めいぷるさんが投稿したクイントカント(大阪/福島)の口コミ詳細

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クイントカント渡辺橋、肥後橋、中之島/イタリアン

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2013/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ただただ至福のひとときでした ~大阪で藤巻さんとお会いできました!~

大阪でサローネ系列があると耳にして、とある記念日にお邪魔しました。


いただいた12,000円のコースは以下。
----------------------------
◆フォアグラウェハース  :レモンマルメラータ、マルドンの塩、黒胡椒
◆ビーツのカルド      :雉
◆コンテフォルマッジョ   :1cm×1cm 冷凍
◆太刀魚 :レタス、フィノキエット
◆豚 :パプリカ、マジョラム
◆海老 :トピナンブール、、雲丹
◆蛸 :アンディーブ、オレンジ、ラルド
◆鶉 :ポルチーニ、大麦、ミント
◆鮮魚パポーレ :鮮魚、ハマグリ
◆ペペローネ :グラニテ、フリッザンテ
◆ストリケッティ :猪、トランペット、ジュニバーベリー
◆ラヴィオリ :リコッタ、ホウレン草、セージ
◆神戸牛 :和牛スーゴ、炭の薫り
◆アンコーラピアット :トマトソースパスタ(30g)
◆マリアージュ :柿、セイロン
◆ドルチェ :茄子、チョコレート、カシス
◆p.p :アーリアディノッチョーラ
◆ハーブティー


※こちらに、マリアージュでお出しいただいたワインがトータルで8000円。
  そして、サービス料、消費税等々がついて、合計23,100円。
----------------------------


ちなみに、ひとつひとつレビュー書いちゃってると、多分いつまでたってもアップできないような気がしたので・・・
頂きながら、ひそかにつぶやいていた内容をそのままアップしちゃいます。
 ※ズボラでスミマセン。。。


---ひとことつぶやき------------------

【フォアグラウェハース】
 フォアグラの少しだけ重厚感、レモンの酸味、そんでもってウェハースのサクサク感、
 このハーモニーってすごいというか、初めての経験!
 最初から感動だぁ~(^-^)

【雉のスープ】
 一瞬、「すっぽんの血」ごとく、雉の血?と思っちゃったけど(失笑)
 コクのある雉の旨味に、ビーツの酸味や甘味が合わさって優しいお味になってます。
 今夜の外はすっごく寒かったけど、一気にカラダがポカポカ♪

【氷結チーズ】
 甘味と酸味がギュッと凝縮してて、舌の上でそれがじっくり楽しめます。
 程よい硬さで、この食感、私好きかも♪

【太刀魚】
 絶妙な苦味を感じるレタスのソテーソース。そこに酸味があるレモンの泡。
 でもって、ふかふかの太刀魚。
 口の中で複雑に絡み合って、美味しぃぃぃ~!
 クスクスの食感もアクセントになって、それぞれが重なりあってひとつの芸術になってる感じ。
 もう感動すぎる(>_<)

【豚】
 まず見て思ったのは、豚のテリーヌがこんなに美しいだなんてってこと。
 パプリカソースの酸味やら苦味、そこに、ハーブの辛みやらケッパーやら… 口の中で踊ってくれちゃいます。
 そんでもって、一緒に頂く赤ワイン… これが、また渋味がありながらもさらさらしたテクスチャーでなんともいえないマリリージュ。
 はぃ、泣けてきます。

【海老】
 海老をカダイフでキュートにまきまき。
 プリプリ感とサクサク感、ステキです。
 そこに、雲丹&トピナンブール(芋の一種)、これまた気持ちいい苦味です♪


『大阪に転勤して1年と半年強。
実は、転勤して3日目に、とあるイタリアンレストランにいって、残念な思いをしてしまい…
それ以来、なんとなくトラウマになってしまってて、大阪でイタリアンは避けていました。
でも、今宵、一気にその呪縛から解放されたぁ~d=(⌒‐⌒) 』



【蛸】
 蛸に、セロリソースとオレンジ。
 なんと驚きのハーモニーなんでしょう!
 このバランスを生み出した若きシェフの発想と技術の高さにただただ唸る。。。

【うずら】
 うずらってこんなにフワフワな食感だったんだぁ♪
 魚介の後にも関わらず、そのライトなテクスチャーでずっしり感を感じることなくパクパクいけちゃう。
 かぼちゃ、ポルチーニ茸粉末、大麦、バルサミコのコンビネーションも味わいを深くしてくれてます。

【グラニテ】
 レモンシャーベットに炭酸水。
 スキっとした酸味が気持ちいい♪

【猪肉ソースのパスタ】
 意外や意外、さっぱりしたお味に仕上がってる!
 当然ながらクサミはなく、逆に深いコクを感じます。
 上にのっかってるハーブだったり、そういうちょっとした細かい素材がステキなハーモニーを奏でてくれるんだなぁってしみじみ。。。
 
 ちなみに、一緒に頂くシャルドネ、これがまた甘い樽樽な感じなんだかど、
 乳酸菌のような酸味もあって、ベストマッチ!
 お見事なマリリージュでございます。

【ラヴィオリ】
 ほんれん草ベースのラヴィオリなんだけど、
繊細なので茹でるんじゃなくて、蒸したとのこと。
 苦味とリコッタチーズのビミョーなクセ感、相性がこれまた美味い!
 ワインとも合うんだなぁ♪

【神戸牛】
 チーズのインパクトの後、このタイミングでの肉。
 ヘビーかなと一瞬思えども、これがすっきりしたソースでスッとお腹に入る。
 こういう流れがさすがだなぁって思う。
 うん、肉肉しさを余すとこなく、それでいて程よいポーションで楽しめました。

【富有柿のドルチェ】
 ブラッドオレンジのジャムに、紅茶の香りがガンガン。。。
 ベルガモットの香りも手伝って、さらなる幸せ気分にしてくれる。
 『和』のフルーツもこんなにもステキ
にお化粧して見ても楽しめる。
 柿のちょうどいいトロトロ感、さらに美味しく頂けました。
-------------------------------


トータル16点の料理の数々。
そこに、藤巻さんの軽快でダンディーなトークとともにサーブされるワインたち。

驚き。

感動。

幸福。

五感をフル活動させて楽しませてくださいました。

もぅ、ホント、コトバでしか言い尽くせない感じの時間を過ごさせていただきました。



ちなみに、横浜、渋谷、青山、新宿、いずれもお邪魔したことがあるのですが、
これまで一番好きだったのは青山「イル テアトリーノ ダ サローネ」。
お料理やサービスもそうだけど、あのカウンターの空間が大好き♪
 ※あ、でも、横浜も渋谷も青山もお邪魔した際の感動が多すぎて、結局レビューがアップできていませんが(汗)

でも、今回、こちらにお邪魔して、どうやらこちらに瞬時に心を奪われてしまったようです。。。


本当にたくさんの驚きをありがとうございました。

ごちそうさまでございました。

2014/01/29 更新

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