モダンな雰囲気でいただく絶品中華料理 サービスも素敵です : ALMOND BLOSSOM TOKYO CHINESE RESTAURANT

平日の夜、20時よりディナーコースの予約で伺いました。東京駅近くの鉄鋼ビルの地下にあるお店です。入口がシンプルで、隠れ家的雰囲気があります。インテリアもモダンでとても素敵です。
本がずらっと並べられた棚を通って、少し奥にある半個室の座席にご案内いただきました。


《ディナーコース "麦畑"》

【季節前菜3種盛り合わせ】
左上から、こりっこりのクラゲは醤油風味。右隣は旬のお魚のブリで、中華風の濃いめの味付け。脂がのってる！ その下の柔らかい鶏肉は人参のソース。さっぱりと美味しい。左下の白いのはピータンが少し癖のあるお豆腐？だったかな？なんかクリーミーなムースのようなお味でした。(メニューには3種とありますが、4種ですね笑)
とってもお酒がすすむ前菜でした。

同行者曰く、以前前菜にあった焼豚がとっても美味しかったそうで。後でお店の人に聞いてみたら今は用意が無いとの事で、次回はぜひお目にかかってみたいものです……！

【季節野菜と二種海鮮のオリーブの葉炒め】
たっぷりのキノコ、スナップエンドウ、帆立とイカの炒め物。飾り切りの人参が綺麗ですね。ニンニクと塩がきいた味付けで、キノコの旨味が際立ってます。イカはコリコリ、ホタテはプリっとしていて美味しい〜！
あまりに良い味付けで、ここでスパークリングを飲み干してしまい、153OLにしては早いペースで2杯目の梅酒を注文。

【海鮮入り衣笠茸とフカヒレのスープ】
アツアツ、トロトロのフカヒレのスープの中にはなんと鯛の身が。海鮮は日替わり？なのかな？ 鯛の出汁がとってもよく出ていてなんだか和風っぽさも感じました。旨味がたっぷりでしみじみと美味しい。

【鶏肉と栗の煮込み】
いわゆるXO醤的な味付けで、しっかり食べ応えのある鶏肉と茸、季節感のある栗が少しほろ苦い葉の上に盛られたお料理。青い器がとても綺麗。
たっぷりとソースを絡ませていただく。鳥肉は大きいけど柔らかくて、食べ応え抜群。栗はほこほこで美味しい。下の葉がシャキシャキで苦味がまた合うんだけど、なんの葉だろう……タアサイかな？

【天然エビを2種のソースで】
今回はガーリックとマヨネーズの2種。海老がもう、ぷりっっっっっぷりで……とんでもなく美味しい……！ 左のザクザクの衣がガーリック、右がエビマヨ。特に、エビマヨは自家製のマヨネーズが濃厚で、上品で、めちゃくちゃ気に入りました。こんなエビマヨ初めてです……！
アラカルトの「天然エビのマヨネーズソース」が同じものになるのかな。本当に美味しかったのでコースに入れていただけて、とても嬉しい。
器は先程と同じシリーズ？惚れ惚れする青です。

【腸詰め入り炒飯】
コースもいよいよ大詰め。出てくるのは腸詰め。

〆はなんとご飯と麺の両方で、正直かなりこの辺りでおなかいっぱいでした笑(大食いの私でもそう感じるくらいなので、少食な方はご注意ください笑)でもこのしっかり満たされる感じが中華食べてる！って気持ちになるよね〜。
腸詰めは甘くて、香辛料が効いているので、小さいけれど主役級の存在感。お米はしっかりと火力を感じるぱらぱら具合、野菜のシャキシャキとした食感も楽しく、具だくさんに感じました。体感お茶碗0.7杯くらいの量でしたが、美味しくてペロッと完食しちゃいました。

【担々麺】
お店でも大人気の1品とのこと。これ、めちゃくちゃ、美味しかったです……！ 本格的なしっかりとした辛さがありつつ、ベースのクリーミーなスープのコクが濃厚で、もう、病みつきになるお味。ランチで提供されてるんですね……！明日にでもこれだけランチで食べに行きたいぐらい、本当に本当に美味しかった。

【デザート】
本日のデザートは柿とシャインマスカットを添えた杏仁豆腐。これがもう、また、もーったりと濃厚な、ミルキーーーなタイプの杏仁豆腐。わたし、こういうタイプの杏仁豆腐、大好きです。
季節のフルーツの2つは甘く、瑞々しく、濃厚な杏仁豆腐と相性抜群。
最後まで抜かりなく、めちゃくちゃ美味しかったです。

食後に熱い中国茶をいただきつつ、お店の方に店名の「ALMOND BLOSSOM」はゴッホの絵が由来であることを教えていただきました。コース名もゴッホの絵に因んで名付けているとの事で、オーナーさんの趣味がとても素敵だなと思いました。
近くのSOMPO美術館でゴッホの絵を鑑賞した後にこちらでお食事をいただく、なんてデートコースもお洒落かもしれませんね( *´﹀`* )

味はもちろん、お店の方のサービスも心地よく、とても幸せなひとときを過ごせました。ご馳走様でした！