柏の葉にあるお菓子のアミューズメントパークのようなサフラン。もう気が散ってしょうがありません。 : サフラン お菓子の森店

また国道１６号線なんですが、柏の公設市場の近くに十余二工業団地という交差点があります。その交差点と江戸川台駅を結ぶ県道にかねてから目をつけていました。この日は柏の葉ららぽーとで食事をして、そのあとこの目をつけていた県道にやってきたのです。車ですと４，５分も走れば、レビューするにはことかかないお店が軒を並べているからです。

この日は連食はありません。連食するなら、讃岐うどんのうどん市、回転寿司の無添くら寿司、パスタの洋麺屋五右衛門、とんかつのとん膳、サイゼリア、バーミヤン、道とん堀、華屋与兵衛とメジャーチェーン店がずらずらっとおいでおいでをしています。この日はケーキとパンの”仕入れ“です。パンはサフランとミルポンド、ケーキは菓子工房ロワールと菓子の森サフラン。コレだけでも４件ＵＰできる田舎在住作家？にとっては夢のドル箱状態街道なんです。

じゃあ今日はミルポンドね、って広い駐車場に入り外観写真を仕込んでから入店しました。初訪問です。姉妹店である増尾店にはずいぶん前にいったことがありますが、こちらの方がずっと大きいですね。入店すると外観に比べて中はそれほど広くないなあという第一印象。それからトレイを手に、１周、２周、３周とくるくる周りますが、気に入ったパンがありません。なにしろドル箱におりますから無理することは必要ありません。また来るねってトレイを戻し、お菓子の森サフランへ。

どうしてパン屋からケーキ屋へ？サフランは、大型パン屋と大型ケーキ屋を隣り合わせに作っちゃった豪快経営で、それぞれに大きな駐車場を持っていますが、お店同士は歩いてすぐ隣に行けるのです。県道を走ってくると、駐車場、店、店、駐車場のレイアウト。普通なら、でっかい建屋を１軒建てて半分がケーキ、半分がパン、というところなんでしょうが、経済性を横に置いて２軒建てちゃったのです。

サフランはこの辺に数店舗展開していて記憶が正しければ北柏店に一度行っているはずです。ここは初めて。駐車場にとめたのがパン屋の方だったので、まずケーキを買って、それからパンを買って駐車場に戻る、と。

お菓子の森です。店内に入ります。ここは中が広いですねえ。そして、いろんな菓子がコーナーごとに分かれていて、スタッフも大勢います。お菓子の森？そうですね。テーマごとに分かれていて、それぞれ楽しませてくれるので、ここはお菓子のアミューズメントパークだなあ。バースデーケーキは明らかに小さなお子様向けの可愛らしいものがずらっと並べてあって、毎日こんなに売れるのですか？って感じ。若い夫婦がたくさん近くに住んでいるっていうことですよね。

買ったのは、岩シューと和栗モンブラン。売場の若いスタッフが書いた岩シューの手作りのポップに目がいきました。香り高い発酵バター使用、毎朝焼きたてゴツゴツシュー皮、高級フレッシュ生クリーム、マダガスカル産高級バニラビーンズ。こんな文字が踊っています。

岩シューうまかったっす。このシューのごつごつ感がいいんだね。いつごろからか近所のケーキ屋さんでも買えるようになりましたが、以前は岩シューと言えば千葉県民なら自動的にパブロフチックに思い出すのがル・パティシェ・ヨコヤマでしょう。とんでもない行列店ですが、ヨコヤマの岩シュー食べたくなっちゃいました。船橋谷津、近くないよ。クリームもしあわせ～な甘さ。ビアドパパもしばらく食ってねえなあ。生ケーキと違って２個食べても３２０円。これが値段のからくりのような気がしてなりません。

見た目が豪華で手間がかかっていそうなケーキでは、このサフランでさえ３００円、４００円ですから。岩シューは数が出る、手間が少ない、見た目マジ地味、なのかなあ、１６０円の理由。遠慮なく２個食べれますよ。

和栗モンブラン。栗は熊本産とのことです。これもはずしてませんね。モンブランは純栗１００％というのは、笠間の栗の家のモンブラン以外に知りません。あそこは５００円で、全部栗。ここのは３５０円なんで、いかに栗の味を引き立たせるケーキか、というところがポイントになります。このモンブランはその意味で生クリームとのバランスが良くて３００円台のモンブランではよくできているほうだと思いました。

お店ではバウムクーヘンを１本焼きしていて、次回はあれだなって目をつけて帰ってきました。さ、隣のパンの森サフランに移動しましょう。