黒毛和牛を堪能できるお店 : 焼肉Lab 梅田店

今回も焼肉を食べに梅田へやってきました。
以前は旨い焼肉を食べたければ鶴橋へ行かなければなりませんでしたが、最近は鶴橋に勝るとも劣らないお店がどんどん梅田に進出しているんですよ。
まぁ、大阪で最も人通りの多い地区ですから当然といえば当然かもしれません。


さて、私たちが今回食べに来たお店は『焼肉Lab』という河合ビルの3階にあります。
この周辺にも焼肉のお店がたくさんあって悩みましたが、和牛食べ放題という言葉に惹かれて選んだんです。
でも、元を取る自信がないので結果的には食べ放題コースではなく、単品で頼んだんですけどね(笑)

エレベーターに乗って外へ出ると目の前がすぐにお店の入り口でびっくりしました。
危うく扉に顔をぶつけそうになりましたので（んな大げさな・・・）
入り口のすぐ左の壁に書かれた文字は

「・・・やっぱり焼肉。」


・・・その通り、日本人は確かに焼肉が大好きですよね。

店内へ入ると店員さんが席へと案内してくれます。
私たちは遅めの時間帯（15時頃）にやっていたので、店内には数名のお客さんだけでした。

コンロはテーブルにビルトインされたものではなく、大きめのガスコンロ。そして金網ではなく鉄板で焼き上げる昔ながらの焼肉店が使用しているものでした。
ところが飲み物の注文は店員さんに声をかけたり、呼び鈴を押すのではなくスマホでQRコードを読み込み、そこから注文するというもの。
この注文方法であれば注文を間違えることもないですし、注文を伺う手間も省けます。
最初は手惑いましたが、慣れればすぐに使いこなせます。


まずはお酒を注文。
私はホワイトホースのハイボール（450円）で嫁さんはキリン一番搾りの生ビール（450円）で乾杯。

お酒のアテに「前菜盛り合わせ（1380円）」を注文。
内容は
・枝豆アーリオオーリオ
・ローストポーク
・ポテトサラダ
・パテドカンパーニュ
・うずらのバルサミコ酢漬け

前菜といえば少量のものが3種類ほどを出すお店が多いので、種類の多さにびっくりしました。
枝豆のアーリオオーリオというのを初めて食べましたが、旨いですね。
皮が付いているのにも関わらず味がしっかりと染み込んでます。アーリオオーリオというのはニンニクとオリーブオイルを使ったソースとの事ですが、ニンニクの味や匂いは食べている時にまったく感じませんでした。

この前菜の中で気にいったのは「うずらのバルサミコ酢漬け」。
見た目はピータンのようにどす黒く、決して旨そうには見えません。
それにバルサミコ酢や黒酢といったものは癖があるのであまり好みではないのですが、食べてみるとその癖はまったく感じられません。
おまけに、むちゃくちゃ旨い！

濃厚かつ甘味があって、どちらかというとおやつとして食べたくなる一品です。
このうずらのバルサミコ酢漬けは、ぜひ頼んで頂きたい一品ですね。

韓国海苔の上に肉とウニが乗った「うにく（480円）」。
一口でうにくを頬張ると口の中でウニの濃厚な旨みと甘味が広がり、以外にも肉の脂がさっぱりと後味を引き締めてくれます。

そして次に通されたのが「黒毛和牛大トロ刺し（1380円）」。
見事に入った刺し、その脂が滲み出ていて肉が輝いて見えます（笑）
口に入れると肉厚な刺しは食い応えがあり、噛みしめると上品な脂の甘味が口に広がって幸せこの上なし！
このボリュームのある大トロ刺しが3切れで1380円というのは良心的な値段です。

ここで酒を飲み干してしまったので新たにお酒を追加します。
ちょいと気分を変えて、私はマッコリのマスカット味、嫁さんはバナナ味です。
普段、マッコリはあまり呑まないのですが、飲んでみると甘くてジュースのようですね。
バナナ味はミックスジュースのような味だったそうです。

さて、次は焼きです。
焼肉で一番最初に焼くものといえばタン。
そいつを3種頼んでみました。
塩タン（780円）、ネギ塩タン（780円）、厚切りタン（1180円）です。

丸く型取られた塩タンとネギ塩タンは通常のタンよりも厚みがあるので噛み応えがあります。
レモン汁で頂く塩タンはさっぱりとしていて美味しいですね。

そして気になって注文したのが「厚切りタン」。
マンゴーのように見えることからマンゴータンと言われるそうです。
タンであれだけの噛みごたえがあるんですから、厚切りはハサミでカットしてから食べないとダメかな…と思ったんですが、むしろその逆。
厚切りタンの方が圧倒的にやわらかく、ハサミでカットする必要がありません。
このタンは美味い…今まで食べたタンの中で1番です。


次に通されたのは極上サーロインステーキ（2960円）。
こちらは1日5食限定で、厚みがハンパやありません。表裏だけでなく、横も焼きを入れないと火が通らないくらいの厚みです。
立てて肉を焼いている姿は、まるで和歌山の「橋杭岩」のようです。

口に入れると肉の柔らかさが強調してきて、脂身はほとんど感じられず、あっさりとした味わいで、肉の良質な繊維を感じられます。


肉尽くしがまだ続きますよ。

「黄金カルビ　大判すき焼き（1080円）」。
大判というだけあって、物凄く大きな肉です。
そいつをすき焼きのように溶き卵に入れて食べるんですが、黄身が文字通り赤玉。
どんな餌食わしたら、こんな赤玉になるねん…。
軽く焼いた肉を溶き卵に潜らせていただきます。

うめぇ～。炊きたての白飯と一緒に食いてぇ～。

さて、濃厚な赤身の肉ばかりを食べたので次は白身を食べて気分を変えます。
てっちゃん（480円）とコリコリ（480円）です。
てっちゃんは脂が乗っていて、こいつも食べていると白飯を食べたくなります。そして一見、イカのようにも見えるコリコリは文字通りコリコリした食感で淡白な味。
こいつをカクテルをヤクルトで割った「ヨーグルトカクテル（480円）」で口の中を洗い流します。
ヤクルトですから、後味が甘いのかと思いましたが、予想に反してあっさりとした甘さで後味がすっきりしています。

次は「贅沢キンパ～海鮮コラボ（1280円）」。韓国の巻き寿司のことをキンパというらしいのですが、見た目は軍艦巻。
食べてみるとご飯が巻き寿司のようにギュッと握られているので、見た目以上にお腹が膨らみます。
酢飯にごま油が合わさり、韓国海苔で巻かれた肉寿司は美味の一言に尽きます。


もうお腹もいっぱいになり、これ以上は食べることが困難になってきました・・・。
別腹であるデザートを食べて最後を〆ることにします。

お口直しのシャーベット（300円）、オレンジ味でした。
2つ乗っかったシャーベットは見た目以上にボリュームがあって、脂っこい口の中をさっぱりとさせてくれました。

いやぁ～、美味しかったですね。
所要時間は約2時間。
がっつり食べられる猛者は食べ放題にした方がお得でしょうね。
和牛の食べ放題ですから魅力的です。


ごちさまでした～。