松林越しに日本海が見えます : 三景

　なお，昼（朝食メイン）の評価は以下のとおりです．

【昼】
総合　　　　　３.８
料理・味　　　３.７
サービス　　　３.６
雰囲気　　　　４.０
ＣＰ　　　　　３.３
酒・ドリンク　ー


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　『上越方面 撮り鉄・乗り鉄旅行』の際，２泊目はこちらを利用しました．
　魚介料理がウリの宿として，以前からチェックしていました．

　約１週間前に，旅行会社のＨＰを通して，「【量より質】料理の質重視 魚介堪能プラン【２階和室】≪夕食：部屋食≫；１泊２食付；１部屋２人利用；ひとり２２,０００円（税込・サービス料込；入湯税１００円別）」を予約しました

　チェックインしたのは日曜日の１８時１５分頃で，チェックアウトしたのは祝日の９時１５分頃です．


　宿は，鵜の浜温泉街の高台にあります．温泉街とは言っても，歓楽的な要素は皆無で，落ち着いた雰囲気です．
　初訪問時には，少々わかりにくい立地かな．国道８号脇に看板が出ているので，見逃さないようにしてください．

　和風の２階屋で，スッキリ・上品な外観です．
　建物の前（北側）に，２０台分くらいの駐車場がありました．

　館内も，やはり和風で，スッキリ・上品な雰囲気です．
　清潔感があり，居心地が良かったですね．

　当日は１０組くらいの宿泊客がいたようです．他の客は，中高年の夫婦・親子連れ・中年男性の２人連れ等でした．


【客室】
　２階の角部屋に通されました．
　玄関・１０畳間・広縁・ベランダ・シャワートイレ・洗面所・バスで構成されており，２人での利用には十分な広さでした．灰皿が置いてあったので，喫煙可と思われます（利用しませんでしたが）．
　座卓・掘りごたつ・テーブル＆椅子１脚・マッサージチェア・エアコン・空気清浄器・ＴＶ・空の冷蔵庫・電気ポット・金庫等が備えられています．マッサージチェアがウレシかったですね・・・連れは寝落ちしていました（笑）．

　ベランダからは，松林越しに日本海が望めます．また，夕方〜夜には，松林に施された電飾が見えました．
　潮風が心地良かったですね．ここで風呂上がりにビールが飲みたいなぁ・・・ベランダにもテーブル＆椅子が欲しいところです．


【風呂】
　１階に男女別の大浴場（いずれも露天風呂付き）があります．
　内風呂はいちどに十数人が入浴できる大きさで，露天風呂はいちどに３〜４人が入浴できる大きさでした．露天風呂は一面が開放されているのみですが（半露天），涼風が気持ち良かったです．

　温泉は，一部循環なのかな．内風呂はややヌル目で，露天風呂は適温でした．
　ほぼ無色透明で，塩辛く，ヌル・キシな浴感です．良くあたたまりました．


【夕食】
　部屋食で，自分たちは１９時〜２０時５０分にいただきました．

　料理は，十数品で構成されています（写真の品書き参照）．はじめに先付（イカ松前漬け・葛切りとジュンサイの酢の物），前菜（蟹味噌豆腐・バイ貝の煮物・鴨燻製・昆布巻き・抹茶かん・焼きホタルイカ・ミヨウガ甘酢漬け・クリ渋皮煮），海鮮土瓶蒸し（卓上ひとり用コンロ），サザエの潮煮，野菜のリンゴ味噌がけ，刺身の舟盛り（カサゴの姿造り・カンパチ・マグロ・カガミダイ・アマエビ・ホタテ），茹で紅ズワイガニ（ひとり半身）が卓上に並び，あとから銀ダラの煮付け，鶏の西京焼き，茶碗蒸し，天ぷら（カニ・ナス・サツマイモ・レンコン・ミョウガ・ピーマン；抹茶塩），ノドグロの塩焼き（はじかみショウガ・昆布の佃煮），ご飯，味噌汁（あら汁），漬物，デザートが運ばれてきました．かなりのボリュームです・・・食べ切れない方が多いんじゃないかな．
　飲み物は，生ビールと，地酒『久比岐』の冷やをいただきました．

　料理は，魚介類満載ですが，やや勢いに欠けるかな．また，網羅的な感じで，個々の料理の印象があまり残りませんでした．
　意外にも，海鮮ではない「鶏の西京焼き」が良かったですね．


【朝食】
　１階の大広間で，他の客と一緒にいただきました．テーブル席が７〜８卓あります．テーブル間には余裕がありました．
　自分たちの食事時間は，８時〜８時３０分です．

　焼き鮭（昆布の和物），湯豆腐（卓上ひとり用コンロ），タラコ，ダイコンおろし，エノキタケの煮物，マグロすき身，青菜のおひたし，煮物（がんもどき・コンニャク・車麩），漬物，卵焼き，ソーセージ，納豆，フルーツ（オレンジ・キウイ），サラダ（ポテトサラダ・ハム・千切りキャベツ・トマト・コーン；ドレッシング），ご飯，味噌汁等，なかなかの盛りだくさんです．セルフサービスのコーヒーも用意されていました．
　脂ののった「マグロすき身」と，手作り感のある「卵焼き」が良かったです．あと，ご飯が旨かった．４膳いただきました．


　こちらの宿，夕食が少々期待外れでしたね．
　プランの選択を間違ったかなぁ．