廻らない寿司屋で密会 : 寿司 築地日本海 蒲田店

久しぶりの訪問になります。
これまた久しぶりに登場の未亡人と一緒に行ってみました。

１２月に入ってすぐの平日、久しぶりに蒲田にあるユザワヤに来るので「お伴しろ」とのご命が下ります。

ユザワヤでのお買い物が終わる頃に待ち合わせ。

大酒呑みの未亡人ですが、最近はすっかり弱くなったようであまり呑まなくなりましたが、それでも通常に「おつきあい」する程度は行ける口。

この日は「今まで行ったことのないお店」というリクエストが出されます。
まぁ、ハッキリ言ってくれるのでありがたいのですが、以前は居酒屋や和食系の店ではなく、ダイニングバー・ワインバー・ビストロやカジュアルイタリアンのような欧米系のお店がお好み。

しかし、今回はこちら、寿司をメインにした和食系の店を提案したところすんなりＯＫ。
どうしたのかと思うと「ゆうべ、友達とイタリアンで食事したの」とのこと。
なるほど「口直し」ということですね。

さて、お店に入りカウンター席に陣取ります。

「寿司屋」と言ってもコチラのチェーン店はツマミも豊富で海鮮類だけでなく肉類も揃っています。
まずは瓶ビールでカンパイしたあと、未亡人にメニューを見てツマミを選んでもらいます。

結果、寿司屋らしい「刺身５点盛り合わせ」と「Ａ５牛ステーキ」そして「海苔サラダ」の３品。

料理が出てくるまで「おとおし」をいただきます。インゲンや厚揚げの炊き合わせですが、これはこれでとても高レベル。さすが「寿司屋」と納得です。

まず、最初に「海苔サラダ」が運ばれてきます。
これは未亡人が取り分けてくれます。
定番のサラダに無造作にザックリとちぎられた海苔が乗っています。これがなかなかの逸品。ただのサラダなのですが、この「海苔の香り・磯野香り」がとてもよく利いていて、酒の肴にピッタリです。

ビールが無くなり、アタシはハイボール、未亡人はグラスワインに移ります。

そして、刺身５点盛り。
まぐろ・かつお・カンパチ・サーモン、そして甘エビ（ボタンエビだったかな？）。
甲殻類は未亡人にお任せ。
未亡人、かつおとカンパチはあまりお好きではないらしく、アタシにお任せ。
どれも、なかなか美味しい刺身です。

そして「Ａ５牛ステーキ」。
寿司屋でステーキ・・・・というのもチェン店ならではでしょう。

Ａ５牛など食べ慣れないアタシには美味しい牛肉とかんじましたが、未亡人曰く「火が通り過ぎ」とのこと。そんなもんですかね・・・・。

そして、食事の「にぎり」。
アタシはいつものように「コハダ」。こちらの店は１つから注文できるのでコハダ１つと同時にイワシを１つお願いします。

未亡人は赤身と中とろ。
洋風の店や料理がお好きな未亡人、やはり刺身は好みが絞られるようでこの２種類で打ち止め。

アタシは、穴子を一つと鉄火巻きをお願いして〆ます。

久しぶりに会った未亡人、つい数年前までは酒豪だったのに、かなり弱くなっていました。
もちろん、アタシも他人のことは言えませんが・・・・。

【再訪】
久しぶりの訪問です。
この日は蒲田西口にある東京工科大学内であった某・イベントの打ち上げとして、午後9時頃からの利用です。

普段の「ぼっち」とは違い、仲間数名での酒席。

8名ほどで入店、早速「カンパ～イッ！」で始まります。おとおしは、ちくわ・大根・ニンジン・こんにゃくなどの煮物。

そして、海鮮自慢の店らしく「海鮮サラダ」などをいただきます。
ぼっちで訪問の時と違い、女性メンバーが取り分けてくれて、何となく嬉しいアタシ・・・・。

その他、栃尾揚げや鶏のから揚げなどをいただき、最後は「海鮮丼」を数人でシェア。

ぼっちもいいけど「大人数でワイワイガヤガヤ・・・・」という酒席は楽しいです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*************************


12.05.07

カウンターで本格的な寿司が喰える店。
以前は回転寿司の店でしたが、３年ほど前に改装しオーダータイプの本格的っぽい寿司屋にリニューアルしました。

それでもお手軽な単価、そして明朗会計が嬉しい安心の店。

寿司だけでなく魚介を使った肴、そして肉や野菜をふんだんに使ったツマミも豊富に揃っていて「寿司屋」としての顔と同時に「居酒屋」或いは「割烹」としての顔もあります。

まずはカウンターに陣取り、いつものように生ビールを注文。この日は他所でガソリン補給してきてしまったので「グラス」を１杯。
この日のおとおしは「炊き合わせ」。寿司屋と言うよりも「日本料理店」のような炊き合わせで、上品な味に仕上がっています。

そして握り。
まずは「コハダ」を注文。チェーン店とは言え、必ずコハダから入るアタシ。この脂のノリと適度な酸味と甘味の〆具合が「これから寿司を喰らう！」という気持ちにさせてくれます。

アルコールはチューハイに代えて、ツマミはこの日のおすすめ「わかさぎの天ぷら」。
日本料理・割烹の側面もある店なので、この天ぷらも美味しい仕上がり。はらわたと頭のほんのりとした苦味も利いて、なんとも言えない上質な一品です。

さて、握りに戻って「筋子」。イクラではなく筋子なのです。
まだ皮の部分が切れておらず、イクラに比べて塩っ気が強いですが、旨味も感じる一品。アタシにとって酒のお伴としてはイクラ以上に口に合います。

そして、〆に近くなり「納豆巻き」。
以前は、この日本海では〆の巻き物は「茎わさび巻き」と決めていたのですが、最近はあの「ダイナマイトな刺激」がチョイトばかり荷になってきました。

この日は最後に「鉄火巻き」を巻いてもらっておひらきです。

手頃な価格で明朗会計。
チェーン店故に仕入れの新鮮さと種類の豊富さ、寿司屋でありながら酒の肴の充実と、一般の寿司屋さんでは太刀打ちできないかもしれません。

個人経営には難しい課題ですが、それでも「町の寿司屋さん」には「チェーン店に負けじ」と頑張ってほしいものです。