和牛ですよ!それで780円、これは安いですなあー!。さてとハンバーグを箸で切ると・・・・「おー、柔らか~。」一口パクリと・・・「ふわー、めっちゃ柔らか~い!、うまー!。」そうなんです。普通牛のハンバーグは肉汁が少なく、硬いのが多いのですが、さすが和牛なのか、めちゃ軟らかで、肉の甘味も感じれるハンバーグです。肉汁は少ないですが、口の中でじゅわっとほどける感じです。これは・・・・・、素晴らしい!で、780円って・・・・。ソースは、ケチャップとソースの、家庭的な味ですが、これまた懐かしいおかーさんの味ぽくて良いですなぁー。付け合わせはロースハムも入ったコールスローで、これまたおかーさんの味っぽいです。豚汁(白菜ネギ入り)は白味噌で、これはまあまあ。漬けものはたくわんと塩昆布で、ご飯も結構多い目です。

(ここでふと昔の事をまた思い出しました。下鴨本通りにあったグリル「富永」です。こちらもステーキ肉を客の見えるところで、ミンチのマシンにかけて、ハンバーグを作るのです。このハンバーグの旨かったこと!!。(当時の値段で1600円位でした。)学生時代一ヶ月に一回は通ってました。今はもう、営業されていませんが、店はまだ残っています。この形式でやられている京都の今やトップのハンバーグがありますが、そちらもきっとこういう感じなのではと想像しています。まだ行けてませんが・・・。その店は、ハンバーグの割には値段が高すぎだと思うんですが・・。まだ食べていないので比較はできませんね。)

ビフカツ定食 薄い和牛肉のビフカツでソースで頂きます。これも大きめの薄切り肉をカツにしたもの2枚です。これまた、肉のうまみが感じられる旨いものです!。これで通常でも1100円、今日は950円でした。ですので、他のお客さんの殆どがこれを頼まれてました。

さてメインの黒毛和牛のサーロインステーキです。200gあるそうです。信州産です。出てきた瞬間、みなの口から「おおお、でかーーーー!。」と。これも3人で分け合って食しましたが、一口口に入れると・・・・「ひゅあぁぁーー、ちょっと噛んだだけで、シュッと切れて、その後すぐにじゅわーっといきよったでー。うまーーーーーーー!!!。」そうなんです。口に入れるや、殆ど噛まなくてもじゅわっと溶けていくタイプで、肉の甘味、香りともに抜群です。これは旨い!!旨すぎる!!。お肉屋さんのステーキはこんなにも旨いのか!って思わせてくれる味です。これで、ごはんとサラダ、漬物がついて、2940円です。これも超超超お得な感じです。マジやばい位旨いって奴ですね。(笑)
「この上の4200円の特上和牛なんてどうなんにゃろ?口に入れた瞬間溶けていくようなんちゃうやろか?ヒレもシビレル旨さやろなー。」なんて言いながら、あっという間に完食となりました。

この店、ノスタルジーのかけらも残っていなかったですが、子供の頃の旨い肉だったイメージはそのままでした。いや、むしろ、今の方がより旨く感じたのかもしれません。こちらは、素晴らしい!全く素晴らしい!!。これが市内にあれば、間違いなく毎週通うのですが・・・・。いかんせん市内から約一時間かかります。でもこの一時間は惜しくないと思います。こちらのお肉ですき焼きしてもかなりうまいでしょう。食堂の方は、お弁当にもしてくれます。これは・・・・・・、知る人ぞ知るめちゃくちゃ肉の旨い店なのです。

お店の女性店主にお話を聞きましたが、やはり土日は予約してきた方が良いようです。既に昔から知っている肉好きで、お昼はほぼ満席のようです。今日はたまたま1時過ぎだったので、満席では無かったですが、個体番号もはっきり明示された、黒毛和牛のおいしい肉料理を味わうには、やはり要予約ですね。久々脳天直撃系の旨さでした。お値段もお手頃!。こりゃ、素晴らしいですわ!。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 店外メニュー 本日分

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3位

グリルにんじん (一乗寺、茶山・京都芸術大学、修学院 / 洋食、ハンバーグ、カレー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/07訪問 2011/07/25

(1000件突破記念)(再訪)やっぱりこちら、大好きな洋食屋さんです。・・・最上級良質洋食屋。

(11.7月)

久しぶりに行ってきました。お昼にハワイの番組を見ていて、おいしそうなお肉を食べてるのを見て、俄然洋食モードに・・・。
この日は祇園祭の宵山の日・・・、みなさん四条に繰り出すだろうなと思い、空いているのではと・・・。店に着くとやはり、駐車場も2台分空いており、ラッキーと飛び込みました。

店に入ると、カウンター席に結構カップルのお客さんが居られ、テーブル席もひとつ埋まってました。カウンターでお願いしますと言われカウンターにていただきました。

店内は落ち着いた隠れ家的な洋食屋さんですので、この雰囲気好きなんですな。メニューはチト変わったようですが、黒板のその日のスペシャリテは以前同様です。

奥さんはステーキ定食1250円、私はもち豚のステーキ1200円とライス200円、それに前菜として、よこわかつおのサラダ650円でお願いしました。

まずよこわかつおのサラダが出てきました。おお、見た目も美しい、ゴロゴロとよこわかつおのぶつ切りが乗っており、ソースは粒マスタードとマヨネーズの酢がチト強い目って感じで、爽やかな感じでおいしいです。やっぱええなぁ・・・。

前菜が食べ終わり位に、それぞれのお皿が出てきました。タイミング抜群・・。
ステーキ定食は、ごはんと豚汁、大きめのステーキと付け合わせにポテサラとサラダという、これで1250円!?って内容です。ステーキにはたーーっぷりデミグラスソースがかかっています。
少しもらいました・・・。お肉は柔らかく、臭みもないもので厚みは少ないものの、大きさはかなり大きいです。味的には・・・デミグラスがちと苦みと渋みがあるものなので、普通の醤油バターベースの方が良いかも・・・。何故デミグラスソースにしているのかはちと??です。
でもこれに豚汁は普通においしいし、ご飯も付いて1250円はかなりお安い感じです。

もち豚のステーキは、洋食屋さん王道の醤油バター、ワイン入りって感じの味付けで、これまたぶ厚めで大きめのステーキで、これは!やっぱかなりおいしい!!のです。
塩コショウも適度に効いており、日本人の好きな王道の醤油バターの味で、ご飯が進むことこの上ない!って感じです。お肉自身も柔らかすぎず、お肉の味、甘みが感じられる肉厚の豚肉なのですな。
サラダのドレッシングもまったりおいしい感じですし、やっぱこちらのお薦めはポーク系のステーキってことになりそうです。

やっぱ量も多めでおいしい、前菜もハズレなし、ステーキ定食は驚異のCPと、大好きなお店であることを再確認できました。ただ、ステーキ定食は醤油バター味にしていただければ完璧なのですがね・・・。(こちらの弱点はデミグラスソースかもしれませんので・・)

4.3


(08.5.11)
義父宅から戻ったのが7時過ぎ。珍しく息子がバイト終わりで、家に居て、娘も試合からかえってきており、「オヤジ、オヤジの思う京都でいちばんうまい洋食屋ってどこなん?」と聞いてきた。「そらー、にんじんやろ。」と私。「俺、そこ行ったことないでー。」と息子。「ほな、連れてったるわー。」ということで、この店に。
北白川通りを北山から南下していくと、北大路にぶつかる前に、洋服の青山があり、そこを東に入っていくと、店はあります。車は6台程置けます。
店に到着が、8時20分頃、8時半オーダーストップなので、ギリギリ滑り込み。
店は、隠れ家的な雰囲気のある、上品な感じです。息子「へぇー、なかなかええとこやなー。彼女連れてきたいなあー。」私「そやろそやろ。当たり前や、俺の一番ええと思う店やからー。」
オーダーは私はサーモンフライ1100円、娘はチキンのグリルベーコン添え1050円、奥さんと息子は、ポークの照り焼き1100円X2個(同じものにしやがった。でもここのポーク系めっちゃウマイんです。仕方ない。)、ライス200円X4個で注文。今日は、前述の白金豚のソテーはやはり、ありませんでした。
サーモンフライ 写真を見ていただければ分かるとおり、金の延べ棒状の厚みのある上質なサーモンで、中心部は少しレアー。下に敷いてあるタルタルとレモンギュっで、爽やかでまろやか、ウマイ!!皆に切り分けながら、「ほれほれ、この厚み、柔らかくてうまいなあー。」と。皆もうんうん、頷く。
チキンのグリルベーコン添え 赤ワインの利いたデミグラスがかかっており、骨付きのチキンで、もうこれも、めちゃうま!!エビフライと白金豚しか食べたことない娘は、「これ、めっちゃおいしいでー。」と切り分けてくれます。前に私も食べているので「そやろそやろ、野菜ソースのもうまいんやでー。」
ポークの照り焼き これは、日本人なら嫌いな人はいない、これも赤ワインのよく利いた醤油味のあまからソテーです。息子「オヤジ!これヤバイ、めっちゃ飯食えるわー。うまー。」と。

やはり、こちらは京都の洋食屋の中でも、ほぼトップだと思います。店の雰囲気も良いし、隠れ家的なところも良い。そして、うちの家族が好きな味なんですなー。
フレンチでもイタリアンでもない、洋食屋としては、かなりのハイレベルの店です。
店を出て、息子「ここは、うまいなー。なんでもっとはよ連れてきてくれへんかったん?」と。私「それは、お前が、家にいいひんからやろー」と答える、まったく脳天気で、おバカな家族です。

(07.12)
隠れ家的なうまい洋食屋さんを探していて行き着いたところです。見つけてから1ヶ月少しで3回も行ってしまいました。メニューはエビライス等の軽食から、本格的コースまでいろいろチョイスでき、その日のおいしいものが壁に書かれているという具合で、ロケーションも静かな住宅街の中にひっそり佇んでおり、私の嗜好にぴったりのお店です。価格も安すぎず高すぎず丁度いい頃合です。今はあるかわかりませんが、白金豚のポークソテーは絶品です。油っぽくなくそれでいて肉の旨みがあり、是非是非のお勧めです。またチキン関連も2種食べましたがGOODです。あまり有名になって車が停められなくなるのは困りますが、おいしさに垣根は無いと思いお奨めします。(満点ではないのは、駐車場が狭く停めにくいのと、ハンバーグが少し?だからです。)

  • (説明なし)
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4位

室町 砂場 赤坂店 (赤坂、溜池山王、赤坂見附 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2008/06訪問 2008/06/25

つ、つゆ、・・・つけつゆが・・・メチャクチャうまい!!

昼に寿司屋を出て、次の打ち合わせに外苑前に。あと一軒ギャラリーにあいさつに行き、夕方に、本日のお目当て二軒目、計画通りに、この店に行ってきました。
日本橋の本店は行ったことがありましたが、こちらは初めてです。

外観は、古い感じですが、なかなか風情があってよろしいですな。
店内に入ると、うーん、古いですけど、まあ綺麗ですか。でも落ち着かない感じのスペースで、テーブル席に座らせられます。奥には座敷あり。お一人様では、ちょいと心苦しいので、テーブルで我慢我慢。

さてこちらは、天ざる、天もりが有名と。「それじゃあ、天もり1450円で行こやないかいっ!」と天もりで注文。

座らされた席の隣が私より一回り以上上の小奇麗に着飾ったおば様方3人。もう食べ終わられてるのに、べちゃくちゃお話し中。きっつい香水の匂いが漂う中、しばし待ちました。(しかし、どうして、あんなに、香水つけるのか??ふっと香るぐらいがいいのになあ・・・)

さて、天もりさんです。まずは薬味が運ばれてきて、白ネギと本わさびのスタンダードなものです。(さらし白ネギの方が好きだけど・・・)次につけつゆです。おおおお、こ、これは、湯気がたってます。あったかいのですね。ちょいとビックリ。で、中にかき揚げと三つ葉が入ってます。「おーー、これが有名なんやな。でもちっこいなあ。」そば登場です。見た目はいい感じですな。でも、量は少ない。下のせいろが透けて見えております。
さては、麺から。うん、いい感じ。手打ちのバリバリって感じでもないけど、適度に締まり、東京蕎麦スタンダードな感じですな。わさびはすってから時間は経ってそうですが、まあいい感じ。それで、あったかいつけつゆに浸けていただくと・・・・「ひゃー、なんじゃこれ~、めちゃくちゃウマイやんか~!!!。」かき揚げから出る、ゴマ油の香りと、ダシがしっかり利いた、東京蕎麦のうまいつゆ。正しく、ウマイ!!としか表現できません。このかき揚げも、海老と小柱が入ったもので、三つ葉の香りも良く、もうなんて言ったらいいのか、とにかくウマイ!!。こりゃ、有名にもなりますわ。それで後は、一気に完食。そば湯を入れて(サラサラタイプです。)このウマイつゆをぐびーっと飲み干しました。「あー、おいしい、あー、どうしょ、あー、ヤバイ位うまい~。」

で、あんまりウマイので、もりそば550円(爆安!!)追加注文。安いですなあー。これは、もう、うれしくて、心の中では踊ってました。

もりそばの方が、な~んかそばの盛りが良い感じです。これまた、何もつけずに食べ始め、つけつゆのみで頂くと・・・「あかん、来たで、来はったで、これはー。このつけつゆやんか!!やっぱりこのつゆやんか!!。」そーなんです。これが一番どストライクのつゆです。関西の甘ったるいつけつゆではなく、醤油がきりっと利いた、ダシの香りもしかっりある、キレているつけつゆです。これはもう、うれしさ爆発状態。後は薬味を全部入れて食べていると・・・店のおばちゃんが「これ、よかったらどうぞー」と、また薬味をくれました。見てないようで、見ている、ちゃんとケアーしてるんですね。私がわさび好きなのを見抜いておられたようです。「な~んて、素晴らしい!!やりよんなあーこの店。」でまた一気にすすりあげ完食。サラサラタイプのそば湯を少しだけ残しておいたわさびを入れて、注ぐと、ダシの香りが立ってきて、わさびの香りと相まって、「うーん、たまんねーなこりゃー!」

この値段でこのクオリティのもりそば食えるなんて、素晴らしいの一言です。ただ、白ネギがさらしてないので、香りが強く出すぎてましたから、少し減点になりました。さらしたのにすれば、総合的にかなりトップレベルです。麺だけをみるとこちらよりおいしい店は京都にもあります。しかーし、麺、つけつゆ、薬味のバランスがすこぶる良く、いわゆる、東京もりそばとしては、かなりの完成度だと思います。これは、そば好きの人が食べても、そうでない人が食べても、素直にうまいもりそばだといえるお品です。

なおかつ、値段が安い!!。エライ!!です。めちゃくちゃこの店エライ!!です。
あ~~、おいしかった!!。

  • (説明なし)
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5位

レシピ (三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、三宮(神戸新交通) / ビストロ、フレンチ、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/07訪問 2008/07/30

やっぱり素晴らしい、北野坂のフレンチ!

まず、最初に・・・・。こちらの店も数々の先達のレビュアー様方のレビューのおかげで、大変、おいしく、楽しい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。皆様のお書きになっていた通りの素晴らしいお店でした。
以下は私の訪問記です。

今日も昼から明石に仕事で・・。三宮で途中下車して、目指すは天ぷら屋さん。生田ロードから少し入ったところだったのですが、店の前に行くと・・・、なーんと本日は5時からの営業とな。あっれー、閉まってるやん!。わざわざ途中下車したのに・・。こちらはお手頃価格で揚げたての天ぷら定食があるとのことでしたので、行ったのですが、どぼ~ん!
はて、困った。太陽は昨日と違い照りつけています。どうしよ~と悩んでいて、ピーン!きました。この店です。昨日marimochangさんのレビューを読んでいたからです。こちらの店は秋の涼しくなってから訪問しようと思っていたのですが、場所も近くだし、いっそ今日行ってしまおうと・・・。さて、なおちぇんさんのお書きになっていた通り、このくそ暑い中、汗をかきかき、北野坂を登ることに・・・。やっぱりきついですわ!。夏に徒歩で行くとこではないようですね。で、案の定迷いました。その辺をくるくる。優しい花屋さんのおねーさんに聞いてやっと分かりました。ふぅー・・・。

店に着くと、お店は地下なのですね。2軒フレンチの店があるようです。階段手前にメニューボードがあり、安心して入れます。

さて店に入ると、お客さんの入りは、6割程埋まってます。予約も入っているようで、後から来られました。9割がた埋まりました。私が到着した時は、カウンターにはお一人だけでしたので、カウンターに通されました。店内は、少し暗めで、高級感があります。でも、肩は凝らないタイプの雰囲気で、小洒落たフレンチって感じのお店です。サーブもしっかりされています。きびきび動かれていました。好感持てるー。

さて、メニューを見ますと、1575円のAランチ~ありました。(Aランチは平日限定)このAランチに、有機野菜のスープ315円を加え、オーダー。

前菜 魚介のサラダ 淡路産の鱧の湯引き、タコ、アオリイカの入ったサラダですが、アオリイカも少し炙ってあり、(ちゃんと手間かかってます。)香ばしさがほのかに鼻に抜ける感じの、さわやかなサラダです。ドレシングは、ビネガーベースで、塩もしっかり目ですが、頼りないサラダが多い中、いい塩梅でおいしいですなー。鱧もタコもいい感じです。細かーく刻んだ卵もおいしい。「滑り出しは上々ですなあ~。」

パンは、まるっこいライ麦パンで、ほかほかで出てきます。バターを塗って頂きますと、これもなかなかいけますな。おかわりも何度も聞いて頂けました。いい感じのサーブです。

スープ 焼きナスのスープでしたが、じゃがいものヴィシソワースベースに焼きナスが溶け込んでいる冷たいタイプで、ほのかに焼きナスの香りがする、生クリームの感じも、全く絶妙なバランスで入った、旨いスープでした。ヴィシソワースは他の店でも、何度も食していますが、最近の中では一番のお味でした。ウマイ!!「これもええやん、ええやん。」これは、絶対付けるべきです。315円は惜しくないっていうか、安すぎるくらいです。

メイン 沖縄豚のブレゼで、マスタードも付いてきます。(お好みで付けるのですな。)フレンチ版豚の角煮と言う感じなのですが、豚肉が蒸し煮してあるので、余分な脂が落ちており、豚のうま味だけが濃縮されて残っているという感じで、口に入れるとほろほろと身がほどけていきます。脂がまた、しなやかな食感のあと、のどの奥に溶けていきます。こりゃ、うまいですなあー。付け合わせも、ズッキーニなどのグリルとハッシュドポテトで、オニオンの揚げたものがパラパラとふりかけてあります。これもちゃんと手間掛けて作られています。マスタードを付けて食べてもこれまた、うまさの上乗せです。一番下に豚の旨味をいっぱい吸ったキャベツが敷いてあり、これまたウマイ!!「来ましたなあー。やってくれましたなあー。」

プティデザート チョコレート(ナッツ入り)、フルーツとアイスです。チョコレートがうまかったー。男向けですぞー。少しビターで・・。

ミルクティは普通の感じでした。

それまでもお声かけがありましたが、デザートをお出しになる時から、カウンターだったので、マダムとお話させて頂きました。出だしはなぜ男一人で、来店されたのか?という問いからでした。珍しいらしいです。今日も私以外は100%女性のお客さんでした。20~30分ぐらい、おいしい今度私が行こうと思っているイタリアンの店の話(その店、御存知でした!。)や、このお店の話、そして、ネットのお話などです。お店はもう18年になるそうです。ジビエ料理がお得意ですか?とお聞きすると、魚介もお得意とのこと。毎日中央市場に買いに行ってらっしゃるそうです。秋のジビエ料理もおいしいですよーとのこと。などなど楽しいお話をして頂けました。

ここで、ネットの話を少し・・。こちらの店が紹介されていることを、これだけのレビュアーの方が行ってらっしゃるにも関わらず、マダムはご存じじゃなかったです。知り合いの大阪のお店が、ネットで袋叩き状態になったことがあったとのことで、ネットは怖い!!とおしゃってました。こちらは良い評価ですよーと言いましたが、大変恐縮されていました。
いみじくもその際言われたこと・・。「私たちお店側は、何か行き届かないことがあった時に、その場で、指摘して頂かないと、御説明ができませんので・・。」とのことで、その場で言わず、ネットで一方的に悪いと書かれると、みな賛同してめった打ちにする傾向があり、それに対して、説明ができない=言われっぱなし=来たことのない人まで、その店を敬遠する=客が来なくなるという連鎖を生んでおり、大変困惑されていたということのようでした。身につまされる話です。私たちレビュアーは、口コミということで書いているわけで自由に書けばよいとは思いますが、嫌な気分にさせられると、どうしても誇張して書いたり、そこまででもないのに、ちょっとしたあらを探してほじくり返したりすることもありがちです。でも、お店側にとっては、その何気ない小さな悪意がネットで大きく膨らんで、頭を悩ませることになってしまうのです。私も今後気をつけたいと思います。ですが、お店の事を思っての改善点としてはきっちり書いていきたいとも思っています。

ちょっと横道にそれましたが・・
この店も、旨さが脳天に突き抜けるタイプまでは行かなかったですが、どのお品もかなりおいしい、レベルが高いのです。さすが兵庫県、洋食の町神戸でトップランクのお店です。改めて、レビュアー様方の味の評価の確かさを感じました。
こちらもリピート決定ですね。季節ごとには行きたい店です。よかったです。素晴らしい!!。

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6位

osteria vento (清水五条、河原町、祇園四条 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2008/08訪問 2008/08/08

こ、ここの若きシェフ、天才や~!!!!!。

久々にうちのデザイナーと食事に行くこととなり、今回はイタリア大好き女史も参加なので、イタリアンにしようと、DISCOVER月間ということもあり、「オマッジオ」に行こうとなったのですが、前日に電話を入れようと定休日を見ると・・・、あっらー、木曜定休です。どぼ~ん!さてまたまた困った。またネットでカチャカチャ探していると、京都ではもう老舗の「フクムラ」出身の若きシェフが、自家製の生麺でもてなしてくれる、こじんまりした店があるということにぶつかりました。
で、今日書き込みで新規登録しようと思うともう既に登録済みで・・・みなさん凄いですね。
前日に予約を入れ伺いました。夜の7時からです。

店の外観は、なかなか雰囲気のある感じで、小さなオステリア、気取らない感じっていう風なので、私の好きな感じです。お店に入ると、店内もシンプルで、照明は少し暗めです。雰囲気いいです。好きですなこういう店。他にも予約が入っており、予約しておいて良かったです。だって席数12席なのです。ホント、隠れ家的でもあり、大好きな感じの店です。シェフと奥様お二人でこじんまりとやられてます。

メニューを見ますと、コースは無いようです。すべてアラカルトです。3人で伺ったのですが、みなよく食べる方なので、イタリアンをよく知っている、女史のメニューの解説を受けながら、まずは、アンティパストからセコンドまで決めました。(結構迷いましたが・・・)飲み物はまずはビールから生は無く瓶でしたが、キリンラガーです。昨日は暑かったので、この一杯目のビールが「くうううううー、利く~、うまー!」って感じでした。(各お値段はメニューをご覧ください。)

アンティパスト 1皿目
海老とタコのマリネで、ルッコラなどの野菜サラダの上にプリップリの海老とタコが乗っており、ドレッシングは爽やかビネガーと塩、オリーブオイルのシンプルな味付けですが、これは文句なくうまいですな。塩加減抜群!。オリーブ、ズッキーニの軽く煮たものなども入っており、爽やかでエクストラバージンの香りの良い一皿です。旨い!!。

ここで夏の暑い日はやっぱり、キン!と冷えた白ワイン!とのことで、みなグラスワインの白に変更。このワインも、すーーーーっと喉の奥に消えていく、飲みやすい、日本酒で言うと上善水如の白ワイン版のようで、何の雑味もなく、ホントにすーーーっと入るおいしいワインでした。ワインにあまり詳しくない私ですが、あまりにうまいので、お聞きすると、ボトルを持ってきて頂け、少しの間、置いて行ってくれました。「G」という白ワインでした。私にはこれで充分おいしいワインでした。

アンティパスト 2皿目
自家製鴨ロースのサラダ バルサミコソースで、この鴨ロースにパルメザンがかかっており、バルサミコ酢の香り高い酸味と、自家製の鴨のロースの味が、コクの中にも爽やかさを与えている逸品です。この鴨が旨いのなんのって・・・。参りましたー。ウマイ!!。

小さな前菜 3皿目
自家製スモークのモッツアレラのクロスティーニ アンチョビバターソースで、カリカリに焼いたフランスパンの上に(カナッペのようなもの)程よく焦げ物付いた、モッツアレラにアンチョビとバターのソースがかかっており、これも一口パクリと行くと、モッツアレラの焦げの香りと、アンチョビの塩気と独特の香りが渾然一体となって、これまためちゃウマ!。

パスタ 4皿目 
ヤリイカとネギのスパゲティ ボッタルガパウダーで、ボッタルガとはからすみのようなもので、プリン!としたイカの食感と自己主張の少ないネギに、この少し塩気とのからすみの香りがほわんと漂うこれまた贅沢な逸品です。これも旨い!!。自家製生麺のスパゲティは、どこか素朴な味わいで、メーカー品とは一線を画す、もっちりした弾力のある、ソースを吸いやすい、優れ麺です。これは好みが分かれるところかもしれませんが、私も二人のデザイナーも、めちゃくちゃ旨いと思った麺でした。しっかり麺にも塩が入っており、ゆで加減も頃合いで、ホントにうまいのです。(つるつる感はあまり無いですが・・)

ソースがもったいないから、ここでパンをオーダー。残ったソースをパンにつけて頂くと、程よく焼かれた熱々パンの旨いこと・・・。ここで、このパンで気づきました。このパン以前食べた事があると。女史に「これ、食べたことあるわ。うーーん、あっ、そうや、ペックのや!。」ここで店の奥様にお聞きすると・・・「よくお分かりになりましたね。高島屋で買ってます。」と。そりゃ、うまいはずですわ。

パスタ 5皿目
ポルチーニ茸のクリームソース パッパルデッレで、幅広の平たい麺に乾燥ポルチーニ茸を戻して、その戻し汁を入れたクリームソースで、このソースと麺の絡み具合が最高!!!!!!。旨すぎます!「なんじゃこれ??ひょえー、めっちゃうまい、あかん、旨すぎる~!。」ブラウニーな味わいで、これは食べてみないと表現できない風味ですな。これは、旨い。このシェフ天才ですわ!。このソースが抜群に旨く、これまたパンにつけると、また旨い!!。(もう何回旨いと書いたことか・・)

あまりに旨い料理と白ワインで、飲んでいるうちに、男子デザイナーお酒は撃沈。弱いのですね、ここで、シチリアオレンジジュース(ブラッドオレンジ)に変更。「けっ、男なのに情けね~。」と心で思いながら、私と女史は白ワイン続行。

セコンド 6皿目
牛ほほ肉の赤ワイン煮 ゴルゴンゾーラソースで、もうこれも・・・・、全く、このシェフどこまで、うまいもんn出すのやら・・・。ナイフを入れるとそのナイフの重みだけでも切れそうに柔らかく煮込まれたお肉。一口口に入れると、赤ワインの芳醇な香りと旨味、口の中で、肉の繊維がほどける感触の後、喉の奥にすっと消えていく感じ。もう、何も言えない脳天直撃系の旨さがビカーーーーーンときました。ゴルゴンゾーラのブルーチーズ特有の香りも漂い、もうこれは、言葉にならない状況でした。目をつぶり味わっている様を見て、「いってしもたはりますね。」と声をかけられ、我に帰りました。これも素晴らしい!!。

あまりに旨い料理連発なので、もう一品それも生パスタが味わいたくて、追加オーダー。

パスタ追加 7皿目
魚介類のスパゲティ フレッシュトマトソースで、これも具材がいっぱい。あさり、ほたて、海老、イカなどなど、もうこれは、オイルベースのにんにく少し入っており王道の魚介のうま味が出たパスタでした。麺は前述のそーすを吸いやすい、塩加減抜群のもっちり弾力麺で、これまたうまいですなーーー。

料理は全体的に味付け、しっかり目。量は標準的で価格も標準的ですな。お酒と楽しむ料理としては、最高なんじゃないかなあ。

仕上げのドルチェと飲み物。私はもうここまでで、お腹いっぱい、撃沈だったので、無理言ってアイスのストレートアイスティのみで〆ることに。後の二人は、以下のドルチェとそれぞれエスプレッソで仕上げました。

ドルチェ 一品目
オレンジ風味のカタラーナで、すこし味見させてもらったのですが・・・・、女史が震えています。私も食べてその意味が分かりました。これ、めちゃくちゃウマイのです。これはマストイートです。クリームブリュレをアイスにして、オレンジ風味を付けてあるものなのですが、このアイス、適度な少し濃いんだけど、後口さっぱりな感じが喉の奥に流れてくのです。焦がしてあるキャラメルの苦味もアクセントになり至高のドルチェですな。

ドルチェ 2品目
本日のケーキで、グレープフルーツとリコッタチーズのタルトです。これは味見していませんが、なかなかのチーズケーキタルト爽やかなのね系みたいです。

アールグレーのアイスも茶葉の香りが良く立っているものでおいしかったです。
エスプレッソもなかなかとのこと。

料理が出終わり、シェフが挨拶しに来られました。そこから2、30分お話して頂き、京都のおいしい店の話や、このお店の話など話して頂けました。30そこそこの若きシェフで、もう、爽やかなんです。ファンになりました。この若きシェフ、味に関しては天才ですな。この店はオープンしてまだ一年ちょっととのこと。土日は結構お客さんは来られるそうですが、平日の夜は狙い目のよう。まだ、認知度が低いのでしょう。ランチもやっておられて、結構お得な模様。
「フクムラ」出身者だけあって、確かな基本と技術をベースに自分なりの拘りを持って、自家製パスタを作り、そのパスタにバチコン!合うソースを考えられている点は素晴らしいとしか言いよう無いです。素晴らしい!!。応援したいですね。
料理も旨いし、サーブも、奥様のタイミング抜群です。12席と小じんまりしているのは、ちゃんとサーブ、ケアーできる限界なのでしょうね。それだけ、料理のタイミングとサーブをしっかりやろうとされている意志の表れだと思います。

またまた、素晴らしい若きシェフに出会いました。リピートリスト入り確定です。お昼のお得そうなランチも一度来てみたいと思います。

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7位

ダ ユウキ (東山、三条京阪、三条 / ピザ、イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/07訪問 2008/07/20

岡崎で、本格石窯ピッツアを・・・いただいたら・・ウマー!!。

やっと行ってきました。これまで3回、予約が取れず撃沈状態。夜は予約取れずなので、昼でやっと予約が取れました。それで、本日やっと行ってきました。
こちらは、うちのイタリア好きデザイナーから、本格的石窯薪焼きピッツアがおいしいから早く行ってくださいとずーーーっと言われていたピザ屋さんです。娘の部活帰りを待っての出撃でしたので、2時に予約を取ってました。

さてお店は、小じんまりした感じの小粋なピッツェリアって感じです。外から薪と石窯が見えています。「おおお、期待できますなあー。」

店に入ると、左手に石窯がどーんと、右手にカウンターとテーブル席で、満席でも16名です。店の一番奥に席を取って頂いてました。到着時お客さんは4組ほど、料理を待っている間に、私たち3人が、お昼の最後のお客さんということになりました。(これが良かったのです・・・。)

ランチセットがあり、パニーニとドリンク、デザートで1200円です。まずはこれに決め、あとは、前菜として、間人産天然すずきのカルパッチョ1000円を選び、ピッツアの生地の味を確かめたくて、プレーンな内容のマリナーラ950円、チーズとサラミ、サルッチャの乗かったテデスカ1600円にて、料理は決定。ドリンクは、セットのはコーラを選び、ジンジャエール350円を2杯オーダー。

まずは飲み物から、コーラは普通のコーラです。ジンジャエールは、私の好きなウイルキンソンです。ジンジャーの風味とピリッとした辛さが好きなのですなあー。

すずきのカルパッチョが出てきました。オリーブオイルたっぷり、野菜も種類たーっぷりで、塩もほど良い塩梅。すずきも臭みもなく、少し唐辛子オイルが入っているのか、ほんのり辛い。ウマイですなあー!。「ええな、ええ出だしやでー。」

マリナーラが出てきました。トマトソースににんにくのみじん切り、オレガノのシンプルな生地の味がストレートに分かるお品です。結構大きいですな。さて行きますかと、パクリ。ウマ!、生地、ウマ!!中心部は薄めなのですが、側の部分はもっちりしており、何ともウマイ生地です。それが石窯で、薪で高温で短時間で焼いてあるので、その焦げ目の香ばしさと、生地のもっちり感を損なうことない焼き方で、お見事!!!です。トマトソースもプレーンな感じでウマイし、これはかなり良いですなあー。

次にテデスカ登場 トマトソースに、サラミ、サルッチャ、チーズ、バジルの乗かっているピッツアで、王道のピッツアですな。(マルゲリータでも良かったのですが、娘がサラミとハムが好きなので・・・)これまた、パクリと行くと・・・、ぴゃーこれはめちゃウマ!!久々にめちゃくちゃウマイピッツアです!!。チーズのまろやかさとサラミの塩気、サルッチャの塩気、そして、香るバジルの至高の味ですなあ。ウマイ!!!。
生地は前述通り、もうこれは京都で一番かあ???。

ここまでのピッツア用に、唐辛子オイルも持ってきてくださったのですが、これもいい香りと程よい辛味の良いオイルです。

最後にパニーニです。出てきてビックリ!!で、でかい!!三つに切り分けてありますが、どう見ても2人前はある感じのでかさです。野菜たーぷりと鶏肉の裂いたもの、玉子(目玉焼き状)がピッツア生地にサンドされています。これも石窯で生地をさっと焼いてあるので、ウマイウマイ!!。たまご部は半熟より少し火が入ってますが、これがまたうまいですなあー。味付けは塩と粗挽き胡椒ベースなのですが、茹でて裂いた鶏肉の食感とにじみ出る肉の旨味で、良い感じ。もうお腹パンパンです。これが本物のパニーニなのですな。こりゃ美味いです!!。

デザートは、おねーさん曰く、大人の味のカフェアフォガードで、アイスにコーヒーが掛かっているシンプルな物ですが、おねーさんのおっしゃる通り、ほろ苦、甘い大人のデザートです。仕上げにはいい感じ。

この昼のパニーニセット、このデザートと、2人前はあるパニーニとドリンク(選べます)が付いて1200円はかなりお得ですなあ。ひとりで行ってもこのセットで大満足でしょう。(カウンターでサクッと食って出ていくと粋かも・・。)

サーブは、おねーさんの気配りいい感じで、色々お聞きしても笑顔で分かりやすく説明して頂けました。また、石窯の写真を撮らせて頂いた時も、シェフが笑顔で、お話していただけました。この石窯はわざわざイタリアまで買い付けに行きましたとのことです。シェフは二人で、二人とも結構お若い。30台前半か?サーブは少しぎこちなさがあるものの、一生懸命心地よく食べてもらおうという気持ちが表れたものでした。シェフもお二人とも、笑顔で、お見送り頂き、ホント素敵な接客ですな。

ピッツアはかなりウマイです。久々また感動が・・・。ちょっと最近イライラしていたのと、暑さで、なんか気分がすぐれなかったのですが、この店に来て一気にそういううっとしい物が吹き飛びました。この店は好きです。いい店ですなあ。肩も凝らないし、料理もウマイ、サービスも良いし、量も多い、間違いなさそうです。
全くもって、素晴らしい!!!。

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8位

手打ち蕎麦 かね井 (鞍馬口、北大路、今出川 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2008/05訪問 2008/05/02

わっ、東京そばがこんなところに。

(5.2)
京都駅に着いて晩飯の件でメールが入っており、家に電話すると「たらこスパ食べてしもたし、ごはん用意してないでー。名古屋で食べてくるんちごたん?」と奥さん。ひゃあ、これは、ラッキー。GW後半開始の夜は、ここで蕎麦屋酒しようと画策していたのでした。「えー、ないんやったら、どっかで食べて帰るわー」と。ムフフ作戦成功。
今日はお酒も飲みました。地酒でお勧めの庭の鶯800円と定番うまうまだし巻き600円、アテには最高との豆腐よう300円と〆はざるそば850円。ざるそばとだし巻きは前述通り。酒も辛口であっさり。少しコクが足りないか。でも概ね良好でした。豆腐ようは、クリームチーズのようで、塩辛く酒のアテには最高!!赤穂の岩塩も出してもらえたので、だし巻きに少しつけて塩辛くしても酒の肴としてはGOOD!酔いもほろ酔いで、またジーンと幸せな瞬間が訪れました。だし巻きうますぎで、誰も他にいなかったので、皿に残っただし巻きの少量だしまで、じゅるっと飲みました。「あーウマイ!!ここは酒もいけますなー」昼は混んでこんな食べ方出来ません。だし巻きは夜でないと作ってもらえませんし。夜がらがらなのは、私にとっては、じっくり楽しめて良いのですが、お昼に並んで待っている人達が、可哀想な気がします。夜来ればいいのに。こちらはやはり蕎麦屋としては、最上級店ですなー。

(2.29)
昼間は行列してるだろうと思ってましたので、夜7時前に到着。読みどおり客は一人だけ。京町屋の風情漂う、ぽっとついた電灯の下の暖簾をくぐって入ると、「おーーー、京都らしいやんかー」土間があり、お家に上がる形式。4人席座卓三つと二人席座卓二つ。客が少ないせいか、入ったときに作り手のおにいさんが爽やかにいらっしゃい、どうぞどうぞと、メニューと共に。「好感持てるやん」と思いながら、席に。少し年配の女性がそば茶とおしぼりを持ってきた。この人も爽やかというかちゃんとしてる。
ここはざるそばでしょうとざるそば850円に決め、酒の肴に目が。出し巻きがある。ということは、だしの味がこれでも分かるとの思いで、出し巻き600円も注文。少し巻くのに時間かかりますとおっしゃる。ということは、ちゃんと今から焼いてくれるのだ!待つこと5分出し巻き登場。
平たい焼き方で6等分に切ってあり、おろしがついてます。一口切っておろしをつけず一投目を口に。薄味です。でもだしの香りと、かすかにごま油の匂いもして、ほわっと優しい味。辛味のある大根おろしにも、醤油(もしかしてつけだれ?)がかかっており、今度はそれと合わせて口に。うわっ!うまっ!!ふんわか優しい上品でかつ、繊細ないいお味。やるじゃねーか!!!
と出し巻き六切れ中五切れ食べたところで、メインイベントざるそばの登場。
サメ皮と生ワサビ一本、つけつゆ4分の1、きざみねぎ、ざるに入ったそば。
「おおおーーーー、東京風じゃねーか!わさびご自由に一本ってか!!やってくれるやんかいさー」と思いながら、まずは何もつけずにそばを。細めの麺でも、どこぞの産地にこだわったそば屋と違い、きりっと冷水でしめてある麺で、私の好みのどストライク!!ふわっとそばのかおりもかすかに感じられます。ではではと、ワサビをさめ皮で円を描くようにスリスリして、今度はそばとワサビのみで、ワサビの芳香な上質の香りと少しの鼻へのツーンを感じながら、よくしまった麺とのコラボレーションを楽しむ。「ふわー、ええやん、最高やん、来た、来たでこれは」と。後はつけつゆとのハーモニー。またワサビをスリスリして、ねぎも投入。東京食べで、そばの3分の1つけてつるつると。「やったー、やってくれよったー!!バンザーイ。これだー!!!これなんだよー!!」そう、私の一番好きなざるそばの味です。つゆも濃い目でダシも利いている。京都に居ながら東京でそばを食っている感覚。味的には「上野藪」に近いか?「並木藪」ほどはつけつゆが濃くないけど、総合的には匹敵するくらいの完成度。つけつゆもちゃんとしていてこそ、もり(ざる)そばという商品の完成形。
つけつゆに少しだけ生ワサビを追加で入れて、ちょっとどろっとした濃い目のそば湯も適度な熱さで、投入直後から、ワサビのいい香りとつけつゆのだしの香り、なによりそばの香りが、素晴らしいシンフォニーを奏で、至高のクライマックスとなりました。
値段も、生ワサビ一本だけでも、市販で400円~500円するので、850円は相当安いかと思います。
思わず聞いてしまいました。東京で修行されたんですかと。全く独学とのこと。たいしたもんです。相当味に対する感覚鋭いなと思いました。
帰りもお二人でありがとうございましたとあいさつされ、気分良く見送っていただきました。(客が少なかったからでしょうけど)どこまでも清々しいいい感じの店でした。

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9位

ビストロ・スリージェ (出町柳、元田中 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/04訪問 2008/04/19

期待通りの、カジュアルファミリーフレンチ!!

行きたかったんです。やっと予約を取って行ってきました。数々の書き込みを見ても、どれひとつ揶揄するものは無く、絶賛されているこの店なので、真価を問いに出撃しました。

車で行ったので、一時の予約に余裕を持って、30分前に到着。店の位置を確認してから、お店に聞いていたコインパークに。がーーん!満車です。もう一箇所近所の駐車場を見つけ、行くとタッチの差で満車に。「やっべー、停めるとこ無いー」迷っている時間無いので、出町の橋を渡った桝形駐車場に停めることに。徒歩10分以上かかります。急ぎ足で向かいなんとかピッタリ一時に到着。ここは、公共の交通機関で行くことお勧めです。

店は小さいこじんまりした感じです。店の前に書いてありました。5月上旬から向かいに引っ越すとのこと。ドアに「本日は予約で満席です」の貼り紙がありました。「毎週土日はこの状態なんやねー。人気なのねー。うまいんだろうねー」

店に入るとそこはもう、フランスの片田舎にあるビストロを彷彿とさせる感じで、壁には、かわいいイラストがいっぱい飾られてます。「おおお、雰囲気出てるねー、やりよんなー、これは、きっと」

店内は予約のお客さんでいっぱいです。私はスレスレ予約取れたので、入り口のど真ん前の席でした。(しょうがない)オーナーシェフと接客の女性二人きりで回してます。当然対応は遅れ気味。メニューが出てくるのに5分、注文取りに来るのにまた5分、水を持ってくるのにまた5分という感じでした。(しょうがない)メニューは1575円と2100円のコースのみで、選ぶものによって加算あるものもあります。プリフィクスって奴ですね。
量が多いと聞いていたので、1575円のBコース二名にて注文。

まずはフランスパンとフランスバター(別途50円) 程よく焼いてあり、コゲがうまい!!バターは軽いタイプで、あっさり目。これもGOOD!!「おフランスのバターは、こうかいなー。軽いんやなー。」パンのおかわりしました。(別途50円)

前菜1野菜と豆の具沢山スープをチョイス。ベアルヌ産の野菜と豆、ベーコンなどを主としたうっすらトマト味のスープでこれは絶品!!めちゃうまです!!フランスパンが入っておりほのかにガーリックバターを塗ってあるようで、このパンがまたうまいのなんの!

前菜2サーモンマリネをチョイス。肉厚の程よく脂ののったサーモンをオリーブオイルとビネガーのサッパリしたサラダ仕立てです。このサーモンの素材はすこぶる良い。でも私的には、もう少し塩が欲しいところ。

メイン1若鶏のビネガーソースリヨン風をチョイス。これは本日一番うまい!いや、今まで食べた若鶏のソテー物の中では、恐らく一番のお味。かりっと焼いてある皮、柔らかい肉、皮にはビネガーの酸味がキリッと利いて、もともと脂っこい濃い味が軽やかな味に変化していて、もう至高の逸品(奥さんも今までで一番と言ってました)

メイン2セート風ブーリッド これは魚とイカメインのブイヤベースでした。じゃがいもも入って、南仏の田舎料理っぽい感じでした。サフランの黄色で見た目はよかったんですが、何か足りない感じが・・・。貝が入っていないのでイマイチ海を感じられなかったんです。
聞くとオレンジを皮ごと絞っているらしく、爽やかなんですが、コリアンダーがどうも合わなく。塩気ももう少し欲しいところ。

デザート 奥さんはイチゴの焼きタルト、私は3種盛り(+525円)ブランマンジュはゴマ風味滑らか、甘さ控えめでうまーい!クレームカラメルこれもプリンなのですが、甘さ控え目。秀逸なのはイチゴの焼きタルト。これはイチゴの煮かたが絶妙な甘さで、イチゴの酸味と香り立つソースで、タルト生地も甘めのサクサク。デザートはこれだーって感じです。

飲み物は、コーヒーとミルクティで、これは、今までのがうそのような普通すぎる程普通な特筆すべきものでは無かったです。

という感じでした。これで二名で合計3775円。安!!!安すぎます!!一品一品の量はかなり多いです。満足します。2100円のコースだと食べきれないかも。
噂に違わぬ、肩の凝らない最優良ビストロでした。ただ、魚介料理は少し?が付きます。ここは肉料理が絶品ですね。

雰囲気も良いし、取り立てて否の部分もありません。素晴らしいパフォーマンスの店です。
評価は4.2位なんですが、もう少しこの評価システム細かく出来ないものでしょうか?同じ4でも先週の「PINO」の4とは全然違いますので、ご注意を。限りなく4.5に近い4ですよ。

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10位

やまが (修学院、一乗寺、宝ケ池 / そば)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2018/10訪問 2018/12/15

やっぱつゆは美味いね・・・

買い換えた車を取りに行って、お昼にこちらに寄りました。安定感ありついつい行っちゃうんですね。

今回は天あんカレーそば950円と天ぷらそば950円にて。結構混み合っており、最近やっぱちょっと流行ってるみたいですね・・・。

天あんカレー 海老天1本真横に乗ってます。あまりカレーが強くなく、ダシが効いているタイプで底が良いのですな。蕎麦も田舎蕎麦タイプでなかなか美味しいのですな。

天ぷらそばは、海老天2本、ししとう・茄子です。ちょっと濃い目のつゆが良く合うのです。やっぱ揚げたての天ぷらは美味しいですな。

ということで、やっぱ行ってしまうお店なのでした・・・。

3.6

帰京しておりましたので、大丸に買い物に行ってたのですが、大丸のお店はどこもいっぱいで行列でしたので、近くの冨美家に行くと、こちらも行列しておりました。
仕方ないので駐車場から車を出して、北へ戻ることに・・・。

戻る途中、どこへ行こうかと話していて、うどんかそばが良いということになり、北白川まで戻ってこちらへ伺いました。

こちらも久しぶりですね。

1時半頃到着。駐車場が空いてましたので、停めお店へ・・・。4組ほど先客がおられましたが、丁度入れ替えの感じでした。

私はきつね丼750円にわんこそば温300円を付けて、奥さんはしっぽくうどん780円でお願いしました。

10分弱で出てきました。肉厚のお揚げを使ったきつね丼、シンプルだけど飽きのこない味なのですな。美味しい。ダシが美味いのです。
わんこそばもおつゆがべらぼうに美味いですな。私の口にバッチリ合っているんです。鼻に抜けるだしの香りが良いのですな。

奥さんのしっぽくも大きめなかまぼこ、大きめの麩、椎茸煮、だし巻とこれもかなりええ感じです。お汁が美味しいので、麩なんかは美味しいおだしを吸っているので、美味しいとのこと。うどんも手打ち風でチョイコシ有りで良かったそうです。

ということで、こちらも我が家の鉄板のお店と言うことになっております・・・。

3.8

(13.11月)

約1年経ちましたので、また上げてみます。3ヶ月に1度のペースで伺っているのですが、今までは、ちょっと昼を外せば、入れていたのですが、最近、休日のお昼はいつも混み合っており、行きづらくなってきたので、夜に行こうと思い行ってきました。

とある土曜の夜に伺ったのですが・・・・、夜は6時からの営業で、6時少し前に着き、駐車場で開店を待ちました。夜は大丈夫だろうと思っていた通り、一番客で入店できました。ところが・・・・私たちが入店してまもなく1組入ってこられ、その後30分くらいであれよあれよという間に満席となっていました。店を出る頃には夜なのに待ちのお客さんも居られましたので、最近は、超人気店となっているようです。駐車場へ向かうと2台の車が別々に停めようとされていましたので、これはかなりのもんですね・・・。
以前はど昼間でもすんなり入れたのに・・・・。

ということで、今回は今まで食べていないもので攻めてみました。私はきつね丼のわんこセット1000円で、奥さんは鴨なんばそば1050円で。

ちょっと時間が掛かり、15分位で出てきました。きつね丼セットですが、相変わらずおつゆがだしが効いており、濃すぎず薄すぎずの大好きなおつゆなのです。美味しい。丼はちょっと醤油が濃い目でしたが、許容範囲です。蕎麦はもちろん田舎そば風の蕎麦です。

奥さんの鴨なんばは、(ちょっと味見させてもらいました)小さめですが鴨ロースが4枚と焼きネギ(王道の鴨ネギです・・)が入っており、美味しいおつゆと鴨の脂とのコラボでコクがある美味しおつゆでした。

ということで、観光シーズンなので仕方ないですが、最近かなり混み合うようになってきたお蕎麦と手打ちうどんの美味しいお店なのです・・・。

3.8


(12.9月)

またまた再訪しました。

今回は先日「西島」を御馳走してもらったこともあり、義母と奥さんと3人で伺いました。

やっぱ食べて欲しかったのは天ぷらなので、大海老天ぷらそば1600円を私と義母が、大海老天ぷらうどん1600円を奥さんが頼みました。
それと焼き鯖すしがおいしそうだったので1人前450円で3切れとのことでしたのでそれを注文、暫し待ちます。

この日は日曜の昼だったので、ひっきりなしにお客さんが入ってきて、私が通いだした頃と違い結構流行っておりました。

10分ほどで出てきました。わわ、かなりでかい有頭海老の海老天です、それも2尾入っています。衣は厚めですが、蕎麦屋の天ぷらはこれ位の方が好ましいです。その他に湯葉巻の天ぷら、ししとう、海苔の天ぷらが入っており、ほうれん草も添えられています。
臭みのない海老でこのボリュームで、それだけでもお腹は膨れますね・・・。

こちらの真骨頂はおつゆなのです。ちょっとだけ濃いめで甘さ控えめ、透き通ったダシの効いたつゆで、私たち夫婦のベストつゆなのです。やっぱ温のつゆはおいしいですなぁ・・・。

蕎麦自体は田舎蕎麦に近いちょっと太目ですが、これもなかなかおいしいのです。
うどんも手打ちのようでツルツルコシもちょっとあるもちっとした食感がおいしいのです。

焼き鯖寿司もチョイと濃いめの味付けですが普通においしいです。濃いめ味付けの焼いた鯖とシャリの間に大葉と寿司生姜がサンドされており、濃い味の中にもさっぱり感があり、ヨロシイです。値段もお安いですしね。

やっぱなんかあると行ってしまうこちらのお店、名だたる名店で食べてきている義母もここのつゆは濃いめでおいしいと言ってましたので、やっぱこちらのおつゆはおいしいのですね・・・・。

3.8

(11.1月初旬)

耳の具合が8割方戻ってきましたので、外食活動再開・・・・。

とくればやっぱこちらからってことで・・・・。

この日は6時半頃に到着。時同じくして結構な人数の家族連れが入店され、その上5分もしないうちに後3組入って来られ、店は満席に・・・・。ありゃー、人気店になってしもたんでしょうか・・。

私はにしんそば定食1100円、奥さんは天あんカレーうどん850円で・・・・。

家族連れの方の方が先に注文されてましたので、チート待ちました。15分位か・・・。

にしんそば定食
肉厚のにしんが別盛りで付いています。ふっくら大きい身なのです。煮方もなかなかおいしい、これはイケますな。これにもちろんそばとこの日は小芋の炊いたん、切干大根の小鉢が付き、漬物もしば漬けとハリハリ漬けと私のドストライクな好みのものが付きました。
小鉢も煮炊きのダシがうまいので、どれもおいしいですぞ。
やっぱこちらの秀逸な点はこのそばつゆなのです。薄からずしょっぱからず、ダシが適度に効いて、スーーーっと喉の奥に入っていく感じなのです。これににしんの甘辛が少し足され、にしん自身の旨みが加わると、かなりうまいつゆになるのです。あぁぁ・・・活動再開して良かった・・・・。旨い!!・・・。
麺は田舎蕎麦で、少し太めですが、これも悪くないのです。こちら、やっぱ温物のつゆは最高です。

奥さんの天あんカレーもいつも通り大きめの揚げたて海老が一本乗って、これまたおいしかったそうです。(カレーの味は軽い目であくまでもダシ重視のカレーつゆです。)

やっぱこちら、ダシが効いてて、丁度良い塩梅のつゆなのです。やっぱ活動再開はこちらからとなってしまいました。これからも、まだまだ再訪するつもりです。

4.1


(10.8月)
またまた再訪しました。この日は貴船に涼を求めに行っていたのですが、川床でもとも思ったのですが、行っている最中、生憎、土砂降りの雨になり、川床中止のお店が続出。行こうと思っていたお店も片づけ始められていて、あえなく他のところで食べようかとなりました。
そうなると、奥さんはまた、こちらが良いと言いだしましたので、行ってまいりました。

今回、私は天丼冷わんこセット1250円、奥さんは天ざる1250円にて。

相変わらずあまり愛想が良くないおねーさんですが、私は気にならない方なので、良しとしますか・・。

天丼わんこセットは、天丼に漬物(寒干し大根、しば漬け)とわんこ状のおろしそばが付きます。天丼は、大きめの海老2尾、しいたけ、ししとう、海苔で、サックサックに揚げられた天麩羅で、甘めの丼つゆがたっぷりかかっています。ちーと甘くなったような気がします。海老自身は臭みが全くなく、太さも十分な感じでやっぱええですなぁ~。天丼と天ぷらは4.1程です。

おろしわんこそばは山葵が…粉です。そば自身は田舎そば的な少々太目の蕎麦ですが、これは好きな感じです。そば湯は適度な白濁で、これは好きなタイプ。この天丼セットは3.8位です。

奥さんの食べた天ざるの天麩羅は、これまた大きめな海老が2尾と・・・、天丼と同じです。でもより海老も大きく、サックサク度も高い、なかなか旨い天麩羅だそうです。そばはおろしそば同様、田舎そばタイプですが、今回のつけ汁はちーと甘い感じが・・・。ちと変わったのかな・・。もう少し甘さ控えめの方が好きなのですが・・・。これも3.7とちーと評価が下がります。

こちら、温物のつゆがすこぶるおいしいのですが、冷物はちーと甘いです。ちと評価を見直します。

総合的に3.8とします。


(09.10月)
娘の大学を草津まで見に行った帰りに久々に寄ってみました。駐車場が増えておりお店北東の駐車場6,7,8にも停められますので、使いやすくなりそうです。

前日の夜に馬鹿ほど食べ放題で中華を食べていたこともあり、この日は一日お腹があまり減らない状態で、あっさり蕎麦でもってことで伺いました。

私は、おろし蕎麦750円で、奥さんは天あんうどん850円、娘はハイカラとじそば850円にて注文。

おろし蕎麦
蕎麦自体は、少し黒めで田舎そばのような感じ。きりっと〆てあり、蕎麦にしてはチートだけ太めな感じですが、のど越しは良いです。かつおがわっサーとかかっており、おろしも多めです。刻みのりもかかっていますね。山葵はちと残念業務用っぽい感じです。
かけつゆは関西のものに近い感じですが、甘さはちょうどよいくらいです。
これは3.5ですね。

天あんうどん
太めのプリっとした海老天1本ののったあんかけうどんです。ちーとだけ味見させてもらいましたが、これ、うまいです!!。うどんも不揃いな感じの手打ちうどんで、こしは少なめですが、悪くない感じの麺です。なによりもこのあんかけのつゆがかなりおいしい!!。ダシの香りといい、ちとしょっぱめが好きなうちの家族にはぴったりドンピシャのつゆです。文句がございません。生姜を入れればあったまること間違いなしのこれから寒くなる季節には、かなり嬉しい逸品です。
これは4.5です。

ハイカラとじそば
こちらはハイカラの名の通り、天かすを卵でとじてあるのですが、(これも少し横取りして食べましたが、)卵とじのふわふわ度がかなりええ感じなのです。その上こちらのうまいつゆなので、優しくうまい味わいの上に、天かすの香ばしさが加わり、これまたかなりおいしい蕎麦でした。
これも4.5です。

思うにこちらは越前そばのお店ですが、温ものがつゆが旨い分かなりおいしいと思います。蕎麦自体も素朴な感じの麺ですが、イケますので、やはりかなり好きなお店であるには違いありません。

スタンプカードもあり、たまれば500円券として使えるサービスもあり、何でもない蕎麦屋ですが、かなりおいしいダシのお店として、うちの家族は一番好きな蕎麦屋さんです。


(08.3・30)
今日は、義母が昨日からイタリアに旅立ったので、義父を呼んで手巻き寿司をしようと、ハナに食材をお買い物。ハナで食べようと言う奥さんをいさめて、「うまいうどん食いたない?今日は寒いし、あそこのんうまいけどーーー」と説得してこの店に。
二時半に到着。店の前に2台車は停められます。空いてました。ラッキー!
今日は寒いので、私はここでの冬の定番天あんカレーうどん850円。奥さんは、たぬきうどん750円にて注文。「やっぱ、寒い日はこれだな。」(たぬきうどんについて、日記に後で書き込みます)

こちらの天あんカレーは、注文入ってから揚げる大きめの海老が一本入っているものです。
ここのダシがやはりうまいんですよねー。カレーを入れるとダシの香りが消えてしまいがちですが、ここのは、昆布と鰹のダシがよく利いていて、カレーに負けないんです。ほんとめちゃうま!!やはりここのつゆは大好きです。

たぬきうどんも、勿論このダシの利いたつゆに、おあげさんが入っていて、あんの具合も良い感じで、うまい!!これも、文句無くうまいんです。
麺は讃岐とは違う、つるつるの柔らか平べったい麺ですが、手打ちでのようで、幅がすこしずつ、違います。越前そばの店なんですが、うどんもやってくれます。
そして、備え付けてある、そばチップ。そのまま食べてもおいしいけれど、何を頼んでも、別に、そば湯を持ってきてくれて、そのそばチップの塩でそば湯を飲めます。これは、まあまあですが、ちょと得した気分になります。

酒の肴も、丼ものも揃っており、うどんそば、丼総合店としては、どれを食べてもハズレ無しの店です。接客は朴訥な感じですが、味はかなりうまいと思います。お勧めです。


(2007・9月)
北山と白川通りがぶつかる交差点を南に行ってすぐに西南に向けて走る小さい道があり、その道の入り口近くにひっそりとたたずむ店です。あまり紹介したくなかったんですが、かなりうまいので報告します。
うどん、そばが食いたくなったら真っ先にここが頭に浮かぶほどの店です。
そばもうどんも手打ちのようです。そばはそばの実を殻ごと挽いたような少し太めの麺でつるつるしこしこかなりうまいです。大根おろしをいれた冷たいそばは最高で、もちろんざるそばもつけつゆがうまく、おきまりのそば湯も持ってきてくれます。うどんも麺の太さにばらつきはあるもののちゃんとこしのあるもので、その手作り感と鰹の利いただしつゆのマッチングは上級です。カレーうどん好きの私は、冬場海老天一本入った海老天カレーうどんや肉かおあげか選べるスタンダードカレーうどん(どれも850円)を食べますがこれもかなりというか京都のカレーうどんの中で一番好きです。天丼もでかい海老が二本入った納得の品です。味、量、価格は満点に近いんですが、いかんせん店が小さくすぐいっぱいになってしまうことと、駐車スペースが少ない、接客が悪くは無いけど、あまり愛想無いてことで、少し減点です。
あまり有名になってほしくないんですが、味で満点近くつけられる店のひとつなので、断腸の思いで投稿しました。

追加で、この店のえらいところは、そばもうどんも同時に楽しめること、総合的にレベルが高いということです。そばだけを捉えたり、うどんだけを捉えたりするとここよりうまい店はあるでしょうが、関西で言う「うどん屋」としては、総合的にかなりうまい、いややはり一番うまいと言わざるを得ません。

4.0

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