辛口ごめんなさい　＠辛唐屋　楠木店 : 広島風つけ麺 辛唐家 楠木町店

今回のレビューは極めて個人的な好き嫌いに基づいているため、参考にはしないでください。

ボクは「広島激辛つけ麺」が嫌いである。
理由は色々あるけど、
①キュウリが大っ嫌い（お子ちゃまと呼びたいなら呼んでくれ！）
②辛いだけが取柄で旨味がほとんどない
③CPが悪い
④いつから「広島名物」になったんだ、君は！
ってところかな。

で、嫌いなら行かなきゃいいのに何故か「ふらっ」っと入ってしまったこのお店、お店の人と激辛つけ麺ファンには申し訳ないですm(_ _)m
店頭の写真を見て「おっ！キュウリは乗ってないじゃん」と勝手に勘違いしちゃったのも不運の始まりです。
広島激辛つけ麺を食べるのは10年以上振りかなぁ。
メニューを見て頼み方に戸惑いながらも、何とかオーダーしました。
①タレ　普通と濃厚の2種類から選ぶ　初訪なので普通で
②麺の量　半玉から3玉まで5段階、おっと麺なしってのまである　2玉の「大」を選ぶ、なんと1050円(*_*;
③トッピング　のり100円、ゆで卵50円、チャーシュー野菜増し210円、全部乗せ300円など　今回は選ばず
④タレの辛みは6段階（無料）　5段階目の大辛をチョイス
こんな感じのオーダーです。
で、頼んでしばらくメニューを見ていると、「当店のつけ麺はキャベツ・キュウリ・ねぎが盛り合わせて・・・」の説明が！
「やっ、やられたぁ！」と思うもその後を読むと「苦手な野菜があればお申し付けください」と・・・
「ほっ・・・良かったぁ」と胸をなでおろし、「すみませ～ん、キュウリ抜きで」とお願いしました。
まだ麺を茹でてる途中だったんで、余裕で間に合ったみたいです（と、この時は思った・・・）
さてさて難を逃れた「広島激辛つけ麺」が登場しました。
ビジュアルはよく見るやつですね、麺は広島ではポピュラーな中細ストレート、味はお墨付きなやつです。
タレは大辛だからこんなもんでしょう、真っ赤ですが美味しそうです。
あとは細切りにしたねぎと、ざく切りの茹でキャベツ、見た目ボソボソのチャーシューが4枚といった出で立ちです。
まずは麺を数本とってタレにつけて食べてみる。
予想以上でも以下でもないお味・・・
たぶん上質の韓国唐辛子なのでしょう、辛さより旨味を感じます。
タレの酸味はそれほどキツくない、個人的にはもう少し酸味があったほうが好きです。
でも一口、二口と食べ進めるうちに何かわからない違和感が・・・（その理由は後程判明します）
チャーシューはほとんど味がなく、ゆで豚と言うべきか、そして見た目通りボソボソ・・・
まぁタレが濃い目なんだからいいけど、チャーシュー好きとしてはいかがなもんかと。
そして野菜と一緒に麺を口に運んだ時、違和感の正体が！　大っ嫌いなキュウリの味がするんです。
「むむっ!?」と思いつつ残ってる野菜をほじくると、そこには細切りにした「おキュウリさん」が・・・
想像ですがこちらのお店、仕込みの段階で野菜は混ぜ合わせてあるのではないかと思います。
「お嫌いな方、お申し付けください」の優しい言葉にまんまとやられました(+_+)
嫌いじゃない人にとっては「これくらい残っててもいいだろう」と思われるかもしれませんが、嫌いな人間にとっては一本でも入っててそれを感じると、テンションだだ下がりなんです。
どうぞ「お子ちゃまぁ！」と笑ってやってください(；一_一)
「全部取りきれんのなら“お申し付けください”なんて書くなよ！」って思っちゃう。
これが好き嫌いだからいいようなものの、食物アレルギーだったらどうすんのよ！

実は随分前に食べた広島激辛つけ麺の店でも、「キュウリ抜き」をお願いしたのですが、出てきたつけ麺にはキュウリがドッサリ。
「あのぉ・・・」と告げると「あっ、すんません」と言い、盛られたキュウリをチャチャっと除けて再提供されました。
気の弱かったボクは文句も言えず、キュウリの匂いの移った麺を、泣く泣く（いや泣いてない）食べたのでした。
思えばこれが広島激辛つけ麺を嫌いになった理由なのかもしれません。

他の方のレビューを見ると、このお店はまぁまぁ美味しいらしく、言うなれば平均的なお店みたいです。
ボクなんかが訪問して、とやかく言うのが間違っているのです、すみませんですm(_ _)m
広島激辛つけ麺ファンの皆様、是非とも行ってあげてくださいまし。

ご馳走様でした。