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香取神宮が導いてくれた新店?発見。常陸秋蕎麦の玄蕎麦からの行程を全部こなす自家製粉、手打ちのお店。
そば茶屋和久
2011/08/21
・・・実はどっきりのためにエキストラを沢山用意してお待ちしておりました。
なんて冗談はさておき(笑)、実は当店を目指して来られる方でも、初めてだと店に気づかずそのままスルーしまう方がたまにいらっしゃいます。
やはり普通の民家だと思って通り過ぎてしまうみたいですね。
それでも偶然にも当店に気付いて来店していただき、またお褒めのお言葉まで頂いて嬉しい限りです。
たくさんの写真もありがとうございます。
もっともっと良い蕎麦をお出しできるように精進したいと思います。
またお近くにお越しの際は思い出してお寄り頂けたら幸いです。
当店のご利用ありがとうございました!
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行列のできる
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店名 |
そば茶屋和久
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0478-82-8109 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR小見川駅より車で7分 小見川駅から3,190m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
41席 (掘りごたつ(カウンター)5席 掘りごたつ(テーブル)20席 座敷16席)) |
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個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 8人部屋が2部屋ございます。ご予約優先です。 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に喫煙場所(灰皿)が2か所御座います。 |
駐車場 |
有 15台 店の左右に駐車場あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) 大歓迎です。 |
公式アカウント | |
オープン日 |
1991年 |
備考 |
※ラストオーダー30分前までのご来店をお勧め致します。 |
お店のPR |
玄蕎麦からの自家製粉・手打ち蕎麦のお店です。(茨城県産常陸秋そば使用)
当店では茨城県産の常陸秋蕎麦をそば専用保冷庫に貯蔵後、玄そばからの完全自家製粉した原料を使用し、お客様に提供しております。 季節ごとに変わる1品料理など、お酒と共に楽しめるメニューも豊富に揃えており、 コース料理もございますのでお気軽にお尋ねください。 お客様の来店に応じて蕎麦を打つため、人数が多い場合(5人以上)は連絡していただけると幸いです。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日は念願かなって銚子市にある和泉庵わかやで2種類の手打ち蕎麦をいただくことが出来ました。茨城県産の常陸秋蕎麦の二八と埼玉県産の夏新蕎麦の十割の食べ比べ。盆と正月が一緒に来たようなうきうきとした時間を満喫して帰宅の途につきます。自宅から銚子までは利根川沿いに走る水郷利根川ラインと呼ばれる交通量の少ない道を使いましたので、あっという間の100kmでした。
帰りは同じ道では面白くないし、自宅との間に小江戸水郷佐原がありますので、香取神宮に向って佐原経由で帰ることにしましょう。こちらの道も、水郷利根川ラインのようにほぼまっすぐで信号がない、というわけには行きませんが、交通量が少ないことにかけてはあまり差がありません。頭を垂れた稲穂が綿々と続く田畑を見ながらのドライブは、何より心が癒されます。
小見川に入ってもうすぐ香取神宮というところで、そのお店を発見しました。おいおい、何ていうこった、とうれしい悲鳴。県道を走っているときにぽつんと大きな家を見つけました。家の前はゴールデンフィールド。何かなあと思ってスピードを落とし、家の前に止まるとのれんが出されていて、“そば茶屋和久”と抜かれてます。まさか、行列がこの道を通ることを事前に察し、蕎麦屋でもない家にあわててのれんを出したんじゃないでしょうね。まさか、どっきり?いつの間にか、有名人になったかなあ。
そうとしか思えないタイミングの良さ。そば茶屋って、一体どんな茶屋?このあたりの蕎麦屋は、和泉庵に行くと決めてからいろいろ調べましたが、このお店は漏れていたようです。聞いたことがない茶屋ですが、蕎麦を食べられるのは間違いなさそうです。のれんが出てますからね。店の横に車を止めなおしてから、ま、とりあえず入ってみましょう。香取神宮がありますので、神様の思し召し?
入り口を入ると、靴を脱ぐ玄関になってます。元気のいいお店の方から挨拶されました。ものすごく大きなおみせです。茶屋、って言うくらいですから。正面には、大きいのでちょっと歩かないといけませんが、大広間のようになっていて、皆さん蕎麦を食べてますね。掘りごたつのようです。そこに向おうと歩を進めると、右手のほうに大テーブルがあって、こちらは無人。ちょうどTVがあって、地元千葉県代表の高校野球をやっているので、こっちに座りますか。
その部屋の隣が大きな厨房になっていて、何人かの人が入ってます。店主のような方、女将さんのような方、花番さんのような方、もう一体お店の方は何人いるんでしょうか。これだけの大きなお店なんで、相手する人数も必要なんでしょう。お客さんは食事を終えてどんどん退場していきますが、お店の方はどのかたも親切で、人当たりが良くて。お店の伝統なんでしょうか。飛び込みで入って来ましたが、気分のいいお店でした。でも、ここでもまだ、どっきり、を疑ってます。ちょっと出来すぎじゃないの。お店の人、全員仕掛け人だったりして??
お品書きを拝見。蕎麦とうどん同じメニューであります。そば茶屋ですが、うどん好きのかたにも配慮しているのでしょう。蕎麦コースもあって、うれしいことに、本格的な蕎麦屋さんにあたったようです。いろいろ食べたいものはありましたが、さっきたべたばかりなので、もりそば(630円)をお願いしました。
お店は部屋間のスペースも十分広く、そのスペースを利用して蕎麦の加工品や地元の特産品を売っていました。子供の好きそうなお菓子も置いてあって、大家族でここに来るんでしょうね。孫に弱いおじいちゃんおばあちゃんが、たんと買ってあげる場面が想像されます。蕎麦はおよそ5分で配膳されました。
おおおお。見てびっくり。荒々しく切られた手打ち蕎麦は、殻の星がびっしりと入った野趣溢れる蕎麦でした。これはちょっと想像していませんでしたので、うれしいサプライズです。量もたっぷり。添えられていたのは、蕎麦専門としては破格の幅のある葱の木口切りとわさび。とっくりのつゆを蕎麦猪口にあけます。蕎麦を手繰って実食。見た目ほどは強い風味と言うわけではありませんが、穀物のあたたかい風味が口に中に広がります。
コシの強さが思ったほどないのは、地元のお客さんの嗜好に合わせてかもしれません。コシは強くない、というのは、見た目の想像に比べれば、という意味で、勿論蕎麦としては太切りのせいもあって十分なコシはあります。むしろ、これ以上ないほうが自分は好きですね。蕎麦が甘いです。これはおいしい。穀物の甘さが出てます。
つゆに3分ほど漬けていただきます。実にうまい。つゆはやや甘めでこの蕎麦に合っていると思います。つゆの働きで蕎麦の甘さが一段と引き立ちます。葱をたべてみると、葱の辛味がたっぷりと出てました。これは、切り置きではなく、今切ったばかりの辛さでしょう。この葱をつゆに入れるとつゆのうまみが消されそうなので、これは最後の蕎麦湯の中に入れて楽しみましょう。わさびは蕎麦の上に塗ってからいただきます。つゆの味は保ったままで、わさびでの変化球を楽しみます。
銚子を出てから1時間くらい経ってますので30kmくらいは来てるのかな。ちょうど腹ごなしになったようで、蕎麦がどんどんなくなります。太打ちのこの蕎麦は、やはりちゅるちゅると飲み込むように食べるのではなく、ずずずっと吸ってから、よく噛んでたべる蕎麦ですね。だから余計に甘みを感じます。いい蕎麦に出会えました。
あとでお店のHPを見ると、この蕎麦は常陸秋蕎麦で、玄蕎麦を農家から買ってそれ以降の製粉まで自家でやっているとのこと。そんな貴重な蕎麦が当たり前のように出され、大盛りで供されるところが大勢のお客さんを呼んでいるのでしょう。決してお店のロケーションが言い訳ではありませんが、一人1台のカントリーライフにはこれでいいのかもしれません。
蕎麦湯は濃厚になって白濁していて、蕎麦の風味が強いです。茹でた蕎麦の量が多く、自然に白濁したのかもしれません。つゆに合わせて、うまさをしみじみ堪能しました。途中から葱を投入してチェンジアップ。いいひと時でした。蕎麦も接客も2重丸だな。