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なんとナチュラルに旨味を感じる麻婆なのか!出汁感漂う四川と和風のナイス折衷!
<2018.10> 麻婆麺+ライス(ランチサービス)
黒基調のシックな店内。開店直後で結構の客入り状態で、すでに人気の高さが伺えます。こちらの券売機の左上、ラヲタの間ではポールポジションと言われるボタンには「麻婆麺」の表示。迷わずこれを押して、吐き出された券を手渡しますが、対応してくれたのは女性スタフ。この方、調理補助かと思ってたら、中華鍋を奥で振るっておられました!。なんと素晴らしい!。鉄鍋と鉄コテがガシガシとぶつかる音が逞しき。この時点ですごく期待のハードルを上げます。
<なんとナチュラルに旨味を感じる麻婆なのか!出汁感漂う四川と和風のナイス折衷!>
まずは麻婆の実食。レンゲで掬い上げてゆっくり味わうと、これが実に素直に旨さを感じさせる馴染みやすさがありあり!。その一方で本格的な四川の風合いも残しており、これは痺れ苦手な方こそ、痺れ旨さを感じ取れる貴重な麻婆だと感じます。薬味のこれっぽっちなネギと大葉の刻みですが、これが実に全体に交わるといい仕事を成し、食欲を加速させます。決して麻婆は甘くないです。何が印象的かというと、ベースのスープ・出汁ですかね。これが微妙に和風を感じる下味で旨味を感じます。他のメニューに煮干があったから、ひょっとして煮干出汁をベースにしいるのか?。この感覚がとても麻婆全体に好印象を与え、刺激があってもマイルドに食えるという仕掛けになっとります。実にいい!。
<豆腐と挽肉のふわふわ感がすごく印象に残る>
腕がいいな・・・。そう思ったのが挽肉と豆腐のふわふわ仕上がり。挽肉がとても大きめな粒なんですが、それがしっかりとソフトさを残しつつ味わいがしみ込んでいます。スパイスの風味を閉じ込めた感じがいいね。また豆腐はもちろん崩れているが、絹豆腐のプルプル感が自重で崩れた裂け目に餡が絡む。割と大きなブロックもあって、それだけをレンゲで掬って口へ運び、愉悦の味わいを楽しみます。
<リフトして美しさを感じるストレート細麺!和出汁でもしっくり落ち着く上品さ!>
加水は高めですがプツプツと小気味よく切れ込む感じで、歯ごたえが悪くない。奥歯でプレスすると挽肉が混じり込んでクニリと反発した後、クチ!っと淡白に潰れいきます。そして、スリムなスタイルゆえに、後半になって餡が水分で緩んできたタイミングでは、いつもの通りズボボボボボっと啜りあげることも可能。滑りも本来的に良い感じで楽しめます。これはきっと、煮干中華そばでもかなり相性が良いでしょうね・・・。ここは何食っても旨そう。少し自宅と通勤経路から遠いけど、だんだんと制覇したくなってきたー!。
<最後はライスで〆る!またまたミニミニ自家製麻婆丼!>
最後はこれを食わないと落ち着きません。フルコース最後のデザートじゃないけど、もはやそんな不可欠なアイテムです。最後は飯と割るから、ブレンド山椒を少し多めに振って、バランスをとります。やはり麻婆はライスと合うねー。毎回こんなこと言ってるが・・・・。特に今回は挽肉が粒大きくて、本当にライスと相性良く旨かった。豆腐も楽しいが、粗挽肉も旨さ楽しい!。
総じまして「乙女が鉄鍋振るうナイスバランス本格麻婆!痺れ苦手な人にもおすすめ!」と言う感想でして、これは人気定着は確かに頷ける味わい。嗚呼、もうすでに汁なし麻婆麺をいつ食おうかと、手帳を開けて計画を練っております。本当はもっと胃袋健常なら、ライスだけでなくビールを付け加えたいのですが。もうしばらく麻婆麺追い続けます。そんな愛情気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
飯時の
見上げる空に
いわし雲
昼飯麻婆に
いわし出汁哉
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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店名 |
麺屋 愛心 町屋店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、担々麺 |
お問い合わせ |
03-5604-5585 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
町屋駅から73m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年4月16日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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<2018.10> 香辣麻婆麺・汁なし+ライス+キリン一番搾り生中瓶
こちらには、麻婆麺が二種類あって、「麻婆麺」「香辣麻婆麺」とあります。今回は折角だから後者を選んだわけですが、ご店主から「相当辛いですがよろしいですか?」とお言葉を賜りました。全然OKですよと笑って答えたのは、これまでこんなフレーズは何度も聞いており、それをこれまで乗り越えたわけで、もしお尻の調子がよければもっともっととお願いしていたかもしれない。しかし、これが自分の甘さだった。結論先出しに言うと、これ「香辣」という可愛い冠がついてますが、相当辛いですから要注意ですよ!
<大人の仕事終わりのひと時・・・キリン一番搾り生!>
妙に今回のキリン一番搾りは旨かったのだ!ビールの完全管理された工程の中で品質のブレがあろうとは思わないが、鮮度と温度が最適だったのか・・・。これほど甘くも麦芽が香ばしい味わいは格別でした。中瓶で480円とういう設定も顧客還元に意地も感じる。やはり汁なし系にはビールは欠かせないと今回もまた確信にいたりました。
<今回は汁なし!シビカラ感は後半餡が緩んだあたりから一気に火をふくぜ!>
一口目から、おおおお!効くねぇ~と一応余裕ぶって味わいます。そのうち慣れるでしょと。しかしシビカラ恐怖心などより、旨さの方が確実に先行。トロトロの粘りで余計に舌に貼りつきますので、唾液が一気に溢れるのを自覚。慌ててライスの方に一部移して早々に小さい麻婆丼を自分で作ってしまいます。そこからが本格的に対峙してゆく。麻婆が旨いので正直レンゲが止まる気配ありません。次々と食いまくる。そうすると次第に上半身の中の毛穴が開くような感覚となる、知らず知らずに汗をかいていました。ただ汁なし系だったのと、ビールを飲んでたのもあって、汗が噴き出して暑いーーーと唸るような感じでもない。多量なカプサイシンによる素直な体の反応で、新陳代謝が急上昇したという風で、冷静かつ体温低めで汗をしみじみとかくのです。
うめー!うめー!しかし・・・辛い。辛いけど旨い。けど辛い・・・・。時間経過とともに、「うめー」より「辛い」の方が頭に多く浮かぶようになったらそれは限界のサインなのか。餡がまだしっかりとしていた前半は耐えられたが、汁が沁み出してスープ上にサラサラしだした後半で、一気に辛さに尖りを感じるようになりました。まだまだ豆腐が浮いているのに。これを飲み干すのが最後に辛かった。少し残してしまったのは申し訳ない。腹いっぱいだったのもあるが、ちょっと胃袋に熱を覚えたので、ここはクレバーに抑えることとしました。
<プーアル茶がシビカラ刺激をこんなにも中和するのか!>
舌がヒリヒリしたのを洗い流そうと、キリン一番搾りの残りを流し込むが、これが何の解決策にもなりません。むしろ余計に刺激を活発にさせるかも。こりゃ参ったなと途方に暮れているところで、備え付けのポットのお冷を流しむ。水かと思ったら「プーアル茶」でありました。これがすばらしい。口に含んだ瞬間にカプサイシンの刺激がピシャリと止むのだ!。えー、プーアル茶ってこんな効能があったのか!。きっとこれも店主の計算だと思われ、この何気ないお冷にすごく感動したりしました。後半は、プーアル茶と残った麻婆餡との合わせ技、格闘でありました。
<特に今回は救われら絹豆腐のオアシス感!ありがたし!>
プーアル茶にも救われたが、基本的に絹豆腐は実にオアシスと感じられた。挽肉はエキスを積極的に吸い込むので、旨さと刺激を同時に味わう「痛し痒し」な構造の旨み。しかし絹豆腐は、刺激をオブラートに包んでくれるような旨み表現でもあり、また辛さの荒海を打ち際で和らげてくれるテトラポットのようでもあります。これが無ければ到底食いきれなかったかも。しかも辛味混じった豆腐はそれ自体、命を吹き込まれたかのように、旨さが爆発的なのです。ああオアシスのようでもあり、感謝の具材なのだ!。
<ヌツヌツとした中太麺が最高に絡みつく!この独特感が、汁なし麻婆の最高のエンタテナーなのだ!>
さすがに絡みつくので、ズボボボボっとは啜れません。ここはしっかりと紙エプロンを装着し、口の中へと運び入れてワシワシ気味に送り込んで咀嚼するしかない。奥歯で潰すときは麺に貼りつく挽肉の影響で、あとからシビカラが増すかもしれませんが、炭水化物の風味が一瞬でマスキングして、食が進む味わいへと変化してゆきます。大盛りも可能。ライスを遠慮して大盛りで食らうというのも捨てがたいねー。
<何は無くとも飯割!またまたミニミニ自家製麻婆丼>
今回は、最後の〆にたどり着くまでに相当時間が経過したようです。最後にほっとさせるミニミニ麻婆丼。それは今回は少し刺激があるタイプでありました。しかし白飯は無敵というか、強いシビカラの麻婆餡をしっかりと受け止めてくれて、でんぷんが糖化したような旨みとすごく一体化が進みます。ようやく最後の〆でオレなりのカラシビ旨みにたどり着いたような安堵感。やはり麻婆は飯なのだ。
総じまして「秋から真夏へ逆回転!容赦なく突き抜け快感誘う本格シビカラ感!」と言う感覚でして、これは今回パクチーを入れ忘れたのが手痛いが満足度高し。ここの近辺はあまり地縁がないものの、ちょっと通いつめたい気分がさらに高まってます。次回は海老寿久担々麺かな。ともあれ、若き女性が鉄の中華鍋逞しくふるう旨さは、いつの間にか女性を意識させない本格派と気づくことでしょう。応援気分が止みませんので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
シビカラも
慣れた味わい
旨くとも
辣さズドンと
オレをおとしめ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!