田舎のとっつぁん 腰を抜かしてしまったの巻 : 吉野家 名四四日市店

夜に再訪です。
いつものように、とっつぁん、吉野家の牛丼を食べに来て、扉を開けて腰を抜かしてしまいました。
なんじゃあ～、ここは！？
吉野家です(笑)
扉の構造は以前のお店と変わりませんが、改装され、内装は全く別物になっています。厨房の位置も変わってかなり大規模な改修です。テイクアウトは左手の券売機で注文。イートインは直接注文で、基本、セルフです。
「牛丼あたまの大盛」５４７円と「玉子」７４円を注文。紅生姜も玉子にかける醤油もセルフです。
今どきの吉野家に変身しましたが、従来からのユーザーは戸惑いますね、特に田舎者にはね。
よくよく見たら、外の看板も変わってるじゃん！

お昼時に再訪です。
「牛すき鍋膳」６４８円を肉２倍盛（＋２７８円）で注文。
毎年恒例の冬の時期の吉野家の牛すき鍋膳です。なんだかんだで毎シーズン食べている気がします。しかし、今年は何と期間限定、数量限定ながら和牛が登場！！これは既に食べたが、＋３５０円で肉質の違いは歴然。いやいや、まじでこの価格差で和牛が味わえるなんて幸せ。食べ比べてみて、その差は歴然。もう一度食べたかったけど、残念ながら既に売り切れになってしまった。吉野屋さん、是非、和牛シリーズの第２弾、企画して下さい！

夜に再訪です。
「牛丼（アタマの大盛）」４５２円と「玉子」６５円を注文。
前回、別の店舗では肉だく×３を頂いたが、１回経験すれば十分かな？
今の私にはこの量がちょうどいいかも？
ご飯の大盛りはとうの昔に無理になったけど、肉の大盛りはいける、と思ったけど、ちょっときつかった。歳、取ったねぇ・・・・吉野家の牛丼ならいける、と思ったけどね。
でも、相変わらず牛肉の肉質や味付けは吉野家が一番好き。脂が多めだけど、意外にくどくないのが不思議。吉野家がアメリカ産の牛肉に拘るのはその辺かな？

夜に再訪です。あら？前回訪問時から既に３年半も経っている（汗）
夜遅くの食事には気楽に寄れる吉野家ですが、こちらのお店はちょっと入りにくい構造（苦笑）最近、吉牛の「鶏」が結構気に入ってしまった（笑）メニューを見るとあれ？鶏すき丼がない！ねぎ塩鶏丼はあるけど、変わって店舗限定メニューの「鶏づくし丼」なるものがあるではないか！？というわけで「鶏づくし丼（並盛）」４９０円を注文。甘辛照り焼きの鶏肉とそぼろにネギをトッピング、という構成。山椒や柚子胡椒は付かない。あらま、これもなかなかいけるじゃん！
しかし、店舗限定でメニューを微妙に変えるとは、吉牛も商売が上手くなったなぁ（笑）でも、その分サービスが早くはなくなった。牛丼を頼めば相変わらず早いが・・・・それ以外は案外もたつく。店員さんがまだ、慣れてないのか？？

三重県四日市市北納屋町、国道２３号線沿いにある牛丼店。

吉野家は牛丼の値上げを発表しており、並盛３００円が３８０円と大きな上げ幅となり、ニュースにもなるほどだ。
その値上げが１７日午後３時、だったわけです。

お昼時の訪問。店内は満席の大盛況。マスコミ効果、絶大です（苦笑）
私は築地の１号店以来だから１年以上ぶりかな？昔はもっと頻繁に来店していましたが、最近はご無沙汰。昔よりもしょっぱく、塩分が気になったが、味が変わったのか？店舗間の個体差か？はたまた地域差か？？謎です。
私は、吉野家では並＋生卵というオーダーが多い。大学生の時に友人が吉野家でバイトをしていて、つゆだく＋卵が一番のお薦めだ、と教えられ、それからずっとこのパターンだ。新製品が出て、興味がある場合を除いて、並盛＋卵。時々お腹が空くと特盛りで、大盛りは御飯だけが大盛りなので興味はなく、その後登場したアタマの大盛りが出た時は肉好きの気持ちを理解してくれたみたいで嬉しかった。

吉野家とのお付き合いも３０年以上になる。独身男子にとって、これほど気楽に入れて食事が取れる所はなく、非常に重宝する存在だ。恐らく、食べログやってなかったら、もっと高頻度に来店しているかもしれない。
３０年前には今のように「伝票」なんて存在しなかった。食べ終わった皿の違いや個数でお会計の計算をその場で行っていた。この方法は、回転寿司などで応用される事となるが、このシンプルなシステムも、メニューの多様化により消滅する。正確なデータを収集する、という意味では非常にざっぱなどんぶり勘定だったので、将来的な経営の見通しを立てたい本部や税務署的には良かったのかも知れない。吉野家にとっての大きな変革は、アメリカ牛輸入禁止、だろう。これにより牛丼以外のメニューを開発せざるを得なくなり、豚丼など今の多彩なメニュー展開のきっかけになった。その当時はレジが未対応の所が多く、カラー識別された札を使った精算方法になり、この頃から定食以外でも小さなトレーを使うようになった。しかし、アメリカ牛に拘る吉野家の姿勢も凄いなぁ・・・・
時は流れ、不況も長引き、財布の紐は更に引き締められ、お父さんのお小遣いが「減量の対象」としてやり玉に上がり出すと、お昼はまたまた牛丼屋が脚光を浴びる事になり、それに呼応するように各社が値引き合戦を行う、という図式が定着した。その先陣を切ったのがすき家。リーマンショック以降、ファミレスから家族客が離れ始めた頃に集客に成功。お客の流れをファミレスから牛丼屋に変えた。その頃から、今までは牛丼屋とは無縁の客層が増え、賑わいを見せていた。当時、家族連れを意識した店舗が少なかった感のある吉野家は出遅れた。もっとも急速な拡大戦略が裏目に出て、今年に入ってすき家が「ワンオペ一揆」で一気に失墜。企業イメージは一気にブラックへ。こうして牛丼の乱も終焉を迎え、王者・吉野家が復活。価格面でも自由に決めれるようになりましたとさ・・・・じゃ、困りますよ！急速な円安とか、アメリカ牛の事情とか、色々あるでしょうが、また下げれる時がきたら下げて下さいね。

長文になってしまいました、すいません。CPは値上げ前の評価です。