辛さにシビれろぉ！複雑な旨味が混ざり合うギャミラサが美味い♪ : ロッダグループ

午後からのイベントに参加するために『京セラドーム大阪』にやって来ました。ただ、イベント開始までにまだ時間があるので昼飯を食べようと思いお店探し。何処に行こうかなぁ、と思った時にピン！ときたのが、
「ロッダグループ」さん
でした。
ここ最近、大阪はカレーライス屋さんが熱いようで、色々な場所に色々なスタイルのカレーライス屋さんが出来ておりますが、その中でもスリランカカレーの元祖的なお店としてとても有名なのがこちらのお店なんです。でも、場所的にあまりこの辺りに来る事がないので今まで訪れた事がなかったんですねぇ。これは良い機会だと思い今回訪れてみる事にしました。
お店に到着した時間は１１時３５分。
こちらの場所は『京セラドーム大阪』から北に１０分程上がった所にありました。
大人気店だぁ！、と聞いていたので行列が出来ているのかなぁ、と思って来たんですが意外に誰も並んでいません。スゥ～とそのまま入店。でも、店内はほぼ満席状態でした。ざっと店内のお客さん達を見渡してみると、ペア客４組、カルテット客１組の合計１２名の方がいらっしゃていました。
こちらのお店の席数は、カウンター１０席、二人テーブル１脚、四人テーブル１脚だったので、カウンター席が２席と二人テーブルだけが空いている感じでしたね。私はそのままカウンター席に着席です。
着席すると元気なスリランカ人（だよね？）の店員さんがメニューを持って来てくれました。どれを頼むか悩んでいると初来店である事を察してくれた先程の店員さんがお薦めをいくつか紹介してくれました。基本的にギャミラサと言うスリランカの家庭の味的なカレーがお薦めのようですねぇ。具材のチキン・ポーク・フィッシュの順番で辛くなるとの事。その他に１００円アップのエビは全く辛くなくて、同じく１００円アップのマトンがどの具材よりも一番辛いようです。後、ライスをパスマティライスと言うスリランカ米（インディカ米の一種のようですねぇ。）と普通のイエローライス（「普通の」って言っていたから日本のお米をイエローライスにしているのかなぁ？）を選べます。またスペシャルとして具材のお肉が鹿肉のギャミラサも２００円アップで選択できるようです。
結局どれを選べば良いのか余計に分からなくなったので、多分これがこちらで一番ベーシックな選択なんじゃないかと思った、
「ギャミラサ　パスマティライス　マトン」￥１，６００
をお願いしまた。
ただ、唯一の心配は私が辛いモノが物凄く苦手な事。なのに一番辛いマトンを選んでしまった・・・。大丈夫かなぁ、食べきれるかなぁ・・・心配。（だったら初めから頼むなよ！）
と人知れず心配していると１０分でギャミラサが出来上がって来ました。
では、届いたばかりのお皿全体を俯瞰で眺めてみましょう。
このギャミラサはワンプレートの中央にパスマティライスがのり、その上にマトンカレーがかけられています。そしてお皿の周りの縁に添えられた八種の副菜が彩りを鮮やかにしている感じですかね。しかし、その八種の副菜の名前がよく分からない・・・。スリランカ料理って全く詳しくないし、説明も無かったしなぁ・・・。多分こんな感じの副菜だったのではないかと思います。あくまでも多分ですが・・・。固茹で玉子半身、ゴトゥコラサンボル、ポルサンボル、サンポーラ、パリップカレー、ルヌミリス、ゴーワマッルンが周りを固め、マトンカレーにはパパダンが刺さっています、って感じだと思います。クドイですがあくまで多分ですが・・・。
まあ、そんな事はともかくカレーをいただいてみましょう。カレー全体をよくかき混ぜて下さい、との事だったので、マトンカレー、パスマティライス、八種の副菜をグチャグチャになるまでかき混ぜます。うん、イイ感じで混ざり合ったんじゃないでしょうか。見た目はカレーライスって言うよりもドライカレーっぽいかな。
じゃ、一口。う～ん、辛い！！！無茶苦茶辛い～ぃ！一口いただく度に水無しでは食べ進められないですぅ～。顔全体から汗が滲み出てきます。でも、これは辛いモノが苦手な私だからであって、他の人なら丁度良い辛さだなぁ、と思う人も結構多いんじゃないでしょうか。なぜなら、辛い辛いと言いながらも何とか私でも途中で諦める事なく食べ進める事が出来ましたからね。それに他のお客さん達は何事もなかったかのように美味しそうに食べていましたから、きっと世間一般的にはベストな辛さなんでしょう。
そして肝心な味の方は思ったよりも変なクセが少ない食べ易いカレーでした。勿論マトンカレーなのでマトンらしいクセは有るんですよ。でも、もっと途中でオリエンタルなちょっと気になるクセがあるのでは、と勝手に想像していたんですが、全然そんな事は無かったですねぇ。むしろ複雑な旨味が混ざり合ったとっても美味しいカレーでした。だからこそ、この辛さに耐えながらも食べ進める事が出来たんですけどね。私がもっと辛さに耐性がある人間だったなら、きっともっと楽しめたんだろうなぁ。そこが少し残念。て言うか、もっと辛くないカレーを選べばイイだけだよね。エビやチキン、ポーク辺りまでだったなら無理無くイケたんじゃないだろうか。うん、今度来る事があったなら具材変えてみよっと。
それとライスのパスマティライスなんですが、やっぱりカレーにはインディカ米の方がジャポニカ米よりも絶対合っていると言う事を改めて実感しました。パサパサを通り越して少し固めのお米なんですが、カレーには絶対モチッとした水分多めのお米よりもこっちの方が良いと思います。
と言う事で何杯も水をお代わりしつつ何とか完食です。ふぅ～、舌がヒリヒリするぅ～。と言う事で最後に出てきたデザート的なバナナ１キレとキリテ（ミルクティー）で口の中に甘さを入れて味覚を元に戻しました。
何度も言いますが、私に人並みの辛さの耐性がある人間だったならもっともっと楽しめたカレーだったと思います。と言う事で辛さに弱い人は無理をせずにエビやチキン、ポーク辺りを頼みましょう。ヘンに無理するよりも絶対にそっちの方が楽しめるカレーだと思いますよ。でも、あまり辛くないマトンカレーって言うのも出来れば希望します！