料理が旨い秘湯の宿(東北・関東編)

料理が旨い秘湯の宿(東北・関東編)

 秘湯の宿というと,「どうせ料理には期待できないんだろうなぁ」というイメージですが・・・どうしてどうして,あるんですよ『温泉も良し・料理も良しの秘湯の宿』が!  ここでは,自分が食べログを始めてからおじゃました『料理が旨い秘湯の宿』を紹介したいと思います.東北・関東編です!

更新日:2015/09/23 (2015/09/08作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる329の口コミを参考にまとめました。

 東北地方も,言わずと知れた秘湯の宝庫です.地元食材満載の料理を出す宿もたくさんあります.
 一方,関東地方では,秘湯(というか温泉自体)が栃木県・群馬県に偏っています.首都圏が近いせいか,高級な秘湯の宿が多いのも特徴ですね.

強首温泉『樅峰苑』

藤七温泉『彩雲荘』

鉛温泉『藤三旅館』

鎌先温泉『みちのく庵』

広河原温泉 間欠泉『湯の華』

 山形県と福島県の県境近く,まさに秘境にあります.アプローチの最後の10キロくらいはダートで,クルマ1台分の幅しかない橋も数カ所あります(欄干の無い橋もあり).あまりの山道っぷりに,「本当にこの先に宿があるんだろうか・・・」と心配になります.ちなみに,「日本秘湯を守る会」の会員で,モチロン一軒宿です.
 こちらのウリは,何といっても『間欠泉のある露天風呂』! 日本でココだけです.
 夕食には,秘境とは思えないほどの本格的な料理が出ます.山菜や川魚等,地の食材も満載ですよ.

山に囲まれた一軒宿です.

夕食では山菜がたっぷり食べられます.

あんな山奥で米沢牛のステーキが食べられるとは!

玉梨温泉『旅館玉梨』

湯倉温泉『鶴亀荘』

 只見川沿いの一軒宿です.客室や露天風呂からは,ゆったりと流れる只見川とひなびた山里が眺められ,非常に癒されます.
 宿は古く,こぢんまりとしていますが,キレイに手入れされています.改装された食事処は,なかなかイイ雰囲気ですよ.
 料理は一食の価値があります.失礼ながら,こんな場所からは想像がつかないような,手のかかった創作料理をいただくことができます.
 酒匠の女将さんに,料理に合う日本酒を選んでもらってはいかがでしょうか.

野草を使った箸置きがイカしてます.

季節感あふれる前菜.

料理に合わせて,少しずつ日本酒を注文することができます.

宮下温泉『栄光舘』

押立温泉『住吉館』

 磐梯山の麓にある,「日本秘湯を守る会」会員の宿です.ちなみに,この温泉の読みは「オッタテオンセン」ですが,実にオトコらしい・・・(笑).
 湯治場のような建物ですが,館内はあちこち改装されており,清潔に管理されていました.男女別の内湯・露天風呂と,混浴の大きな露天風呂(女性専用時間あり)があり,いずれもかけ流しです.
 夕食は,比較的シンプルな調理のものが多く,地元の食材・季節の食材がふんだんに使われていました.

池のような感じの混浴露天風呂.

囲炉裏を囲んでいただく夕食.

モチモチした食感の「馬ヒレ肉のステーキ」.

二岐温泉『大丸あすなろ荘』

 「日本秘湯を守る会」会長の宿です.南会津の山奥にあり,原生林に囲まれています.
 秘境の雰囲気十分で,かつ設備が整っています.渓流に面した露天風呂(男湯)は、バツグンの開放感ですよ!
 それほど特徴的な料理はありませんが,いずれも丁寧に調理されています.

玄関までのアプローチがイカしてます.

夕食は,なかなかのボリュームです.

「鮎の塩焼き」が旨かった!

新甲子温泉『みやま荘』

奥那須温泉『大丸温泉旅館』

 那須温泉の最奥地にある,「日本秘湯を守る会」会員の宿です.川を塞き止めた広大な露天風呂(混浴)が名物になっています.
 秘湯の宿とは思えないほど設備が整っており,宿泊料金もややお高くなっています.
 個室の食事処でいただく夕食はボリューム満点! なかなか手が込んでおり,盛り付けも美しく,料理に関しても秘湯の宿とは思えませんでした.

秘湯の宿とは思えないスタイリッシュな客室.

源泉を使ったしゃぶしゃぶ・すき焼きでは,栃木黒毛和牛がたっぷり食べられます.

朝食も盛りだくさんです!

谷川温泉『別邸 仙寿庵』

薬師温泉『かやぶきの郷薬師温泉旅籠』

※本記事は、2015/09/23に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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