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食べログ カレー WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
京都カレー製作所 カリル
|
---|---|
受賞・選出歴 |
カレー 百名店 2023 選出店
食べログ カレー WEST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | カレー、インドカレー |
お問い合わせ |
075-211-6110 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄烏丸線 丸太町駅から徒歩5分くらい 丸太町駅(京都市営)から329m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、QUICPay) QRコード決済可 |
席数 |
21席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2015年3月3日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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3月10日の日曜日、法事があって京都を訪れる事になった。
翌日の月曜日は、やらなければならない仕事があり、朝一番で横浜の自宅に戻る予定。
しかし…。
せっかく新幹線に乗って京都まで来たのに、美味しいカレー店の1軒も探検しないで帰って良いのか?
結局、ホテルで早起きして早めに仕事を開始し、10時のチェックアウトギリギリまで仕事して、気になるカレー店1軒訪ねてから新幹線に乗ることにした。
前回京都に来た時に候補に挙げた、「京都カレー製作所 カリル」さんが11時から開いているし、宿泊している烏丸通り沿いのホテルからも地下鉄烏丸線に乗って行きやすいので、今回はカリルさんを目指した。
地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車
徒歩で5分かからないくらい。
行列もよく出来るという、京都の人気店。
ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれているようだ。
2024年3月11日(月)
10時25分頃お店に到着。
列び1番目。
11時、オープンの時点で列び15名。
開店とともににほぼ満席に。
店内は清潔感があり、おしゃれ。
各席に2種のアチャールと辛さを増せるチリパウダー、お水のポット、紙ナプキン、楊枝がセットされている。
正面奥の壁面には揃いの大きめな円柱形のガラス容器に、20種類ほどのスパイスが2段、綺麗に並んでいる。
こりゃあ間違いないわ、という感じ。
(洋食出身の2人のシェフが立ち上げた、オープン当初はカウンター8席だけのお店だったみたい)
お店の方にカレーの辛さを聞くと、
チキン、バターチキン、ビーフ、ポーク、キーマで辛さはそれぞれ違い、チキンが1番辛く、ポークが1番辛くない(甘め?)との事。
チキンカレー(辛口)880円+生卵黄身だけトッピング70円+ランチセット(ミニサラダとミニラッシー)50円合計1000円税込を注文。
◆チキンカレー(辛口)
デリーのカシミール系だが、辛さはやや穏やかに、スパイスは、より華やかに香っている。そして味に深みがあるサラサラカレー。
ご飯は水分控えめで一粒一粒がはっきりとした炊きあがり。
こちらのカレーに良く合う。
具は小振りに切られた鶏肉とジャガイモが多めに入っている。
旨い〜!
素晴らしい香り!
スパイスの印象が鮮やかなのは、個々のカレーの仕上げ(多分火を止めた後)に独自に調合した、ミックススパイス(ガラムマサラ)を振っているのだろう。
頂いたチキンカレーはカルダモンパウダー強めの配合のガラムマサラ。
スパイスにこだわりを感じるこちらのお店が、どのカレーも同じスパイスで仕上げているとは思えないので、それぞれのカレーのガラムマサラは別々に調合されているのではないか?
そして華やかな香りをカレーソースのベースになるスープ(出汁・フォン)がしっかり支えている。
純粋なインドカレーだと、香辛料をスープで延ばすという発想はあまり無いが、洋食経験のあるこちらのシェフは、ごく自然に、というか必然的に他の素材と合わせた香辛料をスープで延ばすという作り方に行き着くのだろう。
豊かな香り、カレーの旨味、絶妙な辛さ、ご飯。
高いレベルでバランスがとれた絶品カレーだ!
ところで、隣りに座った常連風のお客さんはランチセットのミニサラダの上に、2種類のアチャールをたっぷり取っている。
なるほど〜。
洋食風にキレイに型で成形された、硬め炊きのライスとサラサラ系のルーの皿には、サラダの器からアチャールを少しづつ移して食べた方が確かに良さそう。
このアチャールがまたものすごく美味しい。キャベツのアチャールは、ほんの少しみりん醤油が垂らしてあるのだろうか?
優しい味だが、センス良いスパイスの香りがして、器に入ったキャベツのアチャールを全部食べてしまいたい衝動に駆られる。
(もちろん実行には移さない)
玉ネギのアチャールも醤油と出汁の下味で、殆ど油を感じない京都らしいアチャール?
はじめは純粋にチキンカレーの味を楽しみ、途中から端の方に卵の黄身を入れて崩し、少しづつグラデーションに混ぜて味変を楽しんだ。(生卵の白身でカレーが薄まるのが嫌だったので、わがままを言って黄身だけでお願いしたが、とても感じ良く対応してくれた)
そしてミニサラダとミニラッシー。
ラッシーはマンゴラッシーで、全く手抜き無し。
(いつもマンゴ味かどうかは不明)
こちらのお店がオープンする2015年までは、京都にこのタイプのカレーは無かったし、これだけ充実したカレーランチで値段は1000円ちょっきり。
行列が出来るのも頷ける。
やっぱり東京はものの値段が高いのかな?
どおって事ないカレーで2000円近くするお店がわりとある。
こちらのお店は大、大満足。
デリーやボンベイに似た味の系統だが、東京では食べられない。
「京都カレー製作所 カリル」さんに来ないと食べられない味に仕上がっている。
京都を訪れた際は必ず立ち寄りたいお店になった。
ご馳走様でした。