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店名 |
味処 高千代
|
---|---|
ジャンル | 食堂、肉料理、そば |
予約・ お問い合わせ |
0763-67-3118 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東海北陸自動車道五箇山ICより車で10分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席数 |
31席 (カウンター7席、テーブル16席、小上がり8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 店の前に4台、横に4台あるが、隣に広い空き地もあり、観光バスでも駐車可 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1983年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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街道沿いにぽつねんと佇む食堂の、出来ますものは、熊に鹿、ハクビシンにアナグマ、猪にそば。
目がぎょろりとした店主は60くらいか。
熊の味を訥々と、話す姿がおかしく、我々は黙ってうなずくだけである。
さて、恐らく日本で唯一の「熊丼」は、甘辛く柳川風に煮た熊肉で、御飯が進んでたまらぬ丼精神を貫いている。
熊トロ刺しは、親父いわく腰辺りの脂身で、「この融点が低くもう溶けているのがブナの実を食べた熊で、右端がドングリ食べていた熊」。
食べれば、ブナの実は、ほろ苦い香りがして、ドングリは甘い香りがする。
思わずおかわりすれば、違う部位が出てきて「トロは普段あまりないんだよ。これが最後」という。
〆は「熊鍋」で「汁は飲んじゃダメだよ」という教えに従い肉と野菜だけを食べ、雑炊にしてもらう。ああ、やはり熊の出汁はこの上ない。雑炊を、すすればすするほどに、滋味が膨らんでいく。
これで火がついて、そばがきも注文する。
おお、これがそばがきか。無農薬手刈りのそばの実を、ゆっくり石臼で挽いて粉にして作ったというそばがきは、今まで食べたどんなそばがきより野生である。
草のような青々しさと麦のような甘味と、野草のようなほろ苦さが混在した香りが、鼻を包む。
「こりゃあ、改めて来て腰を据えて食べなきゃ行けないね。今日はなかった熊モツ煮とかハクビシンとか食べにこなきゃね」と、契りを交わす。
「後5年したら、俺も67歳だからもう店やめようと思ってね。やはり生きもの殺しての商いは、長く続けられん」。
ギョロ目で話す親父と約束交わして、店を去る。
富山 五箇山 「高千代」にて。