大阪 歴史建築レストラン・カフェ

大阪 歴史建築レストラン・カフェ

前回に引き続き 大阪の近代建築を使ったお店ですが、今回は少しマイナーで穴場かも知れない ラインナップでご紹介します。

記事作成日:2020/07/03

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1573の口コミを参考にまとめました。

歴史ある建築を使ったレストランとカフェ

結構、お店は昔からあるものも。そのお料理の内容もいろいろです。

イルベッカフィーコ

イルベッカフィーコ

土佐堀通り沿いに目を引く、
近代建築ダコタハウス(大平ビル)。
大正末期ごろの竣工です。
左右の棟の高さをアシンメトリーに
してあり、上方にアールのついた
細長い窓のついたデザイン。

ファサードは重厚感のある石造り風で、
その左手にある階段を上っていくと
2階に左右ふたつの扉があります。
左の扉を開けた、カウンター席に
着きました。
店内もそのレトロな空気感を
残したような趣です。

ランチはひとつのみ~日替わり前菜・
ソースも日替わりのパスタ・パン、
1000円。
まず、前菜がサーブされます。
大きなガラスプレートに、
目を奪われる彩りの良さ。
鶏のカツ・玉子のフリッタータ・
ラタトゥイユ・テリーヌ・スープ等の
内容です。

まずもって、素材の味とスパイス共に
豊かな風味が感じられ、少しの貧相さも
ありません。
ディップは相当チーズを入れないと
こんな味にならないし、カツも熱々で
ハーブの爽快さがマッチする。
大きなイタリア産ハムの、しっとりした
脂肪も癖が無く旨みがあり上質です。
パンは自家製フォカッチャで、
ゴマと塩味が効きモチモチ。

メインのパスタは自家製手打ちです。
弾力のある食感でパスタそのものに
味がある。
ソースはトマト仕立てで、
沢山の玉ねぎの甘みとベーコンの
濃厚さ。
この内容でこの価格のランチは
満足度も高く、人気店なのも
納得至極です。

イルベッカフィーコ - 土佐堀通りにあり

イルベッカフィーコ - 2階にあり

イルベッカフィーコ - カウンター席

イルベッカフィーコ - 前菜

イルベッカフィーコ - パスタ

イルベッカフィーコ - パン

イルベッカフィーコ

イルベッカフィーコ

SlowCafe

SlowCafe

大阪市福島区はメリヤス産業が
盛んだったので、莫大小製品輸出組合の
事務所として竣工。
右側が昭和4年(1929)竣工の1期、
左側が昭和12年 (1937)の2期に
なります。
あまり装飾性の無いルネサンス様式
です。設計は生駒時計店等を手掛けた、
宗兵蔵。
現在は組合の存続が困難となり、
株式会社を設立してテナントビルとして
運営。

その1階にある、SlowCafe に行って
みました。グリーンの扉を開けて
入店すると
当時の内装を活かした高い天井で
広々した空間。
モノトーンのインテリアに
レコード盤やポスターが飾られており、
アメリカンポップな雰囲気です。

ソファに座ってメニューを見て、
ホットケーキ450円と
コーヒー400円をオーダー。
ややあって運ばれたホットケーキは、
他レビューのようにハート型では
無いけれど
厚みがあって2枚重ね。口に運ぶと
もっちりした密度で食べごたえがある。
バナナ付き。
コーヒーは苦みと酸味のある
すっきりしたお味。

メリヤス会館を見に来た旨を伝え、
撮影許可をいただいた男性スタッフは
テナント利用者と共に、メリヤス会館
竣工85周年を祝う会を催したり、
外壁の塗装もされたと話されて、
このビルを大切に思う気持ちが
伝わってきました。

「帰りにビルの中も行ってみて下さい」と、言葉をいただいたので
入れる場所を撮影してみました。
どうぞご覧になって下さい。

SlowCafe

SlowCafe - ホットケーキ

SlowCafe - コーヒー

SlowCafe

SlowCafe

SlowCafe - 1期ファサード

SlowCafe

SlowCafe

SlowCafe

コロッセオ

コロッセオ - 南船場の大阪農林会館地下にあり

南船場にある大阪農林会館は1930年に
竣工の近代建築です。
元は三菱商事大阪支店であり、
ジョサイア・コンドルの設計様式です。
以前に訪問した丸の内の
CAFE1894も、元三菱銀行だった
ので調べると
ジョサイア・コンドルは三菱系の
顧問設計者だったそうです。

さてローマ時代の円形闘技場の意である、
こちらのコロッセオは
イタリア政府公認リストランテ。
三休橋筋側ファサードからでは
なく、南船場通りにライオンの石像が
立つ入口の階段を下りていきます。

店内に入ると、落とした白熱灯照明、
グリーンのテーブルクロス、
曲げ木チェアでクラシカルなムード。
Sランチをオーダーしました、1570円。
前菜・メイン・サラダ・パン・コーヒーの
内容です。

まずサーブされた前菜は、
蒸し豚胡麻ソース・烏賊?フリッター・
ブロッコリー人参等のオリーブオイル
和え。
蒸し豚やわらかく、フリッター熱々
もちっと、野菜も程よい酸味ある
味付け。

メインは肉を選択、本日は豚肉の
トマト煮で、濃厚な豚肉がとろとろに
煮込まれニンニクの効いたソースも
美味しい。
半切り玉ねぎにベシャメルソースが
入れて焼かれてたものも、こっくりして
います。人参グラッセ三度豆添え。
サラダはりんご・パプリカ風味、
パンはフォカッチオでしっとりしてます。
コーヒーはイタリアンロースト系。

趣ある近代建築大阪農林会館に
相応しい、こちらも歴史を感じる
リストランテ イタリアーノです。

コロッセオ - ライオンの石像が立つ入口

コロッセオ

コロッセオ - 前菜

コロッセオ - 豚肉のトマト煮

コロッセオ - サラダ・パン

コロッセオ - コーヒー

コロッセオ

コロッセオ

コロッセオ

コロッセオ - 農林会館に入ってみました

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部 - 堂島にあり

中央電気倶楽部は1914年(大正3年)に
電気関係事業者により設立。
社交倶楽部として電気関係事業の進歩・
発展、学術・文化の普及・向上を目的と
して活動が行われているそうです。
すなわち会員制なので、
関係者以外は入館することができません。
しかしこの度家族が、中央電気倶楽部で
会議を行うのに便乗し(笑)
喫茶室を利用しました。

外観は、ダイビルや生駒ビルと似た、
スクラッチタイルにテラコッタ装飾。
正面玄関から入ると、大理石の造りに
赤絨毯が敷かれ、星型の窓が目を
引きます。
喫茶室は1階にあり、オープン形式で、
隣がビリヤード場なのも
社交倶楽部らしい。

席に着いてメニューを見て、家族は
アイスコーヒー300円。私は
ミックスジュースが360円と
安かったので、オーダーしました。
運ばれたミックスジュースを飲んで
みます~フルーツ牛乳みたいなお味。
でも蜜柑のような果肉感はあります。

館内は至る所に、会員及び同伴者以外の
利用を断る但し書きが存在。
この度は機会に恵まれ、
長く訪問したかった内部を見ることが
でき良かったです。

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部 - アイスコーヒー、ミックスジュース

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部

中央電気倶楽部

中国料理 龍門

中国料理 龍門

OSAKA光のルネサンス 中央公会堂開館
100周年記念ウォールタペストリーの
鑑賞を終えて三休橋筋から伏見町に
入り、甲子園球場から株分けされた
蔦で覆われたスペイン調の近代建築、
青山ビルに向かいます。青山ビルは
大正10(1921)年、
輸入食料品店などの経営者だった
野田源次郎が私邸として建築。

以前1階にあるカフェを利用した
ときに、地下に中国料理店があるのを
知ったのですが
ボリュームがありそうなので(笑)
この度家族と行ってみることに
しました。

ビルに入ってすぐ右手に龍門の扉が
あり、階段で地下に下りたところが
店舗です。
店内は普通の雰囲気ですが
年季が入っています。
店主らしき女性に、テーブル席を
勧められたので着席し
こちらの名物の天津カレー炒飯790円、
青椒肉絲1350円、
春巻き190円を2つを注文しました。

まず天津カレー炒飯に付いたスープが
来ました~大変濃厚な醤油味。
続いて天津カレー炒飯~こんもり
丸い玉子に匙を入れるとトロっと
オムレツみたい。
中身はカレー粉が多めに使われて、
ピリッと辛いドライカレーのような
炒飯。
青椒肉絲は、甘味のある塩の味付け、
柔かいお肉とシャキッとした
ピーマンがマッチ。
春巻きは表面カラっと中の具は筍・ミンチ等がしっとり。食後にジャスミン茶も。

外でプロジェクションマッピングを
鑑賞して身体が冷えていましたが
スパイスの効いた中国料理に満腹し、
ポカポカに温まりました。

中国料理 龍門

中国料理 龍門 - 龍門 扉

中国料理 龍門

中国料理 龍門 - 天津カレー炒飯

中国料理 龍門 - スープ

中国料理 龍門 - 青椒肉絲

中国料理 龍門 - 春巻き

中国料理 龍門

中国料理 龍門

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ

旧大阪市中央消防署今橋出張所である、
この建物。間口は狭い3階建てですが
2、3階のアーチ型の大きな窓部分を
囲むように、小花のようなモチーフが
施され堅牢な公共ビルなのに、
大胆な窓の取り方や装飾は
ひと味違うなあ~と思わせます。
消防署だったので、赤い非常灯も
残っており、1階の消防車を収めて
いたガレージが店舗の入り口。

入店すると、その1階のオープン
キッチンのあるカウンターを
勧められました。
店内は明るくカジュアル、すっかり
新しくなっていて、階段部分にのみ
古さを感じさせます。
一番安価のパスタランチを
オーダーしました、1080円。

まず、前菜がサーブされます。
キッシュ・ライスコロッケ・
ザワークラウト・牛蒡のマリネなど、
野菜中心でオリーブオイル感ある薄味。
続いて、バケットとチーズ味の
グリッシーニ 、少しの乾燥も無く
美味しい。
メインのパスタは、ベーコン・玉ねぎ・
トマトソースにチーズ風味、
これもソースが控えめなのもあり薄味。
ベーコンの歯ごたえや麺の茹で加減は、
良いです。

メインを食べ終わったときを
見計らって、フルーツゼリーの
デザートがサービスで出されました。
着席したときにすぐ、かぶっていた
帽子を預かってくれたり
事前に苦手な食べ物を尋ねてくれるなど、
接客面は良くホスピタリィを感じました。

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - カウンター

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - 前菜

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - パスタ・トマトソース

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - サービスでいただいたデザート

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - 階段には昔らしさが   地下はワインセラーか

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - 3階はテーブル席

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ

アンティカ・オステリア・ダル・ポンピエーレ - 淀屋橋にあり

※本記事は、2020/07/03に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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