丸の内仲通りにあるクラフトビールと美味しいお肉ビストロ＠東京丸の内 : 肉ビストロ&クラフトビール ランプラント

先日、休日に自主的に仕事に来た際、こちらでランチを食べました。「肉ビストロ&クラフトビール ランプラント」さん。駅的には千代田線の二重橋駅から徒歩２分くらいかな。東京駅からだと徒歩５分くらい。有楽町駅や日比谷駅からもまぁ、徒歩で来られそう。若干、入口が分かりにくいというか、丸の内仲通り側というよりはビルの裏手の方に入口があります。

こちらですが、幻の和牛とクラフトビール、ナチュラルワインを愉しむ肉ビストロ&ビアテラスだそう。幻の和牛と呼ばれる宮崎県産黒毛和牛尾崎牛や厳選されたクラフトビールを中心に置いているみたい。ワインもナチュラル系ワインを中心にソムリエ厳選ワインを置いているそうです。休日のランチメニューは写真のとおり６種類あるみたい。尾崎牛のラザニアだけは１０食限定らしく、それはもう売り切れって書いてありました。さて、何にしようかな・・・。メニューを見てみると、全て尾崎牛のメニューという訳ではなく、ステーキはブラックアンガス牛や短角牛のサーロインステーキみたいですね。なるほど。私は、せっかくなのでこちらのウリを食べてみようと思いました。

尾崎牛のグリル　４３８９円（税込）
箕面ビール　ペールエール（小瓶）　１２１０円（税込）

をお願いしました。ランチは前述のとおり、６種類から選択することができ、それぞれにソフトドリンク（ホットコーヒー、ホットティー、アイスコーヒー、アイスティーのどれか選択。）が付いています。スープやデザートが食べたい場合には別料金を支払えば頼むこともできます。

さて、暑くなってきたし、ランチビールで乾杯だ♪（笑）。私が注文したのは、箕面ビールのペールエールです。箕面ビールは、大阪の北の方にある箕面市にあるブリュワリーのクラフトビールです。割と知名度は高く、置いてあるお店には置いてあるかな。２０１５年にInternational Brewing Awards世界銀賞も獲得したビールです。まぁ、値段を見ると、クラフトビールも店で飲むのは高い。３倍か。

味的には、柑橘系のホップアロマと苦味、後味のキレの良さなどと書かれていましたが、確かにフルーティーで風味のあるビール。私の上司なんかはこういうフルーティーで風味のある感じが苦手だからクラフトビールは好きじゃないなどと言っていました（笑）が、私は、どっちかというとワインに通じるものもあり、こういうのが好きです。アメリカンホップをブレンドしている柑橘系のアロマが爽やかなペールエール。もちろん、ビールらしい切れと苦みもあってバランスは良さそう。アルコールが強すぎないので、くぃっと飲めますね。フルーティーで香りが良いです。
https://www.minoh-beer.jp/

ビールで喉を潤していると、尾崎牛のグリルが出てきました。パンも付いているようです。意外とこのパンが美味しくてビックリ。ほんのり温かく風味があって美味しいパンでした。こういう店に来てパンが美味しいというのは私としてはポイントが高いです。手抜きでないという意味で。さて、尾崎牛ですが、月間３０頭のみ出荷されるという宮崎県産黒毛和牛です。そんなんで、幻の～などと言われているようです。グリルには、付け合わせとしてカリっと揚がったフライドポテトとちょっと酸味のあるドレッシングがかかったレタスがのっています。お肉には塩とワサビがあり、これをつけて食べます。個人的にはこの塩とワサビってのが好きです♪店員さんの説明から想像するに、必ずしもいつも尾崎牛の同じ部位を使っている訳ではなく、仕入れによって若干異なるのかな？その日は、カタバラと店員さんが説明していました。バラ肉の中でもナカバラやソトバラに比べるとサシが入って美味しいところもあるけど、全体としてはかための肉質でカレーなどに重宝されるなどとネットには書いてありましたが、それでなるほど！と分かりました。ビーフカレー！あるじゃん。かたい部分はカレーに使って、柔らかくてサシの入った部分はグリルに使っているって感じなのかな。実際、食べてみると、お肉がかたいということは全くなく、むしろ、すーっとナイフが入っていくくらい柔らかくてジューシーです。むしろ私にはちょっとサシが多いような（笑）。うっ。←オジサンめ。これで白飯がモリモリ食べられそうな感じではありましたが、まぁ、それはいいことにしよう。とっても美味な和牛でした。まぁ、いい値段するしな。

ビールはメニューにチャートが描かれており、これを見ながらいろいろ試したくなってしまうお客さんの興味をくすぐる感じです。かなりたくさんのラインナップがあり、これは楽しくなってしまいそう！！！ワインについては、スパークリングはスペインのカヴァ。白・赤それぞれグラスは３種類ずつで、グラスは基本的には南仏ラングドック・ルーションなのかな？というラインナップでした。ラングドック・ルーションは、そんなに高いワインはないです。カジュアル方向かな。その中に一部イタリアワインが入っており、トレッビアーノとモンテプルチャーノがあって、イタリア中部のアブルッツォ州のワイン縛り（笑）。アブルッツォのワインもイタリアの中ではコスパワインの方向だと思います。グラスワインに選択の理念はあまり感じません。しいて言うならコスパです。明らかにどちらの方向に軸足を置いているかはラインナップで明らかですかね。ビールですな。ここは。ボトルワインについては、ややこだわりが見えるものの、こちらも普段飲みにするならコスパワインとして評価が高い物が中心で、店で飲むとそのコスパが失われるので、どうしようかな～（笑）と悩んでしまいます。私は、お酒弱いしボトル空けられないし・・・。

セットのドリンクは、アイスティーにしました。まぁ、可もなく不可もなくです。普通の紅茶です。

お店の様子ですが、店内の席とテラス席があります。一部店内の奥の方に半個室みたいな席もありましたかね。椅子は木を編んだ感じの椅子でアジアンというか、ナチュラルカフェみたいな感じでオシャレです。女子とかが好きそう。実際、客層は８：２で女子ですな。女子会や女子２人組のほかはカップルくらいしかいませんでした。私のように野郎のお一人様で乗り込んできている人はどちらかというと少数（というか私のみでした。）。まぁ、その意味では女子ウケの良さそうな店です。店員さんも３、４人いましたが、今風の可愛らしい感じの女の子って感じの店員さんが多い印象。男の子もいましたが、中性的でこれまたスタバの店員にでもいそうな感じの子の印象です。私とは似ても似つかない（笑）。皆さん柔らかな接客という感じで、尖った感じはあんまりしません。店内には一部ハンガーがあり、荷物カゴはそれぞれの席に用意されていました。便利ですね。お会計はランチでもクレジットカードが使えました。店内の出口近くの所にレジがあるので、自分で伝票を持って行くスタイルみたいです。

ごちそうさまでした。ちょっと真夏はテラスは暑いかもな・・・とは思いますが、カフェチックなお店でオシャレです。丸の内仲通りでお買い物したついでにランチとか仕事帰りのデートとかには良さそうですね♪ただ、メニューを見ていただくと分かりますが、レビュー時点ではありますが、飲み放題込みの５０００円～６０００円くらいのプランには肉らしいものは入っておらず、本当にこのお店のウリを楽しむにはそこそこ出さないと食べられないというのが難点かもしれません。あとはワイン好きよりはビール好きがターゲットであるということも理解して行かれると良いかと思います。私は、たぶん、ワイン好きをこの店に連れて来ることはなさそうです。良かったらどうぞ。