「⑥全国民が選ぶ美味しいラーメン屋ベスト99(2002年)」から20年(10位~1位)

出典:波乗りDさん

「⑥全国民が選ぶ美味しいラーメン屋ベスト99(2002年)」から20年(10位~1位)

2002年12月31日に日テレ系で放送されたランキングですが、まもなく20年が経過します。 そこでランキングに入った店をまとめてみました。 閉店・移転・今なお行列を作り続けている店様々、、、 基本関東圏が多いですが、それでもこの年は全国各地から選ばれている印象で取り上げました。

記事作成日:2022/12/27

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる8015の口コミを参考にまとめました。

中華そば 青葉 中野本店

<第10位>
中野区 青葉 
【百名店受賞歴 なし】

飯田橋店の36位ランクインに続き本店が10位です。
食べログが2005年3月にスタートしたのですが、2005年以前の古い投稿はいわゆる「回顧投稿」でしかも青葉の低迷期だった(個人的にも)ので、ちょっと賛否の否の方が目立ちます。 
(参考にならない)私感ですが、Wスープは行列店ともなると混雑時に安定して提供するのが難しいと思われます。
Wスープは特に魚介のスープの温度は高くないため4・5人分の提供となると後ろのラーメンは麺もですが、特にスープの状態は少しの差ですが悪くなりますね。
青葉本店も何回か食べた時の違いはあった印象があります。


<油っぽいのはサンシャイン(店)と変わらずでしたが、こちらはスープの一部としてちゃんと溶け込んでる感じ。縮れ麺もスープとの絡みが良いし、量が少ないものの味覚は満たされました。
チャーシューは青葉系の癖がやはりありこれさえなければ・・・と。
味玉は唸るほどではありませんが、今までの食べた青葉系の中では一番バランスが取れた味付けだと思いました(05年)>


<自分の場合は基本的に「全部乗せ」というのは好まないのだが、ここに限っては特製中華そばを頼まない訳にはいかない。
麺・スープ・具材それぞれ良いのだが、それらのバランスも絶妙なのだ。
魚介の風味と豚骨・鶏ガラの濃厚さを合わせたスープが特徴ではあるが、それぞれが主張し過ぎず。醤油ダレも活きた、ちゃんとした醤油
ラーメンになっている。
具材もまさに丁度良い半熟具合の玉子、厚くやわらかな焼豚など。喉越しの良い麺とあいまって、量ではなく味覚で満足させてくれる。
ただ中野本店に関しては冬場は背中が寒いのと、お客の回転率の問題か、落ち着いて・・・という雰囲気ではない。(06年)>


<スープは和風醤油であるが、魚系と動物系をブレンドしたWスープ。超コクあり。この味はサバ節を使っているのだろう。以前は客に出す直前にブレンドしていたようだが、現在は混んでいるためか最初からブレンド済みだとか。
~  個人的にはサバ節は鰹節と異なり、くどい味で余り好きではないが、評判の店だけあってレベル高いと思う。(06年)>


<注文は中華そば650円、5分くらいで目の前に置かれましたが、ビジュアルは全然かわりませんね。玉子が入っているのでしょうか、縮れた黄色い麺に濁ったスープ、鰹節の香りがプーんと。
懐かしいなぁ、なんて考えながら啜ると、う~~ん、コクがないなぁ。なんなんでしょうね~舌が肥えてしまったのでしょうか・・・インパクトがなくなってしまった、というか。
只の中華そばに成下がってしまった、感じがありますね。スープも飲んでみるとまずまず美味しいです。美味しいスープですが、最近の勢いのあるラーメンさんに比べると美味い!という衝撃度が違います。(15年)>


<ラーメンを食べると、最初は美味しいのに後からしつこく感じる事が多いが、ここは違う。
食べ始めた時は、さほど美味しさを強く感じなかったのだが、中盤から後半にかけて一気に魚介の味が出て来て、凄く美味しくなるのだ!
二段ロケットの様に、味が微妙に変化して凄く美味しい。これが青葉本店の味なのね(15年)>

黒亭

<第9位>
熊本市 黒亭  <移転>
【百名店受賞歴 なし】

1957年創業、1971年、2006年に移転をしております。

「熊本ラーメン」というと関東圏では1955年創業で渋谷・新宿に出店していた「桂花ラーメン」や、1954年創業でラーメン博物館に1994年のスタートから唯一出店を続けている「こむらさき」(翌年の同ランキングの18位)が有名です。
(いつも関東圏での目線となりすみません)
黒亭は老舗として地元に親しまれてきた店ですね。



<よく並んでいるのを見ます。スープはこれでもかという位に揚げニンニクの味がし、デートには向きません(笑)トンコツですがスープは飲みやすく、東京から来た友達はスープも1滴残らず食べてました。私は、これが一番の熊本ラーメンだと思います。(03年)>


<麺は中麺で湯切りもちゃんとしており、シャキシャキ感が味わえる。豚の頭だけを使った濃厚こってりスープは専門の職人が目を光らせている。チャーシューもジューシーで良くできていると思う。
スープに浮かぶ細かく刻まれた揚げニンニクの量が半端ではない。最初は少しにおいが気になるが、次第にトンコツスープと同化していき、さらに深みを引きだしていく。食べ終えたら、バランスが良かったかな?と感じさせる。(03年)>

<福岡ラーメンと比べるとスープはマイルド。たっぷりとかかった揚げニンニクが香ばしい。トッピングで入っているキクラゲが箸休めにイイ感じである。これはクセになる味だ。
駅から7分ぐらいのところにあるが、なかなか風情のある外観でした。ちょっと変わったロケーションなのにひっきりなしにお客が入ってくるところもすごい。さすがは地元の人気店である(05年)>

<スープ。「あっさりとしていて、豚骨の臭みがないのに、深いコクがある」というもの。
脂肪分が少なく、深いコクが出る豚の頭骨を長時間炊き込み、自家製の醤油ダレを加えたスープは一口すするだけで、濃厚な豚骨のコクが口の中に広がり、あとからラードで揚げたニンニクの香ばしさが追いかけてくる感じです。とにかく丁寧に下処理された豚骨と醤油ダレの旨さが抜群です。
またこのスープに負けないコシがある麺は特注で作られた太ストレート麺。一番強調したいのが、その絶妙の茹で加減。寸分のズレもありません。しっかりと芯一本残してアルデンテに茹でられた麺は、噛むごとに味わいを増す魔法の麺。旨いなあ。ホント旨すぎます。(06年)>


<中細のストレート麺で、マー油のしつこさもなく、もやし、チャーシュー、きくらげ、刻み葱、海苔、とデフォルトで満足な具の共演。
香ばしい揚げニンニクも食欲を更にかきたてます。それぞれの具が目立ち、麺とスープと一体化して口に運ぶと更にうまい。
~ ~
熊本ラーメンは、スープの継ぎ足しをしないと聞いたことがありますが、豚骨スープは非常に臭みが少なく、万人うけするスープでした。(22年)>

ちばき屋

<第8位>
豊島区 あ・うん 【閉店】
【百名店受賞歴 なし】

多数ランクインした池袋地区の最上位は「あ・うん」でした。
築地の割烹屋が2001年に出店、鯛ラーメンが話題となりました。
立教大学近くの「麺やごとう」(22位)の上に店がありました。しかし、ある事件が発生しまして(当時かなりニュースになりました)、閉店の時期は不明です。



<第7位>
江戸川区 ちばき屋
【百名店受賞歴 なし】

葛西の名店。1997年創業。
店主の千葉憲二氏は2008年に設立された「日本ラーメン協会」の初代理事長。
ラーメンの発展を願い「ちばき屋」のレシピを公開。宮城県気仙沼の出身で東日本大震災で姿を消した昭和17年創業「かもめ食堂」を、2015年に復活させる等々、、、
凄いお方です。


<食べたのは焼豚そばに味付け玉子。スープを一口飲むと「甘い」。旨味が伝わると同時にみりんっぽい甘さが口の中に広がります。
しかしその後は素材の旨味が重なったバランスのいいウマさを感じました。豚、鶏、煮干、昆布、野菜などで取ってるみたいですね。
表面には鶏の油が結構浮いてます。麺はやや縮れた細麺で早く食べないとダレますね。具は肩ロースの焼豚、海苔、メンマ、味付け玉子と貝割れ大根。味付け玉子はこのお店の名物で半熟は見事。焼豚も柔らかくて美味かったです。通、ラーメンおたくが絶賛するのではなく誰もが美味しいと感じるラーメンだと思いましたね。(04年)>


<なつかしい感じの中華そば。あっさりとしてコクがあるスープ。インパクトが強いわけじゃないけれど、食べ飽きない味。しかも煮卵との相性も抜群。
個人的にはねぎラーメンが一番バランスがいいと思います。限定の塩ラーメンも好きですね。ちまきとセットが私のベストチョイス(05年)>


<琥珀色のスープには刻み白ネギが散りばめられて浮かんでいる。中央に配置されたカイワレが特徴的。
醤油ベースに動物系のコクと魚介の酸味、それに野菜の甘味が合わさって、あっさりとしつつも奥深い旨味が染み渡るように広がる。飽きのこない味わいで旨い。
麺は中細の手揉み風ちぢれ麺で加水率低めのぷつぷつとした歯切れの良い食感。スープの絡みは抜群で白ネギとカイワレのアクセントも最高。チャーシューは肉の旨味を強く味わえるハード系のしっかりタイプで旨い。煮玉子は極めて普通。懐かしさも感じるホッとする味わいの支那そば(14年)>

13湯麺

<第6位>
千葉県松戸市 13湯麺 <移転>
【百名店受賞歴 なし】

ここで13湯麺ですね。
千葉のラーメン界を牽引しました。
「千葉のラーメン四天王」といって、13湯麺と末広家と浦安のマルバ、あとは、津田沼の必勝軒でしょうか。良く雑誌等にも出ていました。
と、あたかも知ってるかのように書いてますが、筆者は末広家と13湯麺には行けてません。
今年のGWに千葉まで行ったので移転した松戸市の近くまでは行ったのですが、タイムオーバーでした。


投稿については色々と面白いので、抜粋できません。直接どうぞ!

天天有 本店

天天有 本店 - 紅生姜+故障

<第5位>
京都市 天天有
【百名店受賞歴 なし】

1971年創業の京都一乗寺の名店です。
放映時でももう全国区で知られたお店で、東京には大井町の阪急ガーデンに出店してましたね(閉店しました)。
全国区での知名度があります。

<1998年夏に初めて食べに行って、ラーメン革命に等しい衝撃を受け何度もバス代や叡山電車の運賃を払って食べに行っています。京都で「天天有」以上に「わざわざリピート」している店はありません。
さて、味ですが。特筆すべきは甘さ。甘くて、少しトロリとしていて。このスープに最も衝撃を受けました。「辛いスープが隆盛の世の中で、甘さを感じるなんて!」ってね。(05年)>

<京都を代表するラーメン店です。
麺は特段に美味しいというわけではありませんが、鶏がらベースのスープが深い味わいです。
舌触りのきめ細かさから、相当な時間をかけて煮込んでいることが分かります。
見た目以上に濃いということはなく、意外なほどにアッサリとしているのが特徴です。
その美味しさゆえに、いつもスープを沢山飲んでしまいます。(05年)>


<鶏ガラベースのスープにとろみがあり甘いです。見た目以上にスッキリした味だと思います。麺は普通でチャーシューとスープはすごく好きな味なのですが、明らかにスープがぬるい時があります。ぬるい時は正直ガッカリします。(06年)>


<何より、うちが好きなのは、鶏ガラベースらしいスープ。何というか、甘いんです。
よくわからないけど複雑なまろやかな味で、甘い。これといつも固めでお願いする麺との絡みがめちゃ美味しい。(07年)>


<京都ラーメン街道の中でも 一番古いの店ではないか。約30年ほど前から通って先代は チャーシューの出来が悪ければ開店しないという頑固な店だった 少し甘めのスープは好き嫌いが別れるが、コクがシッカリあり優しい味わい。なんと言ってもこだわりチャーシューが旨い。
 ~ 感心するのは 夜中に食べても胃もたれも腹下しない。安心して夜中に食べれる数少ないラーメンだ(11年)>


<早速スープを一口飲んでみると鶏白湯のコクのある旨みが口の中に広がります。他の店舗と同じレベルの味を想像していましたが、まるでレベルが違います。他の店舗も美味しいのですが、コクや旨みそして程よい醤油感とキレの良さ全てが他店舗を上回っています。

麺は加水率低めのストレート細麺が使われており、歯切れの良い食感と小麦の旨みにスープが旨みが馴染んでとても美味しくいただけます。
~ ~
いま流行りのラーメンでは有りませんが昔から変わらぬ美味しい鶏白湯ラーメンだと思いました。本店の実力を思い知らされたとても美味しい一杯でした(21年)。>

蓬来軒 本店

蓬来軒 本店 - ワンタン麺 1000円

<第4位>
甲府市 蓬来軒
【百名店受賞歴 なし】

蓬来軒、蓬「莱」軒だとひつまぶしになります。こちらは甲府の支那そばの名店です。
1964年創業。
店内は奥にかなり広く、外観に反して40~50人は入れそう。男女問わず幅広い世代が訪れ活気がある店で雰囲気も好きです。



<支那そばはここの自慢の1杯だけあって、鶏ガラ豚骨に煮干の味がいい塩梅に醤油だれにあっている。麺は細麺で、ここのシナチクは赤く染色されている。麺とスープの愛称も良い。(07年)>


<看板たる「支那そば」(700円)を。
見た目からして、なんとも旨そうな煉瓦色のスープ。啜ってみると、鶏がらに強く煮干が合わさったコクが、良い塩梅に醤油と出合っています。出汁がしっかりとられているから、旨みは決して平板でなく、素材の良さがきちんと出た味ですね。
分厚い肩ロースのチャーシューにたっぷりの葱、斜めに厚切りにしたなると、そして焼き海苔、軽く食紅のかかったコリコリとした食感のメンマ。なるほど、これが拘った「支那そば」のビジュアルなのですね。中細に打たれた麺を少し硬めに茹でてもらうと、ぷりぷり感を残した秀逸な歯ごたえが楽しめます。

地元の人気が絶大だと言う、湯麺(900円)。
キャベツ、もやし、ニンジン、サヤエンドウ、木耳、たっぷりの豚肉・・・・・甘みの出た野菜の炒めに、ガラベースのスープを合わせて。
平打ちの麺には厚みもあって、ボリューム感も満点ですね。食べても食べても沸いてくると思うほどの野菜を食べ進みながら啜るスープの、何とも旨いこと。最後まで飽きることなくたっぷり堪能できる、良く出来た湯麺ですね。
蓬来軒の母体となったのは母親の代に始めた「金水食堂」で、昭和12年に創業したのだと。
今の屋号でラーメン屋を始めたのは、今年69になるご主人自身。~
ここまで大きく立派になったお店に対するご主人の思いは一方ならないようで、お話を伺っていても、微塵も衰えのないその情熱ぶりには圧倒されます。(12年)>


<スープは普通の醤油ラーメンのスープ。
だが、深み、コク、バランスが全て持ち合わせていてこれは、、美味い。ワンタンもワンタンは皮を食べる食べ物とこの店で理解できる美味さ。ツルツル喉越しさえ感じる。餃子も少し大きめなオーソドックスな餃子なんだがバランス、皮のうまさ、バランス、食感、全て持ち合わせ美味しい!これは、凄いなー。
近所にこんなお店あったらおじいちゃんから孫まで4世代くらい一緒に行っちゃうなー。(22年)>

中村屋

<第3位>
神奈川県海老名市 中村屋 【移転・閉店】
【百名店受賞歴 19,20,21】

思い出が沢山。東京在住時、車持ってなかったので、車持ってる後輩を順番に大和市まで(ラーメン・ガソリン代まで全てご馳走する条件)連れていったら、いつの間にか自分が「中村屋行きましょうよ!」と誘われるハメに。

こってりが多かった当時の関東ラーメン界でアッサリしていながら、旨味・コクも充たしていて調和しているラーメン。今では普通にあるのだと思いますが当時は衝撃を受けました。

2008年海老名市へ移りました。

HPより一部抜粋
【2022年2月13日を以って中村屋海老名の最終営業日とさせていただきます。皆様に支えられ、22年間続けることができた中村屋の歴史をNYで引き継ぎ、また日本に戻る機会に恵まれましたら日本での活動を再開したいと考えております。】
とNYを経由して活動再開もあるかも知れませんね。



<私自身、ラーメンのスープを飲み乾したのはここ以外ありません。繊細で、考えられたラーメンに脱帽でした。(06年)>

<丁寧に仕事してるな~という印象のスープ。味はしっかりしているのに、スッキリしていて後味が口に残らない美味さ。醤油という範疇なら、間違いなくベスト3に入るでしょう(08年)>

<スープは高座渋谷時代より、香味やキレはなくてマイルドです…中村屋も年と共に円みが増したベテランスープって感じ。細麺はかたさのある歯応えのあるもので、私はこの麺好きです(19年)>


<"だしかけ"の特徴は具が無い事です。静かな湖のキラキラ光る水面のようです。具がなんにも無いので余計な混じりっ気の心配なしに本命の超淡麗スープに専念できます。細かい事いえば、きざみ葱と焦がしニンニクがチョビっと入っていますが、透明感のある中村屋のスープを楽しむにはコレが一番です。
ただし、海老名は遠いので"だしかけ"だけで満足してしまっては交通費がもったいないです。

そこで"まかない飯"の出番です。スープの量で半分ぐらいまでは具無しで楽しむのを前半戦とすれば、後半戦は"まかない飯"のあぶり焼豚の焦がし肉汁を織り交ぜてスープの味の微妙な変化を楽しみます。楽しむといっても、旨いのでほとんどガブ呑みですが……。
良いなぁ~、この組み合わせ(20年)>

らーめん天神下 大喜

<第2位>
台東区 らーめん天神下大喜 【移転】
【百名店受賞歴 1度 17年】


創業は1999年、2007年に東南に500m離れた場所に移転。末広町の駅が近いかな。

今回取り上げたのは2002年末の4時間番組のものですが、その前年2001年の番組では1位となりました。

湯島天神下の交差点にできた物凄い行列は伝説でしょう。湯島時代のお店は間口の幅が狭く、交通量に対して歩道が広いとはいえず、列のコントロールが大変だったと思う。

でもお店も開店時にはここまで行列が出来る事を想定していなかったでしょうし、TVの影響は凄かった(自分もその一人、そもそも年末の特番ですので視聴者も多かった)。

一度だけJR某駅のラーメン横丁にて、施設オープン時の挨拶回りで主人を拝見しました(他店の1スタッフでした、、、)。
その時に他店の従業員・店長さん達も一気に出て来て周り囲んで挨拶してましたね。

醤油味でなく塩味の「とりそば」は、その後各地でもメニューに出てくるようになったと思います。


<とりそば800円と味付玉子を頼んだ。鶏油のオイリーさが前面に出ているスープは、魚介や鶏がらだしはとても弱いのでお吸物に鶏油を加えたみたいな印象だ。もう少し鶏油を控えるかダシを取った方が好みである。一方、細麺はまあまあ美味しいが鶏油が強すぎてバランスを崩している気がした。味付玉子は好みだったけど、この位の味付玉子はどこでも食べられるからねえ。(03年)>

<スープは利尻昆布、宗太鰹とムロアジ節の削り節、銚子の煮干し、地鶏の胴ガラを煮込んでとる透明なスープ。タレは昆布を使った特製醤油。麺は3種類の粉とモンゴル産天然カン水を使った手打細ちじれ麺でご主人が店の2Fに泊まり込んで作ってる自家製麺らしいです。

塩ラーメン+味付け玉子を食べました。スープはそれなりに美味しいのですが何かインパクトというかガツンと来るモノがないです。不味くはないのですが良く言えば優しい味、悪く言えば特徴のない味でしょうか。麺はストレートに近い細麺。喉越し、コシともに素晴らしいです。手間と研究を怠っていない麺ですね。(04年)>


<特製とりそば>
鶏の出汁感満載の塩スープ。一見、鶏油多めのこってり系かと思いきや、飲むとあっさりとしてコクもあります。マイレビ様が「水炊きをした後に残った鶏の旨味たっぷりのスープのよう」と評してましたが、正しく同感。飲んだ後の〆で飲みたくなるようなスープです。

柔らかい茹で加減のストレート細麺。
滑らかでのど越し良いですが、違う麺を合わせてみたい気もしました。

全体的な感想としては、若者やラヲタ向けの尖ったラーメンでは無く、子供からお年寄りまで皆が安心して食べられる優しいラーメンという印象です。(21年)>

俺の空

<第2位>
新宿区 俺の空
【百名店受賞歴 なし】

2001年創業、嶋本さんは元格闘家(ラーメン店主として総合格闘技にも出場有)です。

番組終わり年が明けて列が落ち着くのを待ち、10日は空けて店に行ったのですが、高田馬場駅の戸山口・西からズラッと長蛇の列、筆者も並んだのでまさに「TVの影響」を受けた一人。
当時はまだ食べログが無かったし、情報収集は雑誌が中心でしたので、TVの影響は大きいものがありました。

ただ2001年の大喜よりは行列での危険度は低かったですね。寒い中長く待った記憶しかありません。個人的には現在も高得点なのに驚きました。

20年後ですが改めて、おめでとうございます。



<豚骨から発展して?!登場した豚骨魚介系、所謂ダブルスープに初トライした。とろっとした濃厚なスープは、豚のくどさの中に魚のダシがきいて、細めの麺に絡まり美味しいと感じた。チャーシューではなく豚角煮を細かくしたものが入っている。食べ終わりは、どろっとスープが重くてちょっとヘビーでした。(04年)


<高田馬場にある人気のラーメン店。以前は大行列であったが、最近はそうでもないらしい。
そういう私が訪れたときも30分近く並んだ。よくもまあ並んだものだと今では感心するのだが、つけ麺自体は美味しかった印象がある。
魚介と動物のダブルスープのバランス、麺の味と茹で加減どれをとっても合格点だ。強いてあげると若干濃いめか?だが全く許容範囲内である。完成度は高い商品だろう。(04年)>


<浸け汁は魚介の風味でさっぱりしていて美味しいく、玉ねぎカットされた角煮が入っていて美味しいです。麺は中太麺ストレートタイプで
麺が綺麗です。チャーシューは浸け汁に浸け無いで少し頂きましたがハムみたいな味わいでした。美味しいです。

丁寧なお仕事、食べながら心の中でこれよこれよと思い私が食べたかった浸け麺どんぴしゃり
これぞ浸け麺私のラーメン好きの原点と懐かしく思い全てが纏まっており、浸け汁臭みが無く玉ねぎの甘味に絡み美味しいです。
やはり女性のお客様が多いのが解ります。
少し大盛にしてしまいちょっぴり苦しくでも、麺と浸け汁残さず完食させて頂きました美味しかったです。(14年)>


<麺は極細面でつるっとした食感です。
チャーシューは食べた感じが鴨肉みたいな感じで美味しかったです。味玉は黄身がとろっとよりも少し固めでスープが染みてて美味しかったです。海苔、メンマも美味しかったです。
スープも一見濃そうですが、意外とすっきりしていて飲み干しました。ごちそうさまでした。(22年)>


※本記事は、2022/12/27に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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