ひとりでちゃんこ鍋！ : 勝盛家 ちゃんこ料理

川崎の仲見世商店街の一番奥にあるお店です。
川崎で一番賑やかな繁華街ですが、昼間は呼び込みに声をかけられることもなく目的地に到着。

小さなお店で細長い、いわゆるウナギの寝床状態のお店です。

お店の扉をあけるとカウンターがあり、そちらには6席。
奥にはテーブルがあり、そちらへは4名が座れます。

ランチタイムこちらの名物の碗ちゃんこ定食や、日替わりちゃんこ定食の他、から揚げ定食などいくつかの定番メニューが用意されています。

通常はちゃんこ鍋というと大きな鍋でたくさんの具材を煮込んで作りますが、こちらの名物「碗ちゃんこ」は大きなお椀で一人用のちゃんこを用意してくれます。
夜はお酒を楽しんだ後にこれで〆るのが私の楽しみ♪
要はひとりで行っても、ちゃんこ鍋を楽しめるのです。

コロナウィルスの感染防止を考慮すれば複数人での会食はご法度…
ましてや鍋をつつくなんて…
でもこちらならおひとり様でちゃんこ鍋が楽しめます。
黙食可能です。
　
　
この日はスタミナ抜群のキムチちゃんこが日替わりでしたので注文。

カウンターの中ですべての調理をするのは大相撲伊勢ノ海部屋の元幕下力士勝盛さん。
伊勢ノ海部屋直伝のソップ炊きベースのちゃんこです。
いわゆる鶏ガラ出汁から作るスープがベースのちゃんこですね。

作り置きはしておらず、注文が入ってから作ってくれます。
小鍋に様々な具材が投入されます。
鶏肉、豚肉、ごぼうやにんじんなどの根菜類に、小松菜ちんげんさいなどの葉物、こんにゃくや油揚げにしいたけ、エビも入りますよ♪
これをソップ炊きのスープで煮込みます。

自家製のポテサラとから揚げが添えられるのですが、から揚げも作り置きはしておらず揚げたてアツアツを用意してくれました。
1個だけなのに。。。
ちなみにここのから揚げ、絶品です。
ちゃんこを食べずにから揚げ定食を頼むお客さんも珍しくありませんからね。


注文から15分ほどでお膳に乗せられた日替わりちゃんこ定食が来ました！

スープをひとくち…
んまーーい。
すっきりしつつもコクのあるソップ炊きのスープのうまみたっぷり！
キムチと生卵が乗っていますので、それを混ぜていくとまた味や風味が変わりますが、ベースのスープがあっさりながらも自己主張することを忘れません。

この日は車でしたから我慢しましたが、本当は注文してから待っている間にビールが飲みたかった。
このちゃんこを食べながらビールが飲みたかった！
から揚げをつまみにしてビール。
ちゃんこの具材を箸でつまんでビール。
ポテサラもつまみにして…
で、しめに旨味たっぷりのスープでご飯を食べたかった。。。

ビールが飲めないかわりにご飯は大盛にしてもらいました(笑)


こちらのお店、こじんまりしていて私は居心地が良いのですが、それだけに密になりやすいので注意が必要です。
これは狭いお店としてはいかんともしがたいですよね。
それだけに利用するお客さま側が黙食に徹するなどの配慮が必要でしょう。
オフィス街でもありますので、同僚同士グループで来られるお客様も多いと思いますが注意しましょう！

その日の客入り、あるいはお客様の振る舞いで雰囲気がかわっちゃいます。
この日は残念ながら雰囲気は減点。


もうひとつはご飯。
ラップにくるんで冷凍していたご飯を解凍したときに、おむすびみたいにゴロっとかたまりになっているようなかたまりがありました。
決してご飯が硬いわけでなく、美味しいのですがちゃんとほぐしてほしかった(笑)
コロナ禍の中、お客さんの流れが読めないのでしょうか。
ちゃんこやから揚げは作り置きではなく、注文を受けてからつくるのですが。。。

狭い料理スペースで一気にお客さんが入ると手が回らないのはわかるのですが。
その部分を考慮しサービスと味を減点。

まあ、味を減点してもおすすめできる点数をつけられるレベルなんですけどね。


冬場がほかほかに暖まってお腹いっぱいになるちゃんこランチ。
お野菜もたくさん食べられて栄養もばっちり！
暖まって栄養取れて免疫力アップ。
うん、コロナ対策にはよい食事です。

時短の自粛期間が終わったら夜にきますねー

ごちそうさまでした。

ごっつぁんです！
力士みそと、だし巻き卵はぜったいくってほしいっす！
いや、何喰ってもうまいっす！
ごっつぁんです！


いや、決しておちょくってはいません。
むしろお相撲さんをリスペクトしていますのでご容赦ください。。。


川崎駅の仲見世通りを抜け切る直前、路地に入るとひっそり佇む当店。
昼間はまだ良いのですが、夜はとにかく呼び込みがうるさく様々な誘惑のある通りを抜けていきます。

こちらのお店は「出稽古」と称して毛―ターリングサービスを実施されているお店です。
その為、急きょお休みということもありますので訪問前には電話等で営業確認をしましょう。

大相撲伊勢ノ海部屋の元幕下力士勝盛さんが大将のこちらのお店、部屋直伝の鶏ガラ出汁のちゃんこが楽しめます。
「ソップ炊き」ってやつですね。
お相撲部屋にはちゃんこ（食事）の用意をメインとしてる力士さん「ちゃんこ番」もいますが、勝盛さんは違います。
ちゃーんと闘うお相撲さん。
でも、すごーーーく美味しいお料理がお店では楽しめます。


カウンターと、奥にテーブルが1席の小さなお店で、ひとりで飲食にも向いています。
この日はお店には客は私だけ。
細長い店内のカウンターに腰掛け、瓶ビールを頼みます。

お通しをいただきながらメニューを眺め、本日最初に注文はさつま揚げとポテトサラダ。
こちらのお店、基本的にぜーんぶ手作りです。
さつま揚げも注文が入ってから揚げてくれますのでアツアツ。
揚げ上がるのに時間がかかるのがわかっていたのでポテトサラダをつまみながらビールを楽しみます。

ポテトサラダはホクホクしたジャガイモ感があり美味しい。
さつま揚げもしっかり味がついてて美味い！
ビールによく合います。

狭いお店でスペースの問題もあり、お酒の種類は決して豊富ではありませんが一通りの種類のお酒が揃っています。
ビールのあとにレモンサワーを頼み、力士みそ（きゅうり付き）とだし巻き卵をお願いします。


【力士みそ】
お味噌に出汁を溶いたものです。
この味噌が美味いのなんのって！！

夏場に食欲がないときでも、この味噌で白飯がバクバク食べられちゃうとのこと。

うーん、よくわかります！
この味噌だけテイクアウトしたいな！
と、思ったら後日テイクアウトが始まりました。
きっと多くの方の要望があったのでしょう。

キュウリがなくてもこの味噌舐めながら日本酒をガンガンやりたいところです。


店内は控えめに相撲甚句がBGMで流れます。
大相撲の場所中は店内のモニターでその日の取り組みVTRを再生していたり、お相撲好きにはたまらないかもしれません。
もちろん相撲がわからない人でも大丈夫。
この美味しい料理を楽しむだけでも満足するはず。

カラオケも店内にあるようですが、私がいくときは比較的すいてる日が多く、BGMとお料理の危機ながら大将とお話しするのが好きですね。
むしろカラオケが無い方が雰囲気がよろしいかと（好みの問題ですが）
もちろん元力士の大将ですから、お相撲のいろいろなお話を聞いても楽しい。


そんなゆったりした時間を過ごしているとだし巻き卵が登場です。

このだし巻き卵、優しいながらもしっかりした旨味がたっぷりで本当に美味しい！
こちらに訪問時は必ず頼みます。
焼き立てでアツアツを、ほぐすように楽しみます。
力士みそを頼む際に日本酒を頼みたかったのですが、このアツアツの卵は冷たいさっぱりしたものでいただきたい。
そういえばワインもあるので、このだし巻き卵には白ワインがあうかもね。


とりあえずいつもいただくだし巻き卵を食べ終わり一安心(笑)
いつもだし巻き卵の前にあれこれ食べ過ぎてお腹がいっぱいになっちゃいますから。

他にも定番メニューで美味しいものがたくさんあるのですが、この日のおすすめに「キムチ鍋」

こちらのお店、春巻きとか、さつま揚げとか、よくあるメニューでも食べてみると「こんなの初めて！」と思うような美味しさのものが多いので、きっとキムチ鍋も想像の斜め上を行くのかな…
ということで注文。

出てきたキムチ鍋は金属の鍋で、まるでなべ焼き！
グツグツ煮た鍋というより、なんだかジュージューと言いそうな焦がしキムチ鍋といった感じです。
うん。
やっぱりイメージと違いました。
そして美味い！


ここまで食べればお相撲さんじゃない自分としては十分満足。
なのですが、ここにきてちゃんこ鍋を食べないというわけにはいかないでしょう。

名物の「碗ちゃんこ」は1人前のお椀のちゃんこです。
注文してから丁寧に作ってくれます。
作り置きの大鍋のちゃんこからとりわけるんじゃないんです。

小鍋に様々な具材が投入されます。
ごぼうやニンジンといった根菜に、小松菜やちんげんさいなどの葉物野菜。
海老にホタテといった魚介類に、鶏ダンゴや豚肉といった肉類。
具材の種類だけでもかなり贅沢！
これを秘伝の出汁で炊いていくソップ炊き。

飲んだ締めに最適！
おなかがあったまります！
まあ、飲んだ締めといいつつここでも飲み物を追加してつまみにしちゃうんですけどね。


この日も大満足のちゃんこでした！

ごっつぁんでした！！