駅そばの山菜そばで小腹を満たす♪ : イイダヤ軒 南松本駅そば店

松本市の出川町方面での仕事の際に一寸小腹が減ったなぁと思ってフラリと立ち寄ってみたお店が、
「信州松本駅そば　イイダヤ軒　南松本駅前店」さん
でした。
こちらは松本駅前の老舗の宿泊施設である『ホテル飯田屋』さんの関連会社である、特に松本駅での駅弁が有名な『イイダヤ軒』さんが、松本駅・南松本駅・村井駅と言う『ＪＲ篠ノ井線』の松本市内の三ヶ所の各駅の直ぐ近くに店舗展開している駅そばのお店ですね。ちなみに駅の”側“って言うのと”蕎麦“と掛けているんだそうです。
今回は出川町方面での仕事だったので『南松本駅』の駅舎を出て直ぐの真横にある店舗の『南松本駅前店』を利用しています。
お店の前の駐車スペースに車を止めて店内に入店した時間は１７時３９分。
入店後、まずは入口入って右側に設置されていた券売機での食券購入から始まります。
と言う事で、券売機を見ながらどの蕎麦或いはうどんをいただくか検討。
券売機を見てみるとこちらの蕎麦＆うどんでは、かけ・天ぷら・玉子・天玉・かき揚げ・かき揚げ玉子・山菜・きのこ・冷やしおろし（夏期＆蕎麦限定）・にしんが有りました。また、蕎麦＆うどんの他におにぎり（さけ・たらこ・明太子・こんぶ）といなりが有ったのですが、これらのおにぎり類は全て売り切れていました。
この中からどれにするか暫し検討した結果、
「山菜そば」￥４６０
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今購入した食券をカウンターに置きつつ、そのキッチンを囲む形のＬ字型カウンター席の一つに着席です。
こちらのお店の席数はキッチンを囲む形のＬ字型カウンター席９席が有りました。駅そばのお店ですが立ち食いではありません。ちゃんと椅子は有ります。
この時点での先客はシングル客２名、ペア客１組のお客さん達がいらっしゃいました。客層は駅そばらしく私も含めて皆さんオジサンばかりでしたね。
で、山菜そばは着席後１分で出来上がってきました。流石駅そばのお店、出来上がり時間が早いですね。
では、届いたばかりの丼の中を俯瞰で眺めてみましょう。
山菜そばは直径１８ｃｍ、深さ７ｃｍくらいの大きさの灰色に黒い帯が入った模様のプラスチック製の丼で提供されています。
具材は山菜のみ。このお店の特徴としてネギはカウンターにタッパーに入って取り放題になっているので自分でお好みの量をセルフで後乗せするシステムになっています。今回は少し少なめに一盛り乗っけてみました。
お汁は比較的濃いめの醤油色に透き通る感じの色合いのお汁。
麺は最も一般的な太さの２～３ｍｍ幅の蕎麦でしたね。
じゃ、まずは麺からいただきます。
多分、冷凍麺が使用されていたのではないかと思われます。
麺の蕎麦っぽい色合いも薄めと言うか、冷凍麺として考えるとこんなもんで普通なのかな。この手の立ち食い蕎麦の麺の色合いって事で言っても普通って感じですよね。
クチュとした柔らかな噛み心地ですねぇ。少しボソボソもしていました。コシは全くありません。今時の冷凍麺だともう少しコシを感じられるものですが、昔の茹で麺みたいな柔らかさでした。
食感としては舌触りや喉越しは悪かはなかったのですが、噛み心地は一寸ザラつく粉っぽさがありました。
麺の味としては蕎麦の風味はほぼしなかったですね。蕎麦粉と小麦粉の割合は多分半々くらいだったんじゃないでしょうか。知らんけど。
続いてお汁を少し啜ってみましょう。
カエシの醤油っぽさは少し高めかな。同じくカエシの味醂のマッタリした感じも少し高めです。
そんなカエシに比べて出汁の風味が弱い。多分、鰹・鯖・煮干しあたりが使われているのではないかと思いますが、それがよく分からない程に風味が弱かったですねぇ。
そんな感じに全体的には関東風っぽい感じのお汁でした。まあ、そこまで塩気の高さはなかったんですけどね。
最後に具材の事にも触れておきましょう。
具材は上記の通り、山菜のみ。
多分、業務用の山菜ミックスが使用されているではないかと思います。
その山菜ミックスの中の山菜は三種類。ワラビ、ゼンマイ、淡竹が入っていました。スーパーとかでも一番よく見るパターンの山菜ミックスですね。
ワラビとゼンマイはスーンとした山菜らしい淡い苦味が良くて、淡竹の柔らかくもコリコリした食感が気持ち良かったですが、普通と言えば普通でした。
そんな感じに山菜そば一杯全て完食です。
朝・昼・夜の本格的な食事ではなくて、今回のようなサクッと手早く小腹を満たすって感じの時にはこの手の駅そばのお店って本当にピッタリきますよね。今回も良い塩梅に小腹が満たされました。ご馳走様でした。