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以前とはずいぶん変わった、特徴の無い麻婆豆腐
時は平日のお昼時。胃腸の具合があまり良くないカントナは、「ショック療法で辛いものを」と考えて思いついたのがこちらの麻婆豆腐。山椒の辛さが印象的であった痺れの記憶が鮮明に残っている麻婆豆腐なのであります。「あそこまで山椒が効いていなくてもいいな」と普通の辛さにしようと弱気にイメトレしながら訪問いたします。
12時少し前の到着でありますのでお客さんは1名 。空いているテーブル席に座る前にメニューを見させられます。麻婆豆腐は2種類。四川が付いているものと付いていないもの。もちろん付いているものをチョイスいたします。次に辛さを聞かれましたので、胃腸の具合と以前の記憶から物怖じして「普通」とオーダーしたカントナなのでありました。
オーダー通りますとすぐにサラダとスープの到着 。サラダはキャベツを千切りしただけな上に乾燥注意報が出ていたのかと思うほど乾燥気味な具合。スープは塩味の卵スープどちらも特に心がウキウキするようなものでは無いのであります。「カントナの麻婆豆腐を作成するサウンドが聞こえないな」と思っておりますと麻婆豆腐の到着。厨房からのサウンド無しに麻婆豆腐が作成されたという事実を受け止めて目にした麻婆豆腐は、小さなお椀のようなものに入ったもの。カントナが麻婆豆腐に期待しているアミューズメント感 ワクワク感 そういったものは一切感じないのであります。以前は土鍋のようなものに入ってグツグツ言っていたような気がするのでありますが、ああいうワクワク感は一切無いのであります。
そんな賄いのような麻婆豆腐と向き合ってみますと、豆腐は小さくカットされていて何だか残念。口に入れますと、麻婆豆腐だから当たり前であっても随分とたくさんの豆腐。そんな豆腐はふんわり柔らかいのが救いなのであります。豆腐の他の挽肉といったようなものはそれほど口内で発見出来ない、豆腐主体の麻婆豆腐なのであります。辛さは全く無いなんともつまらない麻婆豆腐。辛さを「普通」にしてしまった故なのでありましょうか。
「こんな辛さであったらもっと辛い方にしておけば良かったな」と、特徴の無くてつまらない麻婆豆腐のチョイスに後悔してうなだれるカントナなのでありました。
痺れる四川麻婆豆腐
仕事が思うように進まないという小さな悩みを抱えてムシャクシャしていたカントナは、久しぶりに外でお昼ごはんを食べようかと思って席を立つのでありました。
ムシャクシャしていたので食べるものは、やっぱり辛いものであります。ムシャクシャしながら「ガルルゥ~」と凶暴になって辛いもの探索をおこなっておりますと、目についたのが「四川麻婆豆腐」の看板を掲げているこちらのお店。麻婆豆腐という言葉の前にわざわざ「四川」という言葉を入れている事に、辛さへの拘りを感じます。
さっそく自動ドアくぐって入店いたします。お昼時をちょっとだけ外した12時30分頃。ほぼ満席のお店は運良く2人席が空いておりましたのでその2人掛けのテーブル席へ案内されます。
席に座る前に店員さんに四川麻婆豆腐をオーダーして、意味の無い常連っぽさをアピールしてみます。やはりそんなアピールは店員さんには全く通用していなかったようで、表情や態度は変わらぬまま麻婆豆腐の辛さの度合いを聞かれます。ムシャクシャしていたカントナは、もちろん「辛め」を店員さんに伝えてしばし待ちます。
まずは玉子スープとザーサイが到着。メインの麻婆豆腐で舌が痺れてスープの味が分からなくなってしまう懸念があったため、メインが来る前にスープを平らげてしまいます。一般的な塩味のスープであります。濃いめの味ではありませんので、麻婆豆腐の前にスープを平らげるという作戦は成功のようであります。
そんな「スープ先食い戦略」成功の余韻に酔いしれていたカントナの前に麻婆豆腐とライスが到着。麻婆豆腐は大皿ではなくて、小さな壺のような容器に入れられた麻婆豆腐。最近そういうスタイルの麻婆豆腐を良く目にします。スタイリッシュなお店で多い提供のされ方でありますが、このお店はそれほどスタイリッシュではありません(ごめんなさい)。そんな麻婆豆腐は赤茶色の見てくれであります。見た感じとしては、カントナのウィークポイントである山椒の効いた麻婆豆腐のように思えます。
レンゲですくって口に入れてみますと、果たして山椒の効いた麻婆豆腐であります。口に入れますと、ビリビリと舌が痺れる強めの衝撃を感じます。もうカントナの舌は味覚を感じることはほぼ不可能であります。豆板醤の辛さもそれなりでありますが、山椒の痺れには敵いません。このくらいの痺れであると、旨味とかそういった味わいを感じることがあんまり出来なくなってしまい、ただレンゲですくって口に運ぶ動作を繰り返してゆくのであります。
滲み出る汗を拭き拭きしながらごちそうさま。痺れには参りましたが、これくらいの強い痺れであったら豆板醤の辛さももうちょっと強くても良いのかなんて振り返ったりしながら汗が退くのをひたすらじっと待っているカントナは、もう仕事のイライラなんてのは忘れてしまっているのでありました。
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カントナ
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店名 |
移転
天富園
|
---|---|
ジャンル | 四川料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR根岸線関内駅南口から徒歩5分 関内駅から261m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2011年8月28日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「麻婆豆腐を食べたいな」と思いながら、オフィス街をウロウロとする平日のお昼時。
ずっと前に訪問してから、かなりの時間が経過してしまっているこちらのお店が目に入るのであります。
「辛さだけが際立っていた」そんな印象が残っていて、全然再訪していなかったお店なのであります。
久々の訪問に緊張を覚えながらガラリと戸を引きますと、かなり薄暗い店内にお客さんはゼロ。お昼のピーク時間なのではありますが、「開店しているのかな?」と心配になるくらいの薄暗さと静けさなのであります。
しかしながら、すぐに大陸系のお母さんがやって来て「好きなところに」とカタコトながらも丁寧な言葉遣いで案内をいただきます。
カントナ好みの端っこのテーブル席に着席して、メニューを拝見いたします。当初の目的通り、「陳麻婆豆腐」をお願いしてオーダー完了であります。
丁寧な応対を経て、待つこと十数秒でサラダとスープと水の到着であります。サラダは細切りキャベツをメインにした、興味が湧かない一品なのであります。しかしながら、こちらのサラダのドレッシングが思っていた以上に美味しいのであります。期待値が低過ぎたからと言うのもあるのでありましょうが、それでも野菜を美味しく食べられるドレッシングのお陰でサラッと完食いたしましたので、お次はスープであります。
スープはメインと一緒にいただきたいカントナにとって、メイン到着前のスープはあまり好ましくは無いのであります。ガッカリはしながらも熱いうちにスープに向き合ってズルズルとやってみますと、しっかりとした下味を感じるスープなのであります。想像以上に美味しいスープに「温かいうちに飲んでしまおう」と思わせる、それなりのスープなのでありました。
そんなイントロダクションに舌鼓を打っておりますが、メインである陳麻婆豆腐の制作に関するサウンドが一向に聞こえてこないのであります。「オーダーが入っていないのかしら?」と訝ってしまうくらいの静けさの中、突如「陳麻婆豆腐」が到着するのであります。
製作過程が伺い知れない陳麻婆豆腐は、白米とのコンビで登場であります。白米は普通のお茶碗サイズにまあまあの盛り具合。陳麻婆豆腐は少し厚手の深い器にたっぷりの盛り具合。平皿に展開されるよりも、深皿に盛られると美味しさが数段アップするような気にさせるのが、麻婆豆腐なのであります。
早速レンゲを扱いますと、以前の記憶よりも大人しい色合いなのであります。黒光り8に紅光り2くらいの割合でありましょうか。口にいたしますと、しっかりとした味付け の麻婆豆腐は旨味を強く感じるのであります。煮込まれて角が崩れた豆腐。味が入った色合いの豆腐。そんなシズル感溢れる豆腐からは、黒による旨味と紅による辛さであろうバランスの良さを感じるのでありました。
濃い旨味と適度なピリリ感の美味しい陳麻婆豆腐は「辛過ぎる」という怯えていた以前の記憶が誤りであったのか、味の調整が入ったのかは分からないのでありますが、「味が詰まっていてとっても美味しいな」と思う陳麻婆豆腐であったのでありました。
デザートは杏仁豆腐であります。中華街で見る工夫の無いものではない、崩し系の杏仁豆腐なのであります。心地良い杏仁の香りと優しい食感のお陰で、陳麻婆豆腐によって荒々しくなった口内はすっかりと落ち着いて、杏仁豆腐を優雅に堪能する舌になっているのでありました。
食事をしている間に来店したお客さんは1名のみ。美味しい陳麻婆豆腐を提供してくれるお店であったとは、以前の記憶は何だったのかしらと思い返すカントナは、思ったよりも良かった接客スタイルも相まって、「満席になって欲しいお店であるな」と願うのでありました。