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定石上にある最小公約数的フレンチ
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HKT
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HKTさんの他のお店の口コミ
店名 |
デュ・バブレン(Du Bas Brin)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
0294-22-0304 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
日立駅から1,255m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
ホームページ | |
オープン日 |
1986年4月8日 |
備考 | |
初投稿者 |
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ナビゲーションが"目的地に近づきました…"
と言葉を発しているその時、不覚にも通り過ぎそうになりました。
通りに沿って在りましたし駐車場も思っていたよりも広いこちら様です。10台くらい停められそうです。ただ間口が通りと直角の方を向いているのと、看板が無かったので見落としそうになりました。静かに佇む様は隠れ家レストランの如きで心が躍ります。
・前菜
生ハムのサラダ…生ハムに筋は少なくふわりとしていました。ドレッシングのハーブが香ります。
白身魚のクリームパイ…クラッカー状のパイに白身のムースが挟まれていました。雲丹か肝に似た色のソースが敷いてありました。
椎茸のパン粉焼き…縮んでいながらもよく香る椎茸でした。パルメザンの風味に食が進みます。
カリフラワーのムース オマール海老とジュレ…カリフラワーは意識できませんでした。クリームの舌触りが濃厚です。オマールは歯応えのある半生、コンソメと案内されたジュレは旨味が淡く物足りませんでした。ムースがまさっているのでバランスは取れているのかもしれません。
・南瓜のスープ…ほぼ南瓜です。ミキシングしたような粉っぽさはありません。実の繊維が絡まり合うかのような粘りと艶は特筆したいと思います。ラテアートのような細工が美しいですね。
・子羊のベーコン巻き 赤ワインとポルト酒のソース
子羊の背身とのことでした。ベーコンとの隙間にペースト状の何かがありましたが解析できませんでした。背身は綺麗なローズ色にローストされてとても柔らかです。子羊といっても香りは穏やかで物足りなさを覚えました。ポルト酒とはポートワインを指しているかと思います。アルコールを添加した赤ワインベースの酒です。赤ワイン主体のソースは渋く無くただ頷くばかりでした。おとなのメインだと思います。ガルニチュールは赤黄パプリカ・ズッキーニ・茄子・チコリ。茄子の紫が綺麗でしたのでソテーしたものでしょうか、断面にはグリル跡もあったと記憶しています…からくない塩を振って野菜の甘味を感じられる仕上がりでした。
・タスマニアサーモンのソテー スカンポのソース
和食ではまずお目にかかれないカットサイズです。じっくり焼かれて焦げる寸前の皮目と身のコントラストが美しいです。しかしながらやはり大味のように感じました。サーモンとしての風味は穏やかなので物足りなく感じるかもしれません。やはり日本の鮭に分があると贔屓してしまいます。スカンポとはまた聞き慣れない葉が現れました。蓼の仲間だそうです。ソースと供に加熱しているので鮎に添える蓼酢のような青いにおいはしません。スカンポの存在感をビジュアルだけでなく風味として活躍させてあげてください。ガルニチュールは丸めたマッシュドポテトと大根のサフラン煮だそうです。つんとした揮発香の残る意欲作だと思います。
・デセール盛り合わせ
ダークチェリーのタルト…美味しいです。チェリーがほんのり香りほんのり甘く、フィリングのカスタードがしっとりしているのにチェリーを保持して一体感がありました。
アーモンドのムース…チョコレートコートが美しいです。わずかな粘りが楽しい舌触りでした。
モカのアイスクリーム…モカの酸味を感じられます。ムースとは逆に粘りが無いので、苦味と相まってすっきりとした口融けでした。
総合☆2.7
パンはもちろん頂けます。
いえ、料理がしっかりしているので一皿で十分でした。肉or魚のハーフコースでも十分食べ応えがあります。ここにブリュットなど取った日にはお腹が膨れて苦しくなるかもしれません。機会があればディナーにワインをペアリングしてもらいながらフルコースをいただいてみたいものです。
こちら様の料理には、地平線の奥に展開するというより手前のテロワールを見せるような素朴と実直を感じました。宮廷料理に端を発する方向性とは異なる調理もあることをそろそろ常識にしてもよいのではないかと思います。そのようなレシピを見せてくれる良店です。
常に冷たい水をまめに注いでもらえました。ありがとうございます。我々の所作まで常に見られていることを肝に命じておきたいものです。
ご馳走様でした。