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店名 |
酒場 びいどろ(びいどろ)
|
---|---|
ジャンル | バー |
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
青葉通一番町駅から105m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
(カウンター:4席 テーブル:2席 座敷:5席) |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
初投稿者 | |
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2012年6月、石巻での仕事を終えて仙台に戻って来た夜、文化横丁に位置する、「酒場 びいどろ」さんに立ち寄りました。
実は、「文化横丁」に足を運ぶ前に、「ふれあい百店街・壱弐参(いろは)横丁」に行ってみたのですが、日曜日の夜だった為、多くの店が休業でした。・・残念!
続いて、こうして「文化横丁」にやって来たのですが、考えてみたら、僕自身、日曜日の夜の仙台は初めてだったのかもしれないです。・・ここでも多くが休業でした。こんな静かな横丁を見るのは初めてです。
そんな中、目に留まったのがこちら、「酒場 びいどろ」さんでした。
店内には、四人掛け程度のカウンターとテーブル席があり(目には入りませんでしたが、ネット情報によると座敷もあります。)、常連らしき女性客が一人、ロン毛のマスターと話しをしながら呑んでいました。
カウンター席に促され、まずは生ビール(500円)をお願いしました。
つまみに「やっこ(300円)」をお願いしたところ、「しらすおろし」が沢山のっていました。・・これは嬉しい!
その後、黒糖焼酎の「朝日」(鹿児島県大島郡の喜界島)のロック(500円)を二杯呑み、更に、宮里酒造所の泡盛「春雨」のロック(500円)も二杯頂きました。
「お客さんどちらから?」とマスターから訊ねられたので、「東京です。今日、石巻での仕事が片付いたので、仙台まで戻って来たんですョ!」と答えると、そこから色々と話しが弾んでいきました。
店内に「忌野清志郎」のアートなポスターが貼ってあったので、マスターにその旨を訊ねてみると、やはり!・・かなりのRockファンでした。まさか、THE TIMERSや忌野清志郎 & 2・3'Sの話しをしながら、酒が呑めるとは思いませんでした。おかげで、ロックを四杯も呑んだ次第です。
震災に関する話しも少ししたので、マスターから聞いた話しをサマライズして書き記します。
「うちは震災四日後には営業再開したんですよ!たまたま近所の酒屋が、一日だけ営業したので、手元に持っていた八万円(金額はうる覚えです。)で酒を仕入れました!周りはみんな休業していたので、「よっ!一人勝ち」って冷やかされました。でも、夜の治安が悪化しているとの噂が流れていたので、早い時間に店じまいしていました。あの頃は余震がひどかったので、お客さんも少なかったです。実は僕も先日、震災後初めて石巻に行ったんです。Liveがあったんで・・石巻では僕の友達も亡くなりましたよ。この日焼けは、石巻でではなく、今日、Kスタに楽天戦を見に行ってたからです。昼間に出掛けたのは久々でした。」・・こんなことを語っていました。
先に来ていた女性客は、福岡出身で、震災後に仙台に移り住み、Live仲間と共に、こちらの常連になったそうです。
入れ替わりで来店した女性客も、「今、〇〇のLiveの帰り・・」と言っていました。Rock好きが集まる酒場のようで、個人的には居心地のいい空間でした。
BSで放映していたマイナーなドラマに暫し見入った後、お店を後にしました。
帰り際、マスターが階段まで出向いてくれ、「仙台にいらいた際は、また是非どうぞ!」と見送ってくれました。
P.S.
店内に、スパムの缶詰が沢山ありました。しかし、それらしきメニューがなかったので、「何で?」と訊ねると、「震災後、あちこちから送ってくれたんですよ!・・なんだったら焼きましょうか?」とマスターが言っていました。