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すし処 岩井
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どっぱ
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店名 |
すし処 岩井(いわい)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
022-265-5133 |
予約可否 |
予約可 来店の前にお電話ください。 |
住所 | |
交通手段 |
勾当台公園から徒歩5分 勾当台公園駅から312m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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ジャズの鳴る鮨処。しかも小洒落た店内。こういう処では、お釈迦様の掌に乗っかる孫悟空を決め込み、店主に全てをお任せしよう、と思ったわけです。決して店主のペースを乱さないようにしよう。我侭を言わないようにしよう…。(笑)
それにしても、地方へ行くとジャズの鳴る鮨屋が多いです。那覇で唯一抜けてると言われる「鮨処もとい」もジャズでした。確かに演歌じゃ困るけど。握り拳は鮨の華~♪ てなわけには行きませんからね。(笑)
仙台でどこ行こうかと思案し、県内の有名鮨店を一通り行かれたレビューアさんを参考に絞りました。当店、実は第二候補でしたが↓の「ポンポン」と「パンパン」のくだりが妻に受けてしまい(苦笑)、前夜「すし蓑」にも関わらず、こういうことになりました。「ポンポンvsパンパン」の件、結論は「パァン!」が一回でした。(笑)まあ、歌舞伎の間合い掛け合いの趣で、特に嫌悪感は感じませんで、てゆか、いつ出るかどんな音か、ワクワクしながら注視してました。(この夫婦って…。)
当店仕入れは「すし蓑」と似通っています。(蛸やとり貝など同じ。)極上ネタを兄弟分の契りで分配しているのかも。ただ、当店でとても感心したのは「すし蓑」では酒肴と握りでネタの重複が多かったのに、ここでは皆無なこと。こういうプライド(もしくは意地?)って、好きです。
酒肴でおいしかったもの。まず、とても甘みのある烏賊の細切り(イカソーメン)に、九州の醤油だと言う、まろやかな醤油の生姜醤油。特に手の込んだ類いではないのに忘れられないおいしさ。「最近、偶然漁師が見つけた」と言う地の秋のとり貝も甘くおいしい。甘鯛の炙りも◎。蒸し蚫に蒸し凝り(煮凝りでなく)添えも美味。鯛ちりの如くポン酢でいただく鯛のアラ蒸し(アラ煮でなく)は、別の地酒をぬる燗で合わせてくれと言われ、そうしました。店主は志の高い美覚を持っておられます。(言葉を変えれば「うるさいオヤジ」です。笑。)合間にいただいた、ご出身の山形の摘みと言う、菊花(=もって菊)と天然なめこの浸しは帰京後に妻がパクって、既に我が家の一品になっています。(笑)
酒肴全体では、全品が非常に手の込んだ「すし蓑」と異なり、ネタを切っただけも多く、本来の鮨屋のスタンスに沿っているようです。
そして握り。最初の一貫が置かれた瞬間に条件反射的に右手が箸に近づこうとしましたが、ご主人が「手で食べてね!」と言うので、「ほーい。」と素直に従うことに。後から入店された老夫婦も東京から来られたようで、同様に箸を持とうとして慌てて改め、一瞬ぎこちない仕草でした。
煮きりは塗られておらず、手で持ち醤油皿にちょんと付けて食べます。客前に良くあるガーゼみたいな手拭きもなく、最初のおしぼりを使います。
宮城の鮨(経験した範囲)は、ネタの下にシャリが張り付いているような握りで、本塩釜の「しらはた」でも、お好みの私たちは、大将から「手で食べてよ!」と釘を刺されました。こういう握りは箸ではぜんぜん無理。手で酢飯を守るように魚に醤油をつけるわけです。お米の産地ならではの流儀?。強いプレスで米粒を一体化させる押鮨とは対極に米の一粒一粒を守ろうとする所以かと。「 しらはた」の隣席がおきまりを箸で食べていたことを思うと、私たちと異なり強く握られていたのは確かで、強く握るより軽く握るのがこの地方の「上質」「高級」なのかも。すると「すし蓑」が箸でいただけたのは店主が江戸の流儀にシフトした証?もしくは故郷の流儀を捨てた? 謎は深まるばかり…。(通りすがりの旅人故、眉唾眉唾…。)
握りでおいしかったもの。薄塩のいくらが驚く絶品。お好みではふだん絶対頼まないから超ラッキー。そして鯵が最高。山葵だけでおいしい鯵。江戸より旨い。鯖もおいしい。ご主人いわく、まだまだ小ぶりで旬はこんなもんじゃない、とのことですが、メチャ旨い。鮃も絶品。白身は、岩塩に柑橘の汁を注いだものにつけていただくのですが、これが結構おいしい。煮蛤は、江戸の鮨店に及ばず残念。鮪は悪くはない。最近大間より戸井の方が良いのでこれもそうだとの旨。確かにおいしかったですが、前夜の「すし蓑」で、昆布締めして一週間寝かしたと言う大トロにぶったまげたので、インパクトはそこそこ。終盤に出た「仙台味噌の潮汁」はまあまあ。
ひとつ、お伝えしたいことは、終盤でご主人から「あと何貫ぐらい行けます?」と聞かれました。ご主人なりに客に食べてもらいたいネタのプライオリティをしっかり持っておられ、あと一貫なら是非これを食べてほしい、あと数貫なら、こっちも食べてほしい…、という、鮨職人ならではの実直さ故の質問でした。
仙台の鮨処で「すし蓑」も当店もともに大満足。いずれも遜色なく素晴らしい。仙台の夜は、両店ともに是非行かれることをおすすめします。とにかく魚が旨い!。