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しめこのうさぎ
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店舗基本情報
| 店名 |
薫屋
|
|---|---|
| ジャンル | そば、日本料理、天ぷら |
|
予約・ お問い合わせ |
03-5373-5188 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
このお店は「中野区東中野5-23-15」から移転しています。 |
| 交通手段 |
ＪＲ中央線【阿佐ケ谷駅】徒歩11分 阿佐ケ谷駅から808m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
20席 （テーブル15席 カウンター5席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くのコインパーキング：阿佐谷北3-43-6に5台収容、ほか |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| オープン日 |
2012年11月 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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JR中央線の阿佐ヶ谷駅北口を出て、中杉通りを早稲田通りに向かって歩く。中杉通りの左側に並行して走る一通の杉山通りの中にこの店はある。商店街が阿佐ヶ谷駅から商和会、交友会、親友会の順で名前が変わり、親友会の中にこの店があるので、駅から結構歩く。店内は左に椅子席、右は蕎麦打ち部屋、カウンターと調理場になっている。蕎麦は二八と十割とがあり、十割で鴨せいろを注文した。
蕎麦はエッジが立ち、水切りもよく、切りむらや端切れはも目立たない。蕎麦の腰が乏しく、蕎麦の食感がいくらかすかすかした感じで、味と香りはあるが希薄だ。
薬味はねぎと粉山椒だ。
つけ汁は皮を除いた鴨肉とねぎでよくできている。
蕎麦湯は釜湯に幾らか蕎麦粉をといたものですこし濃度が高く、風味は蕎麦よりもある。
蕎麦粉は北海道産を使用して、調味料は厳選したものを使用していると書かれていたが、つけ汁から想像してもその通りだろう。そばの評論の中で辛汁にスポットを当てることが過去にはやったことがある。かえしをどの程度寝かせるかとか半がえしにしているとか、もっともらしく語られているが、私が思うには味に深みが出るのはそんな小手先のことではなく、良い原材料を惜しみなく使うことから始まると考えている。そこから先は職人の感性になるのだが、いかんせん蕎麦を食べるための調味料なのであまり留意されないことが多い。
たとえば、雑節を多く使うと魚臭くなり、繊細な蕎麦の味を邪魔する。一例では「胡蝶庵 仙波」の辛汁がそれだと思う。マスコミによく取り上げられるので賛美する人が多いが、わたしは雑節のにおいが強くて閉口する。
一般論として、CPが良くないと思う前に、原材料に留意することは必要かもしれない。ブランド名を背負っていない町中の蕎麦屋さんでも、若い職人の中には見るべきものがあることが多い。