経験則を崩した秀逸ラーメン　ー　4年ぶりの訪問、以前と変わらずうまい : 千熊ラーメン

土曜日のランチ、自宅にお泊りした長女と訪問。午後1時近くながらほぼ満席状態。もともと人気店ですから、コロナが収まってくると多くのお客さんが訪問しています。私は「しょうゆ」、長女は「油そば」を注文。どちらも税込600円。

あっさりながらコクがあるしょうゆスープがうまいです。鶏、豚、野菜、本醸造しょうゆでスープを作っているそうです。うまくて完飲。麺は少し縮れた玉子麺。

ランチタイムはごはんが無料で提供されます。店内に大きな保温ジャーがあり好きな量だけ茶碗に盛れます。テーブルには無料の辛子高菜があって、これでごはんをおいしくいただけます。

久々の訪問でしたが、以前と変わらずおいしくてCP良好です。

【2016年4月】
ＧＷ初日の正午前、先客２人。その後も次々とお客さんがやってきます。行列にはなりませんが、地元で支持されているお店です。

気候が良くなり、お店の扉は開け放たれています。さわやかな春風が入ってきて、なんとも快適です。

「塩ラーメン」630円を注文。
透き通ったスープ表面に小さな油滴が漂っています。光を受けたスープは淡く黄金色に輝きます。スープを口に含むと、軽い塩味に続き鶏の旨味がふんわりと香ります。「塩ラーメン」も秀逸です。スープを飲み干してしまいました。
「塩ラーメン」を注文すると、パックに入った 焦がしネギ が提供されます。今回は投入せず、本来の味を楽しみました。焦がしネギ投入は次回からにします。
麺は縮れた細麺、トッピングは鶏ササミ、シナチク、青ネギ。いずれも「醤油ラーメン」と同じです。

祭日ですがランチタイムの無料のご飯がいただけます。ふりかけ、辛子高菜でいただきました。

食後会計をすると600円。ランチタイムは安くしているそうです。秀逸なラーメンに加え、無料のご飯、ランチタイムの割引。ますますファンになりました。

【2016年3月】
「担担麺」780円を注文。
結論から先に。名古屋駅周辺の担担麺のおいしいお店を知っています。知っている範囲ですが、これらのお店を超えるレベルです。担担麺が有名な名古屋ですが、春日市のラーメン屋の担担麺があっさりと超えてしまいました。秀逸です。

担担麺は辛系と旨系の方向があると思います。大好きな＜杏亭＞さんと＜來杏＞さんはいずれも旨系。辣油や胡麻油で味付けし、＜杏亭＞さんの麻辣担担麺は山椒でピリ辛な味付けにしています。

＜千熊ラーメン＞さんの担担麺は烏骨鶏スープをベースにして担担麺スープを仕上げており、辛みと旨みがバランスよく保たれています。辛さ、旨みとも突出することなく、その両方がマイルドに調和し、辛めの味噌ラーメンのような味わいです。うまいです。
トッピングはそぼろ肉、刻み青ネギ、もやし、キクラゲ。通常担担麺には載せないものもありますが、ラーメンのようなこの担担麺には違和感がありません。
ランチタイムはご飯が無料ですので、残ったスープでご飯をいただきました。ご飯との相性で言えば、名古屋の濃厚な担担麺スープに軍配があがるかもしれません。

塩ラーメンに到達する前に悶絶しました。評価を上方修正しました。

【2016年2月】
口コミをアップしたところ、JMUS総帥よりコメントがありました。
『入門編の醤油から入りましたか～～　次は、味噌か担々麺。　満を持して「塩」で悶絶して下さい』

日曜日の正午、行列はないものの店内では多くのお客さんがラーメンを啜っています。次々とお客さんが来店しますが、回転が速いので行列にはなりません。駐車スペースが少ないのですが、隣の建物の前にも停められます。営業しているお店がありませんので。

コメントに従って「味噌ラーメン」600円を注文。ランチタイムはご飯を無料でいただけます。店内に置いてある保温ジャーから適当によそいます。

「味噌ラーメン」
トッピングは、鶏ササミ、もやし、青ネギ。前回の「醤油ラーメン」はもやしじゃなくシナチクでした。辛味噌の小瓶が提供されます。
濃厚な味噌味は苦手なんですが、この「味噌ラーメン」はベースのスープを生かしたほんのり味噌味。辛味噌は使わず、お店の味を楽しみました。ただ今日はちょっと油が多いように思いましたが、許容範囲内です。

【2015年12月】
マイレビ様が高評価するラーメン店です。早速訪問してみました。

日曜日の午後12時過ぎ、行列覚悟でしたが先客1名ですんなりと入店。
メニューを見ると、ラーメンは醤油、塩、味噌、担担麺もあります。裏バージョンとして『ゴマの風味が香る　出前○丁みたいな』千熊しょうゆウラVer.というメニューもあります。いままでの経験上、醤油、塩、味噌といろいろなスープを出すラーメン屋でうまい店に出会ったことがありません。

店員さんにオススメを尋ねると、「醤油ラーメン」という答えが返ってきます。マイレビ様は醤油、塩、味噌のいずれもオススメしています。ここは店員さんに従って、「醤油ラーメン」580円を注文。

「醤油ラーメン」
スープを１口すすると・・・　うまい！　烏骨鶏ラーメンは以前中州近くで食べてあまり好みではなかったのですが、＜千熊ラーメン＞さんのスープはクセがなく、やや甘めで鶏の風味がしっかり出ています。適度な油滴が食欲を加速します。
麺は縮れた細麺。かたさは指定しませんでしたが、ややかためで提供されました。いい食感です。トッピングは鶏ササミ、シナチク、青ネギ。このスープには豚チャーシューよりも鶏チャーシューが合います。

いままでの経験則を打ち破った秀逸なラーメンでした。スープも残さず完食しました。他のメニューもいただきたいと思います。