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テレ東『絶メシロード』第8話に登場、栃木市名物じゃがいも入り焼きそばの隠れ人気店
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://blog.livedoor.jp/kaz823ad/archives/52327842.html
仕上げに節粉!? 珍しいじゃがいも入り焼きそば
田楽あぶでんから徒歩2分、観光ルートから外れた路地にあるため見つけにくい焼きそば専門店。
注文を受けてオヤジさんが焼いてくれますが、蒸かしたじゃがいもは小さくカット、麺も鉄板で食べやすい長さに切るなど、調理が丁寧。味付けは栃木の王道で、ソースは濃すぎず、かといって物足りなさもありません。300円の並サイズで結構量があるので、大500円を頼むと山盛りになりそうな気配です。
珍しかったのは、仕上げに振りかける「節粉」。富士宮を真似したわけではなく、一味違ったものをと工夫したとか。もちろん栃木市内の焼きそば店ではここのみだと思います。
調理台の脇にはテーブルが1つあり、近所の人が世間話に立ち寄っているようでした。私も座った途端、奥さんがインスタントコーヒーをサービスしてくれました。まるで田舎の知り合いの家に遊びに来たような、のどかな時間を過ごさせてもらいました。
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ぎずも355
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店名 |
焼きそば櫻井
|
---|---|
ジャンル | 焼きそば |
予約・ お問い合わせ |
0282-22-3739 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
新栃木駅から徒歩10分ふれあいバス・市街地循環線「油伝前」から徒歩2分 新栃木駅から663m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
6席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
---|---|
備考 |
じゃがいも入りやきそば専門店 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「ドラマが放送されたら、混んじゃって食べられないから…」
考えることは皆同じだった。
ドラマ25『絶メシロード』次回予告に名前が出た翌々日の日曜日、様子を見に行ってみた。開店直後の午前11時、既に客が数人。店内はテーブル1つ(座って最大6人)の小さな店に、行列が出来ていた。
観光名所・重要伝統的建築物群保存地区の嘉右衛門町(かうえもんちょう)。田楽あぶでんの通りから1本横に曲がった路地で、焼きそば櫻井はひっそり営業している。
入口右の出窓が焼き台で、鉄板が小さいから一度に焼けるのは3人前。ちょっと並ぶと「(出来上がりに)時間かかるよ」と言われてしまうほど。焼き手は店主・櫻井要祐さん1人。
絶メシって言葉は「人気店ながらも後継者がおらず、絶滅してしまうかもしれない味」をリストアップ、後継者募集をしている群馬県高崎市の試み『絶メシリスト』が元ネタ。
ドラマでは濱津隆之(カメラを止めるな!)演じる主人公が、全国の絶メシを探して週末出かける小さな大冒険を描いている。実在の店を取材して、ノンフィクション風のドラマに仕上げているのがミソ。もちろん出てくる料理は現地に行けば食べられる。
焼きそば櫻井のメニューは2つだけ。
じゃがいも入り焼きそば(並)400円
じゃがいも入り焼きそば(大)500円=写真
栃木市名物「じゃがいも入りやきそば」は、ソースをかける前から茶色い二度蒸かし麺が特徴。電気冷蔵庫が普及する前、傷みにくいように工夫された製法。一度蒸した黄色い中華麺を水洗いし、再び蒸すと茶色くなって独特の強いコシが生まれる(桐生・足利のじゃがいも入り焼きそばは黄色い蒸し麺)。
栃木の場合、じゃがいもは駄菓子屋メニューだったいもフライの売れ残りを、鉄板で麺と一緒に炒めたのが始まり(桐生は「子供洋食」とやきそばが合体)。現在ではいもフライを作らず、蒸かしたじゃがいもを切って入れるようになった。肉は入れないが、挽き肉のスープを蒸し水がわりに使うので、ほのかに肉出汁の味もする。
焼きそば櫻井の味は、すぐ近所で駄菓子屋を営んでいた定塚のおばあちゃん(故人)から受け継いだもの。定塚さんは焼きそば名人で、引退まで200円/300円の値段で量が変わる昔ながらの売り方を続けていた。
焼きそば櫻井では「製法はそのまま。ただしオリジナリティーとして鰹節粉(魚粉)をかける」ことになった。昔の味を知ってる客は「魚粉抜きで」と注文するのが常だ。
『絶メシロード』に登場するのは焼きそば櫻井だが、じゃがいも入り焼きそばの店は栃木市に15軒以上ある。ただし店主が高齢者の店が多く、リアル絶メシなのである。
茶色い二度深し麺を栃木で最初に作った中沢製麺では、蔵の街栃木美味しいジャガイモ入り焼きそば研究会を結成、焼きそばMAPも無料配布している(配布場所:中沢製麺麺の直売所、栃木市観光協会総合案内所)。
このMAP掲載が15軒で、「年老いた店主1人だから、ご近所さん相手だけでいい」掲載拒否の店、加入してないけど販売してる店もある。
ちなみにドラマが撮影されたのは昨年9月。
放送後は混雑が予想されるので、時間には余裕を持ってお越しください。