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店名 |
吉田屋(よしだや)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
03-3591-5537 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄三田線【内幸町駅】徒歩3分 内幸町駅から285m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
席数 |
26席 (1F:カウンター8席/テーブル4人掛け×2 2F:座敷(要予約)) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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夜、虎ノ門で打ち合わせがあるので、早めに家を出て新橋うなぎを食べることにした。
今日は新橋うなぎの2回目で、「まほろば」へ行こうと決めていた。
5時半を過ぎた頃、新橋駅の日比谷口を出て、小雨の降る中 西方向へ繁華な飲み屋街を抜けて行く。
新橋ってうなぎ屋が多い。
歩いて行く途中にも2軒、うなぎの幟が出ていた。
ほどなく「まほろば」の店の前。
ビルの地下、奥まったところにある。
暖簾が出ているのを確認して、ドアを開けて中に入った。
左手にカウンター、右奥にテーブル席が見えた。
カウンターの向こう側にいた板さんが、「ご予約ですか?」と聞くので、あれ、ここは予約しないといけない店だったのかなと思う。
予約をしていないと言うと、今夜は予約で一杯なんだとか。
えー、そんなことがあるのか。
参ったなあ。
「どうぞ又 お願いします」との声を背に、しょんぼり店を出る。
そういえば、カウンターもテーブルも、どの席にもおしぼりと箸がセットされていた。
今週はずっとこんな具合だなんて言ってたなあ。
また来てみるしかないなあ。
でも、新橋うなぎのストックはまだまだあるんだよ。
気持ちを切り替えて、ここから200mくらい先にある、「吉田屋」に向かった。
そぼ降る雨、暮れゆく街。
こういう繁華な街を一人で歩くのは、味気ない。
仕事帰りの男女が、こっちに向かってゾロゾロと歩いてくるのと、ひっきりなしにすれ違う。
連れだった人たちはゆっくりと、一人の人は急ぎ足で通り過ぎて行く。
ほどなく吉田屋と書いた暖簾の下がった、小体な店の前に立っていた。
小さな薄暗い路地の中にあり、ここだけは人通りがない。
やっているかと心配したが、中から電燈の灯りがもれている。
いかにも うなぎ専門店という感じがする。
いや、見た目は飲み屋さんかも知れないが、ただよう香りが「うなぎ屋」を主張しているのだ。
外にある品書きを見ると、うな丼が2000円、うな重が3000円、上重が4000円となっている。
うな重でいいな。
カラカラと引き戸を開けて中に入ると、奥へ細長い小さなお店。
右手にカウンター、左の壁ぎわに二つのテーブル。
先客はいなかった。
カウンターの中に親子かと思われる男性が二人、白い割烹着姿でこちらに挨拶を。
奥に老女が一人、迎えてくれた。
あらためてメニューを眺め、うな重を注文する。
先ほどの老女がお茶とおしぼりなどを持ってきてくれる。
この人はカウンター内のおやじさんの連れ合いだろうか。
してみると、もう一人が息子だろうか。
しなくてもいい詮索をしながら、料理を待つ。
それにしても年季の入った店だ。
壁板はすり傷だらけだし、テーブルも傷んでる。
メニューの裏に、この西新橋に店を構えて60年と書いてあった。
そりゃ、古びるわけだ。
2階に小座敷もあるようで、目の前に階段が見えている。
主に調理しているのは若い方のようで、おやじはそろそろ引退も考えてるのかなあ。
カウンターの上に小さなテレビが置かれていて、ちょうど大相撲をやっていた。
うなぎ屋のテレビか。
そういえば、あまり見ないかな。
20分近く待って、うな重登場。
期待をこめて蓋をとると、いい色に焼き上がったうなちゃんが。
残念ながら、うなちゃんのご飯の運動場に占める面積が、若干狭い。
普通の半身にプラスされているのは、4分の1身だった。
つまり、まるまる1匹分ではなく、4分の3匹分ということだった。
まあ、ちょっとがっかりした世知辛い気持ちにはあっちに行ってもらい、ともかく食べる。
いつものように左下から、ご飯と共にうなちゃんをパクリ。
あれ、意外においしい。
おいらの好みである、しっかりした固めの焼き。
あのフワトロな軟弱うなぎとは違った。
そして、濃いめで辛めのタレ。
うなぎの身はちょっと薄いが、うまければいいのだ。
ご飯はよく炊けている。
お新香は、白菜とキュウリ。
品格もてらいもないけれど、よく漬かっていておいしい。
吸物に肝は入ってなかった。
肝吸が好きなわけじゃないのに、肝吸じゃないということは、ほんのちょっとテンションの下がるものだと分かった。
こうして数えると、いろいろと問題はある。
あるのだが、うなぎはうまい。
些末な問題点などはあっちへ行ってもらおう。
これはおいらの好みに近い味だ。
3,000円でこの量のうなぎ、肝の入らない吸物、文句は言えないかもね。
きっと、これがせいいっぱいなんだろうな。
この店にもっと沢山のお客さんが来るといいのになあ。
6時を回ってお手伝いの女性が現れて、おばあちゃんはお役御免となったようだ。
その女性が新たにお茶を替えてくれた。
このお茶が、熱いのなんの。
なかなか飲めなかった。
3,000円を払おうとしたら、3,090円だった。
あれ? 消費税だとすると3%分だし、メニューには3,000円と書いてあったし。
なんだか少し疑問が残ったまま店を出たので、傘を忘れてしまったよ。