改装で、カウンターが２席できました。 : クッチーナ イタリアーナ ヨシノ

10月にはいってヨシノが、内装工事のため1週間ほど休みに。

で、13日から休業期間が明けたので、どういう風に変わったか、確かめに行きたいと思っていたところ、twitterで、新しく届いたお魚の写真がアップになる。

こいつは、喰いに行かなくちゃということで、ランチを予約、つれあいとでかける。

前菜　4種

パスタ

奥さん　手長エビのリングイーネ　バジリコ風味

とってもおいしかったそう

わたし　タリアッテレ　　シイラと春菊のアーリオオーリオ

ヨシノの平均レヴェルですね


お魚はシェフに伺って、キジハタをチョイス。

キジハタのヴァプール　白ワインソース

島根県浜田漁港直送のキジハタ、ぷりっぷり。


肉は　仔羊のロースト　ゴルゴンゾーラ　ソース

二人前なのに、ずいぶんよい焼き具合と言ったら、ほかのテーブルのと一緒に焼いたんだとか


デザートにカネデルリ登場。はじめてお目にかかるものです。

イタリア最北部のトレンティーノ・アルト・アディジェ地方の料理で、硬くなったパンをリメイクするとか。デザート仕様なんで、コケモモがなかに仕込んでありました。

エスプレッソ

ワインは一人で飲むことになったので

グラスの白　ヴェルディッキオ　ディ　マテリカ　トブラール　*1

　　　　赤　キャンティクラシコ　トスカーナ　*2


内装は、前にシェフが欲しいと言っていたカウンターが2席、

調理場からの動線確保ていう感じで、使い勝手向上というところみたいです。

あまり自粛ばかりだと、お店がやっていけないなぁ、ということで、大いに迷ったんですが、家族3人、車でランチにいきました。

パスタ・ランチと、魚と肉の単品でいくことに。

パスタは、ペンネ　ゴルゴンゾーラ（次男）、生ハムと長ねぎのアーリオ・オリオ（つれあい）、リングイネ　イカスミ（わたし）

肉は仔羊のロースト三浦野菜添え　カシスマスタード　ソース

魚はシェフがよい鯛があるというので、調理方法はお任せということでお願いする。
（ポアレかしら、あさり、菜花、カブ。トリュフいっぱい）

パスタはやっぱりとても美味しい。ただ、以前と比べて、かなり優しい味になっている。

仔羊のローストもうまい。でも、きょうはウェルダンにちかいミディアム。去年の8月に食べたレアはすごかったなぁ。

今日の、大ヒットは、トリュフいっぱいの鯛。あさりのスープがよく効いて、みなさん大満足。魚好きなので、これだけ魚がうまいと、評価爆上げになります。

運転手をつれあいにおしつけたので、生ビール*2

赤・ボトルはシェフご推薦の
VENDEMMIA　2012
TRAVAGLINI　GATTINARA

トラヴァリーニは、イタリア、ピエモンテ州ヴェルチェッリ県のガッティナーラでも大きなワイナリーだそう。
ネッビオーロとしては、なかなかエレガントで、お昼にっぴたり、大満足のワインでした。

お盆の機会を利用して、家族6人でディナーの集まりを挙行することに。

楽しい食事にしようということで、シェフと相談しつつ、￥5,500のデナー・コースのメイン肉（ハンガリー産鴨肉のロースト・オレンジソースがお薦めとのこと）を選択。

コ－スのパスタは白イカと自家製ピクルスの冷製スパゲッティと和牛肉・マスカルポーネチーズ・シャドウクイーンを詰めたカペレッティ　サルビアバターソースを3人分づつ。

その上、魚のアラカルト・メインを3人前、追加。（魚の材料が少なくなっているということで、マダイのソテー　レモンソースを2人前、コダイとジロール茸のフリカッセ1人前）となる。

そして、パスタ（ヨシノさんのパスタいっぱいたべたいぞ）もアラカルトを2人前をプラスすることに（トマトソース系が欲しいねということで、定番からスパゲティ　ブッタネスカを。これ絶品です）。

この選択は、大正解でした。

パスタ3種、それぞれ、特徴的で、楽しさ満点。

魚も、ニコニコ、頬が緩みます。本厚木で、このレベルの魚料理（イタリアン）は、出てこないと思うぞ。（これから、瀬戸内の魚も入ってくるようになるそう。楽しみです。）

鴨肉のローストもしっかり鴨のお味、そして、オレンジの皮の苦みが大変にいい塩梅。

総じて、今のクッチーナ イタリアーナ ヨシノは、前身のタベルナ・ベッラ・テンポ時代の地方色の強烈なイタリア料理のテイストから、より、都会風の繊細な味わいを加えた方向に進んでいるような気がします。

駅近のこのロケーションでお客さんに喜んでいただくには、この、路線は大正解じゃないかと思います。

ワインは白ボトルが、シェフに選んでもらったBelisario Verdicchio di Matelica Del Cerro 　マルケ州のヴェルディッキオ種とか。いいんじゃないの。

赤ボトルはNada Fiorenzo Langhe Nebbiolo、当然、ネッビオーロで、文句はありません。

いずれにしろ、本厚木で、おいしいイタリアンを喰いたい人は、ここに来るしかないんじゃないでしょうか。

写真は、食べ始めてから、あわててとったので、喰いかけです。鴨肉のロースト・オレンジソースとドルチェはたべちゃったので、写真ありません。

前の土曜日、フラインイングぎみに、ランチ訪問をしてしまったので、置いてきぼりの家族から文句が出るとの懸念が。

で、その2日後とか、ちょっとどうかと思ったが、今度は、ディナーに家族4人（連れ合い、次男、三男+わたし）で、おしかける。

クッチーナ イタリアーナ ヨシノになって初めてのディナーなので、メニューを眺め、しばし作戦会議。

シェフが来てくれたので、助言を仰ぎ、ディナーおまかせ￥5500円（パスタは、おまかせ2種類。メインは魚or肉。シェフが、今日はホウボウのいいのがある、というので、魚に大決定）。

おおぐらいの我が家は、それだけでは足りないので、プラス、パスタ・アラカルトから「タリアッテレ和牛肉とポルチーニ茸のラグー（シェフお得意）」、メイン肉アラカルトから「仔牛と生ハムと一年熟成インカの目覚めのマスカルポーネ巻き」をチョイス。

まずは、男ども、生ビール（瓶だけでなく、生も出るようになりました）

最初、白ボトル。
FRANCO　ROERO　20107　PIEMOTE　DOC　CHARDONNAY
シャルドネなので、文句なし。

赤ボトル
TRAVAGLINI　Cinzia　TRAVAGLINI　GIANCARLIO
もちろん、Nebbiolo。シェフ、まだ硬かったらデキャンタしますとのこと。
で、デキャンタお願いしたあとは、とっても、快調。

前菜。
ハムとか、サラミとか真鯛のカルパチョとか、バイ貝とか。　おいちい。

パスタ
リングイーネ　渡り蟹のトマトクリーム（スペシャリテであります。当然。うまい）
海老と茸のタリアッテレ
プラス1品は、
タリアッテレ和牛肉とポルチーニ茸のラグー（シェフご自慢のラグー）

ここの、パスタは、本当に、旨いのだ。

コースのお魚。ホウボウ。
ホウボウってお魚、ほんと、おいしい。そのうえ、新鮮。

プラスの、肉アラカルト。
仔牛と生ハムと一年熟成インカの目覚めのマスカルポーネ巻き
これ、初めて喰ったぞ。とってもいいじゃん。

そのあとは、ドルチェにエスプレッソ。

大満足の、クッチーナ イタリアーナ ヨシノ　駅近仕様に大進化の初ディナーでした。

本厚木では、ぶっちぎりに、美味しいですよ。変に、TOKIO,TOKIOしてなくて、クラシックな地方のイタリアン・テイストで、ホントいいと思います。と、えらそうに、シェフに申し上げる。

これで、お値段も、お安いんだもんね。奥さん、ニコニコ。息子どももニコニコ。大変ご馳走さまでした。

我が家のフェイヴァリット・イタリアン、緑が丘の「タベルナ・ベッラ・テンポ/TAVERNA BELLA TEMPO」が本厚木駅近に移転という話を聞いたのは、この2月。
いつになるのかと楽しみにしていたんだが、なかなか、新装開店の情報が流れない。
とても気になるので、Google様にしばしばお伺いを立てていると、「クッチーナ イタリアーナ ヨシノ」と改名して、7月6日に開店というＴwitterを大発見、丁度うちに来ることになっていた長男と、さっそく、押し掛けることに。（開店1週間後になってしまった、涙）

で、シェフにご挨拶しつつ、入店。
ここは、元はボナミというビストロだったところで（大昔1度来たことがあったが、やはり、改装して雰囲気は大分違う）。
席数は、2人がけ4テーブル、4人がけ2テーブルで、それほど広くはないが、クッチーナだかんね、十分、いい感じの雰囲気。テーブル間は広くはないが、レストランテではないので、当然と心得るべきかと。

そして、フロア・スタッフも女の子が2名いて、駅近仕様に。料理の出てくるタイミングも以前に比べて、随分早くなりました。

（ただし、これは、耐性に個人差があるもんね。我が家は、美味いもんつくるのに時間かかるのは当然派。なので、中華以外は、早く出てくると？？？。そして、でてきたものは、すぐにガツガツ。という路線です）

で、いつもどおり、パスタいっぱい食いたいので、パスタ・ランチと、メイン魚1皿をオーダー。

本日は、運転手不在のため、ワインはなし。号泣。

前菜　イタリア流のハム、カルパッチョ、パプリカのマリネ、

パスタ（本日のパスタから）
ナスとズッキーニのトマトソース（もちろん少量のとうがらし風味）　リコッタチーズがけ（スパゲッティです）　長男
タリアッテレ　きのことトリフォーレ　わたし

吉野シェフ、ご自慢の自家製生麺、ほんと、美味しいんだもんなぁ。ソースもばっちり、ローマ仕込みの本場テイスト。

メイン
サワラのソテー　サルサベルデ　マンゴーとか豆とかタマネギとかオクラをそえて
お魚、いかにも新鮮でおいしい。シェフがおっしゃるには、今は島根の浜田からの取り寄せで、きのう入ったやつだそう。
（以前は、佐島に仕入れにいっていたけれど、魚種が少ないし、さかなはやっぱり、日本海か瀬戸内海がいいですと）
そうだよなぁ、今は流通が良いから、地元優位とばかりはいえないものね。

ドルチェ
りんごのグラニテ、パンナコッタ、すもも　など

最後は、エスプレッソで。

大変、大変、ご馳走さまでした。

シェフと、お話していて、緑が丘のころとは、お客の流れが違って、宣伝もまだなにもしていなにのに、いっぱいはいってきてくれるので、食材もいろいろ確保ができるようになって、いい料理ができると、うれしそうでした。ほんと、期待できそうだなぁ。予約必須とかになりそうで、それは心配の種だけど、喜ばしい限りであります。

是非、未開の厚木の地で、本場イタリアの料理の魅力をしらしめてくださいな。（だから、もっと、薄味がいいとか、おバカなことはいちゃだめよ。お願い）

あと、未確認だけれど、幼児用の椅子があったので、むかしどおり、子供可じゃないかしら。