真に「アットホーム」な御食事処。新鮮サラダ付きのメガサイズ定食（幸楽家＠安曇野・穂高） : 幸楽家

どうずら（食べ歩きパスポート）の駆け込み利用のために彩香に行くのとあわせて、
土曜ランチに安曇野方面へ。
穂高・堀金周辺は地元のお客さんがすごく集まるお店でも、食べログには情報のない・少ないお店もまだまだ多いです。

ゴジラのえさは気になりますが、やっぱりスタンダードな定食かなぁ、と。
とりあえずいくつかのお店をピックアップして出発。

まずは堀金の交差点からほりで～ゆ～方面に少し進んだところ、
割烹よしだ（食べログ口コミなし）にうかがいましたが、本日はランチが臨時休み。
つづいて、ちゃぶだい、お客さんでいっぱいのひさりな食堂や国臣跡のテンホウ安曇野堀金店（未登録）を横目に、
プルミエ＠豊科まで戻りました。営業中でしたが、ランチメニューの内容の表示が店外になくちょっと躊躇。
そのまま穂高方面に上がり、アミーのある交差点で左折。
ナカムラ食堂（こちらも未訪宿題店）の前を通り過ぎて、広い公園の向かいにある幸楽家さんへ。

１２時少し前に到着。
民家のすぐ手前に「幸楽家駐車場」の表示のある砂利空き地があったのでここに車を停めました。先着の車は１台のみ。
民家だと思ってたのがお店でした。

門をくぐりお庭のアプローチを数歩入ると民家の玄関ポーチにのれんがかかった感じのエントランス。
網戸を開けて入ると、靴のたくさんならんだ土間と２階への吹き抜けになってる玄関ホール。
すぐ右手のお座敷は法事らしき宴会の真っ最中。
入店チャイムに呼応するように奥から「いらっしゃいませ～」の声、その声の方向へ向かって玄関から左へ入る。

絨毯敷の洋室に座卓が５－６つ並び、座布団に座り食事をとっていたり待っているみなさん。
奥にはもう一つ和室がある様子。
部屋の端にはマンガ本の本棚や子ども用のおもちゃ箱が並び、親戚の家に迷い込んだ感に襲われる。
唯一かつ強力に飲食店らしさを示すのが、洋室から見えるステンレス感にあふれる業務用厨房機器でいっぱいの厨房。

７割近く席が埋まってる中、４人がけの座卓が空いてましたのでそちらへ。
キュン冷えの氷入り麦茶グラス。

レギュラーメニューは、揚げ物系丼・定食各種とラーメンが中心。あと硬焼きそばも押しメニューらしい。
初訪店では定番メニューをお願いすることが多いんですが、日替わりランチがお得度では群を抜いてそう。
黒板にかかれた４種類から、日替わりランチ・とり南蛮(\800)をお願いしました。
ついてくるラーメンは「カモラーメン」にも変更できるとのこと。

思わぬ誤算で、今日も今日とて野菜を食べに。

過去のブログ記事などを見ると食事についてくるサラダは小皿一皿ミニサラダだったようなのですが、
キッチンカウンターでサラダバー形式での提供になってました。
千切りキャベツ、チップレタス、スティックきゅうり、くし切りトマトの４種類。
市販の家庭用サイズのドレッシングが１０種類ほど並んでました。
野菜はキュン冷えとはいきませんでしたが、もちろん新鮮パリシャキ。

１２時を過ぎたころから続々とお客さんが増え始め、ほどなく満席。
（ウェイティングシートや順番待ち席などありませんので、中に声をかけて待ってることのアピールをしておいたほうがよさげ）
宴席のお食事の準備と重なったようで若干お時間ありましたが提供。

揚げたてアツアツの鶏唐揚げ６個に、
細かく刻まれたゆで卵、きゅうり、たまねぎ。緑の鮮やかなサラサラ系の自家製タルタルソースがたっぷり。
（タルタルのみで甘酢感はなし。衣にはしっかり味付いてて、おかず能力は十分。）

おそらくフルサイズよりは一回り小さいラーメン。
澄んだ醤油スープに、焼豚、メンマ、ねぎ、海苔。
いわゆる最近流行りのラーメンやインスタントラーメンと比べるとかなり薄味。
食事のお供なのでこれで十分なんでしょう。

そしてさらに白飯。さすがにご飯は150gほどでデカ盛りじゃなくて適正量。


さすが、８００円でサラダバーまでついてかなりのボリュームでした。

今回は確認こそしませんでしたが、定食のラーメンの選択に柔軟に応じてもらえるなら、
満足度も高く、使い勝手のよいお食事処だと思います。
（醤油ラーメンはあまり好んでチョイスすることがないので。。）
（担々麺食べたいけど、ラーメンだけでお腹いっぱいになるのは本意じゃない）

「アットホームなお店」の定義が揺らぐ。
親切な接客という意味での「アットホーム」という言葉が陳腐に感じられてしまうような、
真に「アットホーム」なお店でした。