【あべの・上本町・今里】癒しの味覚・ナポリタン【イタスパ】
大人も子どもも大好きな昭和の洋食、ナポリタン。あべの・天王寺周辺で、美味しいナポリタン(イタリアン)を提供しているお店を集めました。アルデンテとは正反対の、なんだか懐かしくてなぜか癒される、ゆるーい味わいを楽しんでみませんか。
このまとめ記事は食べログレビュアーによる601件の口コミを参考にまとめました。
湯掻き置きのコシのないスバゲッティを、タマネギ、ピーマン、ウインナー等と共にトマトケチャップで炒めた料理・ナポリタンは、日本の喫茶店や軽食堂などで広く提供されているほか、家庭的な惣菜として大人も子どもも大好きな昭和の洋食、まさに庶民の味です。
ナポリタンという名を持ちながら、ナポリはおろかイタリアにも存在しないこのパスタ料理は、日本で創作されたもの。その発祥は諸説あるが、ドリア、ナポリタン、プリンアラモードなど同じく、横浜のホテル・ニューグランドの厨房から生まれたという説が有力です。
中部・関西圏の喫茶店等では、「イタリアンスパゲッティ」、またはそれを略して「イタスパ」と呼ぶことが多かったが、最近では「ナポリタン」に標準化されつつあります。それは本格的なイタリア料理が一般化してきて、「イタリアン」はイタリア料理を指すようになったことからだと推測されます。
あべの・天王寺周辺で、美味しいナポリタン(イタリアン)を提供しているお店を集めました。アルデンテとは正反対の、なんだか懐かしくてなぜか癒される、ゆるーい味わいを楽しんでみませんか。
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅の7号出口直結、あべのベルタの地下2階にある、朝は喫茶、昼は定食、夜は串焼きホルモンという、謎コンセプトのお店です。
店内はキッチンに面した少しだけのカウンター席と、大テーブル、小テーブル、そして奥の掘りごたつ席からなる30席足らずです。
「ナポリタン」(並800円)は、大きめの丸皿に赤いナポリタンが盛られ、その上にサニーサイドアップが覆い被さっています。そしてたっぷりの千切りキャベツとポテトサラダが添えられています。
中太のパスタはもちろんアルデンテとは対照的なもちもちした風合い。味付けはやや甘めで酸味は控え目です。
具材はソーセージ・玉ねぎ・ピーマン・人参と、内容はオーソドックスながら具だくさんです。サニーサイドアップを潰して蕩ける黄身とともにいただくと、まろやかな風味になってさらに美味しい。
出典: kurodaさん
近鉄線・今里駅から南方向、新今里公園前BS近く。「クックハウス」のブランドで大阪府下に20店舗ほどを展開するベーカリーの本社・工場に併設のカフェです。
店内は中央に大きなテーブルを配し、その周りに2人掛けのテーブル席 が並ぶ50席ぐらい。奥には大きなガラス越しにパン工場で作業している様子が眺められます。
「鉄板焼イタリアンスパゲティ」(630円)は、楕円形の鉄板に盛られた真っ赤な「ナポリタン」です。アツアツの鉄板なのでジューっと音を立てています。
スパゲティはやや太めで、てっぺんに生卵が乗っかっています。具材は玉葱とベーコン。たっぷりのトマトケチャッ プに塗れながらも、酸味や甘さは思ったほどでもない。
ソースが鉄板に焼かれていい香りが立ってきます。生卵を潰してパスタに絡めると、まろやかな風味に変わります。時間が経つほど、鉄板に焼かれて焦げたパスタがパリパリとしてきて、これはこれで香ばしくて旨いな。
このお店、さすがにベーカリーの本社だけあって、キャッ シャーの横でクックハウスのパンを購入できるようになっています。
出典: kurodaさん
近鉄・大阪上本町駅の構内、地下ホームからエスカレーターで地上ホームに上がるところの正面にあるお店です。
この「ローマ軒」は「焼きスパ」を標榜し、スパゲティとともに各種アテを取りそろえてビールやワインなどを楽しめるお店として、大阪を中心に全国展開を図っているお店です。
「ナポリタン」(528円)は、白い丸皿に盛られたやや太めのパスタです。太麺はもっちりしていて、生パスタのような食感。ケチャップは実に甘くて、酸味も強い。
味は実に懐かしい感じ。具材は小松菜、玉ねぎ、椎茸、そして小エビです。和テイストの具材でまとめ上げられたナポリタンは、想像以上に美味しい仕上りです。
おそらくイタリアンのパスタとは全く別種のスパゲティだが、これはこれで美味しいし五百円ちょっとの値段も魅力です。しかも便利な場所にあるので利用価値は高いですね。
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの1階にあるこの界隈では人気の老舗洋食店です。
店内は厨房に面したカウンター席と、大テーブル、4人がけのテーブルの並ぶ、小規模なレストランで、全部で30席ぐらいです。
「ナポリ風スパゲッティ定食」(1,400円)はスープ付き。楕円の平皿に赤いスパゲティーがこんもり盛られていて、てっぺんに粉チーズが振り掛けられています。
スパゲティーをかき分けてみると中にハンバーグが埋もれています。
スパゲティーは「アルデンテ」とは対称となるもっちゃりとした口当たり。ケチャップソースはカドの立った酸味の強い仕上がりで、実にノスタルジックな味わいです。
ハンバーグはデミグラスソースで煮込まれているようで、ナイフを入れると適度な手ごたえがあり、サクッと切れます。煮込まれているので、肉汁はでないが、肉の味が立っています。
ハンバーグの味を創り出してるソースは、フォン・ド・ヴォーが織り成す重層的な味わいで、旨味がクラスターとなって口に広がり、その旨味がいつまでたっても減衰しないのが凄い!
出典: kurodaさん
あべのキューズモールの3階、フードコートにある喫茶店メニューを出す新しいお店です。
この「ピノキオ」はフジオフーズの運営で全国に喫茶店を展開中とのこと。
「昭和の喫茶店のナポリタン」(660円)パスタは中太で、アルデンテとは真逆のもっちりした食感。
ケチャップが主体の味付けはしっかり甘くて、酸味は弱め。全体のバランスは良好です。
具材はウインナー、タマネギ、ピーマンと、極めてシンプルでオーソドックスなスタイルです。確かに昭和感はあります。
出典: kurodaさん
近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にある洋惣菜のお店です。
このお店でもナポリタンがあります。
近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にある洋惣菜のお店です。ここにも「ナポリタン」があります。
「ナポリタン」(486円)は、プラ容器の中にたっぷりのナポリタンが盛られ、真ん中に半熟の卵が乗っています。ナポリタンながら、パスタは平打ちのリングイネです。これは再加熱を考慮してのことでしょう。
パスタは湯掻き立てではないので多少パサつく感じだが、これは仕方のないこと。ソースはケチャップがベースで昔の洋食風。やや甘口で懐かしい味わいです。パルメジャーノの風味もいいですね。
具材は半熟玉子と玉ねぎ、ソーセージです。レンジで加熱しても玉子が適度な半熟を保っているのがいい。玉ねぎもシャキシャキした歯応えが残っています。
※本記事は、2023/03/19に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。