遠野といえば私の場合、昔話を思い起こすのですが : ラムバレー

この日は大船でランチの調達。

やって来たのがこちらのジンギスカン専門店。

場所は、イトーヨーカードー大船店のすぐ近く。
JR大船駅笠間口から徒歩6分ほどのところにあります。

以前は、ル・パン・ド・カトウというパン屋の入っていたテナントに
2019年12月24日にオープンしたものです。

オープン当初は、18:00～23:00の営業だったことや、
その頃はまだ羊肉に対してのトラウマが払拭し切れておらず、
利用することは無いだろうなあと思っていましたが、
先日、炭火焼肉酒家 牛角 大船店でラムの焼肉を食べたところ、
ほぼ1997年のトラウマ開始前の頃に戻っており、美味しく頂けたんです（＾＾）

そして昨今の情勢に従いこちらのお店もご多分に漏れず、
ランチ・テイクアウト営業を始めたので、ランチの調達に伺った次第。

ランチメニューは、

・ジンギスカン定食　1000円（税抜）
　　ライス、スープ、キムチ、ドリンク付き
・冷麺　1000円
　　ミニラムジンジャー丼、ドリンク付き
・ラムジンジャー丼　1000円（税抜）
　　スープ、ドリンク付き

というラインナップで、テイクアウトは、

・お持ち帰りジンギスカン（2人前）　2900円（税込）
・ラムのジンジャーソテー弁当　850円（税込）

というラインナップ。

お持ち帰りは消費税8％ではなくて、税込価格になってるんですよね（＾＾）

早速、換気のために半開きになっているドアを開けて店内に入り、

・ラムのジンジャーソテー弁当　850円（税込）

を注文することにしました。

出来上がりまでに15分から20分頂きますとのことで、
店内で待たせてもらうことにしました。

お店は、女性と男性の2名で切り盛りしています。

店内は席数をかなり間引きしていますので、
ちょいと殺風景な印象を受けるのですが、本来はオシャレなんだと思います。

BGMは、ジャズギターあたりが流れていましたね。

ちょうど宣言通りに15分ほどで出来上がりましたので、
脂の融点の高いラム肉が冷めないうちに早速実食です。

・ラムのジンジャーソテー弁当
　　ご飯は雑穀米になっています。
　　ただし白米の含有率が高いので癖は無いですね。炊き加減も丁度良く。
　　200g前後の標準ボリュームです。そこにゆかりを振りかけて。
　　ご飯の上には、ハーフカットのゆで卵、ラムのオリエンタル塩唐揚げが2個。
　　ラムのオリエンタル塩唐揚げはクミンの風味がして、
　　それがラムの癖を取り払ってくれていましたので、私でも全然美味しかったです。
　　副菜としては、キムチ、もやしと胡瓜のナムルも添えられます。
　　そしてメイン惣菜がラムのジンジャーソテー。
　　カレー風味のフライドポテトも添えられて。
　　ラムのジンジャーソテーは、キャベツの千切りを下に敷いて、
　　その上にラム肉と玉ねぎのジンジャーソテーを乗せ、
　　糸唐辛子をトッピングしたものです。
　　ラム肉はほんのわずかにそれらしい香りを感じるのですが、
　　臭みではなくラム特有の香りだと判別できます。
　　程よい食感と焼き加減で、赤身と脂身の美味しさをバランスよく味わえて。
　　食べていてもやっちまった感の無い低カロリー、低コレステロールの
　　ヘルシーな肉だなあと1997年以前の感想に戻っていましたね（＾＾）

いやあ、旨かったですわ。

1997年以前の頃の私と比べると95％はトラウマを払拭出来たのではと思います。
残り5％は、当時気付かなかったラム特有の香りに気付くこと。
しかしそれは良い方向に捉えて、それがラムの個性だと思うようにします。

ちなみにジンギスカンといえば、皆さん北海道を思い浮かべると思いますが、
こちらのお店のルーツは岩手県遠野にあるんです。

遠野といえば私の場合、昔話を思い起こすのですが、
1930年頃から羊肉が「ジンギスカン」という形で食されており、
遠野の人たちの間では「今日、肉焼くか？」は、
「今日、ジンギスカンやるか？」という意味なんだそうです。

私も1997年以前の頃は羊肉は大好物の一つでしたので、
ジンギスカンの食べ放題や、ラムチョップなどを頼むことが多かったですね。

やっとこさ忌まわしいトラウマからも解放されてきましたので、
失われた23年をこれから徐々に取り戻していくかあ！

ご馳走様です！（2020/4現在、3.09ポイント）