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店名 |
深大寺そば「きよし」
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん |
予約・ お問い合わせ |
042-483-3329 |
予約可否 |
予約可 土日、祝日のお昼時は、 |
住所 | |
交通手段 |
三鷹駅 小田急バス 調布駅行 乗車 20分 調布駅から1,732m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
36席 (テーブル20席、座敷16席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 16人 |
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 7台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、座敷あり、バリアフリー、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
2016年5月16日新装開店!。 |
お店のPR |
極上の喉越し、本鰹のキレのあるつゆ。自家製のこだわり「鴨せいろ」でおもてなし。
おしながき一新、北海道産の石臼挽きそば粉を使用し 鰹だしのきいたつけ汁で、当店自慢の蕎麦や「鴨せいろ」を是非ご堪能下さい。 夜の営業もあり、蕎麦焼酎や日本酒を召し上がりに深大寺にお立ち寄りください。 |
初投稿者 |
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2021年3月2日日経記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB130J80T10C21A2000000/
***
もし、食べログの「口コミ」を読んでいたら入らなかった店です。しかし、自分の勘が正しく、とても美味しいそばでした。
今日は、府中運転免許試験場で国際運転免許証の交付を受け、少し脚を伸ばして、深大寺で「天ぷらそば」を食べてきました。
車で移動しながら左右にある蕎麦屋を表から観察してこの店に決めました。
他の有名店は、大きな駐車場を備えているのですが、「無断駐車の場合、3万円をいただきます」と大きな看板を出しているところもあり、気分が良くないので、この小さな店に決めました。5台停めることのできる裏の駐車場には傾斜がありましたので、M/T車のギアをリバースに入れて車を降りましたが、店の背面は表からは分からない『あれっ』と感じる古臭さです。一瞬『大丈夫かなぁ』と思いましたが、気を取り直して引き戸を開けました。
メニューには、東京ではほとんど見かけない「にしんそば」があります。名物は「鴨南せいろ」とのことでしたが、蕎麦打ちの力量を確認できる「せいろ(もり)」を頼み、もう一つ、自身のテーマ「天ぷらそば」も注文しました。和服を着た係の女性が調理場へ注文を流すと職人との会話が聞こえてきました。「これ、もりと天ぷらそばを同時に出すの?」「伺ってきます。」ということで、冷たい「もり」から出してもらいました。
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「もり」は、写真でお分かりのように白く綺麗な細そばです。
汁は徳利に入っていて、薬味の晒し葱がとても綺麗に盛られています。山葵も本物です。蕎麦猪口の底に5mmぐらい汁を入れ、箸(竹製)でそばを三筋摘んで食べました。美味しい! 淡い蕎麦の香りと甘みが口に広がりました。そば食いは、一口目が大切です。二口三口味を確かめてから、薬味の晒し葱を口に含んでそばを手繰りました。続いて本山葵をそばに載せていただきました。一見変哲のないように見える「もり」であっても様々な食べ方をすることで変化が楽しめます。日本人ですね。
「もり」を食べ終わった頃合いを見計らって「天ぷらそば」が出てきました。午後二時近くだったので接客も絶妙のタイミングで行われました。これが平日の良さです。天ぷらは、別盛りになっている海老天1本、椎茸、茄子、ピーマン、南瓜、丸十です。油は、胡麻油です。衣も厚過ぎず、薄過ぎず、蕎麦屋の天ぷらとしては最上級の仕上がりです。海老天だけを丼に移し、汁に沈め、1分間ぐらい衣がふやけるのを待ってからそばを啜りました。細蕎麦なのにシッカリしています。箸で持ち上げて切れてしまうことはなく、ちょうど良い具合に茹でられています。汁に浸り衣がふやけた正統派の「天ぷらそば」になった海老天を箸で摘み上げると良い香りがします。大きさも充分であり、衣が剥がれることもなく、正に「天ぷらそば」向けの海老天です。美味しい!
温かいそば汁は、昆布の味が引き出されていて東京の蕎麦屋にしては色も薄めです。どのように出汁を引いているのでしょうか、興味があります。京都で食べた「権兵衛」に似ていますが、甘みを抑え東京人の好みに合わせてあります。つけ汁と同じく鰹節の香りが立ち過ぎない上品な汁です。
後で食べログの投稿を確認しましたが、惨憺たる評価です。
変化点は、「代替わり」にありました。他店で修行した息子さんが後を継ぎ、そば打ち職人も変わったとのことです。以前の店を知りませんが、私は大いに満足しました。
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来週火曜日から二ヶ月間、日本を離れます。今年は、雹(ヒョウ)で傷んだ葡萄のように作柄が心配ですが、Albaでは本場の白トゥリフとポルチーニ茸を食べてきます。私の「天ぷらそば探訪」も、今回が本当の締めです。