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ぶらり秋葉原 （それはやがて憧れになる）
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左ポーク、かため炊きライス、右チキン
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ポーク角煮をリフトしてみる
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この角度に秘められているのは潜在的なライスのボリューム、かなり満腹でごわす
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卓上の福神漬けとプレイヤー
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鎮座されてます
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黄色の看板は有名です
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はくノリ
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
トーキョーパラダイス
|
|---|---|
| ジャンル | カレー |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ秋葉原駅昭和通り口から徒歩5分ちょっと。 秋葉原駅から436m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
24席 （６名、２名×各１席、４名×４席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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秋葉原の三井記念病院を目指して静かな裏通りを行くと、あの有名な黄色い看板が視界に入ってくる。
〈 トーキョーパラダイス 〉
「インド人もうっとり、中国人もびっくり」数多のレビュアー様らがそれを語られてきた個性的な看板を横目にし、オーダーストップ14:00の30分前に到着する。
東京パラダイスの店内はスカパラではなくロックパラダイス。
平積みの雑誌の中にはプレイヤー、壁際には金属製のリゾネーターが立て掛けられている。
そんな趣味に満たされた空間で頂くカレー、構成はシンプルで種類は4択。
◯ビーフ¥800（やや甘口）
◯ポーク¥700（やや辛口）
◯チキン¥700（辛口）
◯ドライキーマ¥700（やや辛口）
▷ハーフ&ハーフ¥800（ビーフ＋その他）
▷ハーフ&ハーフ¥750（その他＋その他）
▷大盛り¥100増
チキン＋ポーク¥750をお願いし、プレイヤー11月号を読み始める。
ロックなお店だけれど音楽は流れておらず、図書館の様な静寂が店内を支配している。
特集ページの5行目を読むか読まないか、そんなところでもうカレーが出てきた、マッハの速度でのスピード提供だ。
「ギブソンが今やってる改革について、オレは特に心配はしていないよ、全てはきっと上手くいくさ」
スラッシュが語る見出しのコメントしか頭に残っていない。
雑誌にカレーをこぼしてはシャレにならないし、なによりもお行儀が悪い（写真は撮っているけれど）
ここは雑誌を閉じ、カレーと真摯に向き合う。
こちらのカレー、まず肉がロックしてる。
チキン、ポークともに惜しげも無い大きな肉塊、ゴロゴロと入っている。
肉の旨味がルーへと程よく移りつつ、しかし味抜けはしていない、丁寧かつ柔らかく煮込まれたソレは肉好きなら思わず顔がほころぶ事うけあい。
チキンはけっこうシャープでリードギターを担当、ボーカルのポークは割と浅いところで甘さを感じさせる。
どちらも生姜がアクセントになっている印象。
チキンは辛口、ポークはやや辛口、壁にかかったその説明書きはそれぞれ甘口の方へと下方修正が必要だ。
でも、カレーは辛けれりゃ良いものでは決して無い。
結果的に丁寧に下ごしらえされた事が素直に、自然に伝わってくる、そんな意味でならトーキョーパラダイスのカレーはアコースティックなカレーと表したい。
アコースティックギターをアコギとか呼ぶが、アコースティックなカレーをアコカレと呼ぶのもまた良いかも知れない。
ご近所の常連と思しきお客さん達は、みな黙々とスプーンを口に運んでいる、きっとこのカレーをリスペクトされているのだ。
全てお一人でお店を切り盛りされるご主人、忙しいのに接客も適度な距離感のままとても丁寧。
自分があこがれても良いカレー店リスト、わたくしはそのひとつに当店を加えた。
ご馳走さまでした。
（終）