素晴らしいフレンチと 気さくな接客の マリアージュ : Maison de Fujii

コロナでしばらく家族との外食をひかえてたので、
できてなかった　母と姉の誕生祝いをする事になりました。
主役の希望は、メゾンドフジイさん！

おひさでしたが、変わらず気さくなお姉さんにお出迎えしてもらい、
本日のコースをみんなでいただきました。
私と姉はワイン、他のみんなはお茶ペアリングのコースです。

厨房はシェフと若いお弟子さん。

イタリアの自然派オレンジスパークリングワイン　ピノ　でスタート

お題　重複
低温調理されたサーモン　リンゴ　白菜　春菊ソース
黒いオリーブのツブツブが入ってます。もう一品目から絶品！
適切な例えが思いつきませんが、焼霜造りやレアステーキを連想しました。
サーモンでこういう味わいは初めてで、嬉しい！
春菊ソースもベリグー！
私の本日のベストは、迷いに迷った末 これにしました。

甲州の白ワイン

お題　いつもの　
野菜ゼリー寄せ　バジルとトマトのソース
開店以来出し続けられてる一品。
バジルソースも絶品！
パンにもつけていただきました。

ポルトガルの白　ムラーリャス

お題　擬似Japan
ハモを用いたフレンチ（名前忘れちゃいました）を、日本風に仕立てたという一品。
生ハムやきのこ、ポテトが添えられていました。

ブルゴーニュの白　アリゴテ　私の本日ベストワインでした。

お題　甘酸苦
鰆　昆布締めのカブとフレッシュなカブ　からし菜
風味良く、やわらかで、サワラがサワラでなくなったような一品！
かみさんの本日のベスト。

オーストリアの赤　ハインリヒブラウフレンキッシュ

お題　le partage〜分かち合い〜
メインのうずら　エノキ　椎茸　マッシュルーム　チーズ
またまた 良い例えが浮かばない一品。
時間をかけて調理された うずらのお肉の味は
セセリに通じるところもありますが、
はるかにやわらかく、味わい深く、美味でした。
息子、娘の本日のベスト。

食後の甘口シェリー酒　モンテアグード

デザートかチーズか 選べるので、私はチーズを選択。
TÊTE DE MOINEというスイスのチーズを薄く削っていただきました。
かなり風味良く、見た目も麗しい仕上がりで、非常に美味しくいただきました。

コーヒー

めちゃとろけるチーズケーキ、プリン、フランボワーズなどをいただき終了です。

シェフはソースよりも食材に最適の火入れ、調理方法にこだわり、追求なさっている方。
しかし、ソースも　かなり美味しかったです。

こんな良いお店なのにフレンドリーな雰囲気なのが、
何より素晴らしいと思います。

誕生祝いのお菓子もいただき、
家族みんな喜んでくれて、行ったかいがアリアリでしたね。
良いお祝いになりました。感謝です。

ご馳走様でした！

かみさんの誕生祝いに、家族で訪問しました。
メゾンドフジイさん、以前訪問した時に 温かな雰囲気が印象的でした。
閉店してしまい 残念に思ってましたが、移転復活を知り、喜んで再訪！

58号線を北上した場合、松山交差点の 次の信号で左折し、
突き当りのビル、左側の階段から2Fへ昇るとあります。
看板は出ていない 隠れ家。

お姉さんとシェフに出迎えていただきました。

中に入ると、落ち着いた雰囲気がとてもいい感じ。
飾られているのは、スモークツリーというのだそうです。

コースはおまかせ　5000円＋税　のみですが、
コスパ含めて非常に満足度の高いコースになっていました。

そこに　ペアリングコース　4000円か、
ノンアルのお茶コース　3000円を　併せる方式。

私とかみさんはペアリングでいただきました。

メニューは
食感、定番野菜、なごり、一番、凝縮、クラフィティ、定番ココナッツ

南フランスのスパークリングワイン

食感
三種類の貝（帆立、サザエ、ホッキ貝）の瞬間燻製
お姉さんが覆いを取ると、ふわーと蒸気が上がり、わくわくします。
一口食べて、幸せに。
年に何回か、美味しいの食べた瞬間　
目がカッと見開くのですが、
今日も来ました。
貝の甘み、燻製のしつこすぎない香りが、メチャ美味しかったです。

ハンガリーのリースリング

定番野菜
県産夏野菜のパテを　バジルソースといただきます。
コースは月替わりですが、これはずっと続いている定番なのだそうです。

ジョージアのオレンジワイン

なごり
フォアグラ、ホワイトアスパラ
今は夏ですが、春の名残なのだそうです。
たっぷりフォアグラと、
久しぶりにありついたホワイトアスパラで嬉しい。
かみさんと息子のベスト。

スペインの白

一番
金目鯛のウロコ焼き
アサリ、ハマグリ、トリュフのソース
ウロコ焼きにできる魚はごくごく限られているそうで、
うろこのパリパリ食感と身のほこほこ感のバランスが楽しい。
これぞシェフの面目躍如、焼き加減最高の一品だと思いました。
娘のベスト。

プロヴァンス地方のシラーズ
シラーズとしては濃厚めで、お肉によく合うやつでした

凝縮
県産豚ロース　マッシュポテト
1分ローストしたら6分休ませる、などして
じっくり焼き上げられた一品。
お姉さん曰く、お肉に気づかれないように焼いたのだそうです。
爆笑。

黒オリーブのタプナードも絶品ですが、
つけないで豚さんだけ食べても もちろん美味しい！

スイーツかチーズから選択です。
私はチーズを選択。

ポルトガルのマディラ酒

ジロールという道具で薄く削られ、
カリフラワーみたいに盛り付けられたチーズ、
スイスチーズ　テットドモワンヌ とのことでした。
これもふんわり食感がベリグー。
こんなの初めてですね。

かみさんの誕生日だからか、
その後 私にもたくさんスイーツが！嬉しいですね。

お茶コースも、聞いたこともない中国茶を含め、
豪華なラインナップでした。

お姉さんのユーモアのある楽しい接客は、
フレンチだー　と身構える緊張感を
やわらげてくれて、幸福な時間を演出していただけました。

シェフも、最後にいろいろ ご自分の事も含めて
語ってくださり、親近感が増しました。

お二人に見送っていただき、退散。

接客を含めた雰囲気、料理やドリンク、コスパ、
どれをとっても満足度の非常に高い　名店中の名店だと思います。

ご馳走様でした！