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満留賀/ほろ苦き初体験
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Jackie_m
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店名 |
満留賀
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん |
予約・ お問い合わせ |
03-3831-4571 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線【仲御徒町駅】徒歩2分 仲御徒町駅から247m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
(2F、3Fもあり) |
---|---|
個室 |
無 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
関連店舗情報 | 満留賀の店舗一覧を見る |
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H24.3.14 御徒町
留まることを知らぬフロンティアスピリッツにより、ついに昭和通りをその東側へと突破した私
しかし街並みは更に寂しくなる一方。果たして私は一体どこで昼飯を喰えばよいのか……
昭和通り沿いに、その道幅、及び行き交う自動車の吐き出す騒音の中にあっては余りにもささやかな、か細い黒板が目に入って、路地へと折れた。
「満留賀」
この日の午後の記憶が確かであれば、本来自動ドア化されていたものをわざわざ手動に戻したと思われる戸を、腕力で開けた私である。
それが果たして“省エネ”目的かどうかについて、私は知らない
「どうぞ~、奥へどうぞ♪」
一番厨房近くの六人掛けの席へと誘われる私。
しかしそこへは年嵩のお父さんが一人、着いている。言われるがままに、それほど広くない店内を奥へと進む私に、そのお父さんが何故か、すっ、と立ち上がって、「こちらへどうぞ!」と席を譲ろうとしてくれている。
一瞬、その行動の解釈に戸惑った私だが、店の人も自然にその行為を見守っているので、素直に、その老人の尻が暖めていた椅子に着くことにした。
「店頭に貼ってあった、お薦めの、天丼の……」
「すみません、それは終わってしまったんですけど、天丼セットなら出来ます!!」
「それ下さい」
何がなんだかわけの分からないことばかりだったが、兎も角、私はそれを注文した。
“天丼とお蕎麦のセット”@850也。
まず、薬味、お新香、それに蕎麦猪口がのった空のお盆がやってきて、間もなく冷たい蕎麦と天丼がほぼ同時に、横から伸びてきた腕に拠って、その盆に的確に収まった。
天丼の汁、限りなくネッロ。無論、蕎麦汁も同様である。
丼のタネは海老、イカ、カボチャ。
その蕎麦に特筆すべきものはないが、街場の蕎麦として不可もない。その汁、辛くして甘し。
お父さんは、御免なさい、どうやらこの店のご隠居さんのようである。その辺りで諸々、私の中での疑問点は粗方腑に落ちた
と、目の前にグラス、いや、グラス製の日本酒のぐい飲みにスプーンを入れたものが供された。
グラスの底にはチョコレート色の物体。
――ディザートにアイスクリーム??
しかしよくよく見ればその“茶色”は、カフィに入れるミルクであった。
蕎麦屋でカフィが出てきたのは、生まれて初めての経験だった。
店構えからして確実に永い歴史を持つ店と思われるが、世の中の変化に柔軟に対応していこうとする姿勢は、素直に評価されるべきであろう