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0267-22-1511
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にわとりの声で目覚めて、麦とろご飯をいただいて
樹々に囲まれた島崎藤村ゆかりの宿で
小諸市の歴史ある中棚荘は、かつて島崎藤村が執筆に使っていた旅館です。
いつか泊まってみたいと思っていた宿で、割引制度を使って1泊しました。
旅館は、小諸駅から南西に歩いて10分くらいのところにあります。
街から近いのに、旅館は斜面に建ち、林に囲まれていて、緑豊かなところです。
車を停め、小道を通り階段を上ってフロントにたどり着きました。
丁寧に説明を受け、部屋まで案内してくださいました。
予約したのは、2棟ある宿泊棟のうち歴史のある大正館。
窓枠が木製であるなど、時の移り変わりを感じます。
とても静かで、西側には千曲川が流れます。
夜ご飯は、この建物の別の部屋です。
もう一つの宿泊棟平成館に泊まっている方々も、この大正館での食事になるようです。
指定の時間に部屋を訪れると、先付けとお造り、それに地元の酒蔵のにごり酒が用意されています。
ぬる燗のお酒をお願いし、さっそくいただきました。
先付けは、ドライトマトや茗荷がのり、独特な舌触りのジュンサイや鱧のゼリーです。
お造りは、鮪と川魚のシナノユキマス。
海と川の魚の脂身が、にごり酒やその後のぬる燗にもよく合って、最初から美味しくいただいています。
次は焼物で、大きな鮎がまるごと焼かれています。
川魚の塩焼きは大好物で、そのまま持ってかぶりつきました。
たまりませんね。
煮物は、合鴨を卵で包んだもので、初めていただく料理です。
ここで、もり蕎麦が運ばれました。
ふんわりと盛られた蕎麦は緑っぽく美しく、薫りも十分です。
食べてみるとのど越しがよく、蕎麦の香りが口の中に残っていい感じ。
その次は、3つめの川魚、地元の佐久鯉です。
鯉の料理に”鯉こく”があってちょっと苦手なのですが、この料理は洗いですし、白髪ねぎやカイワレが添えられ食べやすいドレッシングで、日本酒にもよく合いました。
揚げ物は、湯葉、さつまいも、レンコンなどの天ぷらで、塩でいただきます。
食事は、人数分のお米を釜で炊いたご飯です。
ふんわりとした炊き上がりで、茄子やしめじのお味噌汁と一緒にいただきます。
途中、蕎麦もいただき、お腹がいっぱいになりました。
川魚をしっかり食べられましたし、料理も日本酒にもよく合って、満足の夜ご飯。
途中、W650を駆る女将が楽しいお話をしてくださいましたし、ずっとお世話してくださった仲居さんもいい感じ。
夜ご飯の後は、平成館を通り石段を上ってお風呂に向かいました。
露天風呂にゆっくりと浸かり身体を癒し、静かな部屋に戻ってゆっくりと眠りました。
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店名 |
中棚荘
|
---|---|
ジャンル | 旅館・民宿 |
予約・ お問い合わせ |
0267-22-1511 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR・しなの鉄道の小諸駅からタクシーで約5分 小諸駅から598m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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にわとりの鳴き声に促され、朝早く目覚めました。
機械的な音ではなく、なんとも情緒的な鳴き声が林の樹々の中を通って部屋まで届き、快適な気分です。
まずは、温泉。
樹々に囲まれ清々しい空気が流れる露天風呂に浸り、ゆったりと身体を目覚めさせました。
その後は朝ご飯です。
前日の夜ご飯をいただいた部屋の隣の部屋に案内されました。
朝ご飯は、小鉢の5品に魚の焼物、温泉卵とサラダです。
そして、何といってもうれしいのは、麦とろご飯が用意されています。
小鉢の料理は、冷奴、ほうれん草としらす、ひじきの煮物、鶏肉と酢で味付けした蓮根、りんごときゅうりの漬物。
どれも味付けなど身体に優しい感じ。
朝食べたい料理って、こういう配慮がうれしいですね。
一方、魚の焼物はカレイの西京漬けで、身が厚く味付けも風味があって食べ応えがあります。
麦飯には、たっぷりとろろをかけます。
特徴的な硬めの食感とねっとりした芋の食感。
久しぶりの麦とろご飯が美味しくて、おかわりを繰り返してしまいました。
チェックアウトした後、林の端にいる”やぎ”と”にわとり”に、もう一度会ってから宿を後にしました。
美味しい料理とゆったりできる温泉はもとより、大正館があり、小諸義塾の塾長だった木村熊二の書斎で、島崎藤村ほか文化人が訪れた水明楼があり、さらに林の中に動物がいて、まるで博物館のようですし、そしてW650を駆りながら夜と朝には和装の女将がいらっしゃって、楽しい時間を過ごせる宿です。