地元から攻めようと : 蕎麦藍

カフェめぐりが共通の趣味・目的の友人と前夜に
「どこ行くー？」
「あーまだ正月休み！」
「定休日だ！」
「もーさがすの疲れた。。。」
「どっかランパスでカフェない？」
「せっかくお正月だから初のところ！」
なんて散々目的のカフェを探しながら探せず。
結局
「地元から攻めよう」
と私は４年ぶり、友人はもろ地元なのに初訪問となりました。
あ、カフェの代わりではありません。お子さん繋がりで知合いなので、行きたいけど一人じゃ・・・
と友人がずっと言っていた蕎麦屋さんです。
相変わらず人気なんですね。正午前からテーブルはほぼ埋まり、お節で満たし気味だった体を蕎麦でリセットしたい？と考えた方々(らしい)で13時過ぎまで切れ目なく来店です。
ご夫婦のみで切り盛り、蕎麦や料理の提供にお待たせすることも、と書いてあります。
大丈夫、皆さんちゃんと待ってますよ～
と、言うのが常に幾つかの産地の粉を使い「食べ比べ」できるメニューが人気なので。
通常より少なめのざるが三枚、考えられたように食べ終わる辺りに出てきます。ほぼ皆さんメニューは食べ比べのセット。三種食べ比べって、酒の三種飲み比べじゃないんですから、手間がかかると思いますよ～( ￣▽￣)
全てのテーブルにこれを提供するわけです。あー大変よね、私じゃワケわかんなくなりそうです(笑)
今日のは、栃木・益子、千葉・成田、群馬・赤城の粉。産地ごとに粉の曳き方や切り方も変えて楽しめるようにしてあります。
数年前までご夫婦で小川町に畑を借りて蕎麦を作るのもされていたとか。残念ながら道路が当たることになり断念。
そして、ここの器がとても素敵。平打ち蕎麦のは縁の感じがもしかしたら・・・とお聞きしたらやはり昭和か大正のアンティーク。深谷(花園)の「とちや」さん(実はオーナーさんがここの地元の方)から。
他に販売品で、太田の人気のパン・ピースさんのラスクがあったり、近隣の作家さんの木工品があったり。
お客さんがはけてから、奥様含めて女三人で、いろいろ(ここには書けない)地元ネタで会話が盛り上がってしまいました～＼(^_^)／
これはリピートしたいです。


ご馳走さまでした。

外出して食べ損なった平日。ランチタイムギリギリに…良かった、間に合った…
で、先客は女性お一人様のみ。私は窓際の席に。
このあと、更にギリギリに男性がお一人様。小上がりに鎮座。
仲間でワイワイも良いですが、静かなBGMでゆっくりと味わいたいです。そんなご同輩かな。

地元に住んでいながら、なかなか行く機会が無くて…
食べログの評価も高いらしい。←まったく気にせず、読みもせずに行きました。
以前から埼玉の蕎麦の本にもたいてい掲載されていますので、気になっていたのです。

まぁ、好みでない方もいらっしゃいます。(ちょっといいお値段なので)
駅の立ち食いソバとは違いますね(もちろん駅ソバも美味しいところ、ありますが)

ここのご主人、秩父の名店、あの『こいけ』で修行された方。
ご夫婦で賄っていらっしゃいます。

ざるに盛られた蕎麦の水切り加減がいいわぁ。麺も細めが好み。
ツユは江戸風のガツンとダシの効いた醤油味でなく、ほんのりまろやかないいお味。
蕎麦の風味を損ねません。
カエシの配合と寝かし具合が絶妙と思われます。
ネギは、地元の深谷ネギにしては細め。わざわざ選んでるのかな？きちんと水にさらしているようです。(当たり前か(笑))

若干、難があるとすれば「メニュー」が解りにくい…
カフェランチにデザートとコーヒーを付けた位のお値段…若干お高いかな？

デザートも別途あるようですが、私は蕎麦で満足、満足。
お茶に蕎麦湯たっぷりですもの。

さて、この日にいただいたのは、新潟県は津南だったかな？産の蕎麦粉が一枚目
二枚目は秩父産…ズルズルっと行きました〜正直言いますと、違いは分からない(爆)でも美味しいのは分かる。

三品目。黒はんぺんが乗ったぶっかけが美味〜(^^)d
黒はんぺんにおろし大根(多分、辛味大根)と青さのり(粉状でないもの)にゴマがパラパラ…いいねぇ〜これ。

一枚づつがフツーの半分位かな。だからこんなに楽しめるのですね。
帰宅してから初めて食べログの口コミ読みました(笑)
すると、同じ感想をお持ちの方が何人も。
蕎麦湯も特に美味しくてね〜。いつもは単独で飲むか、あまりいただかないのですが…珍しくクイクイっと飲んでしまいました〜(^O^)／

ダンナに内緒でもう一度行っちゃおうっかな〜
出来れば月１位でね。
次は別の産地の蕎麦を。

ご馳走さまでした。