仏蘭西料理×賀茂鶴　＠ホテルグランヴィア広島 : ホテルグランヴィア広島

さぁ、二日酔いに耐えながらレビューしましょう。
行って参りましたホテルグランヴィア広島の「GranviaSpringNight」
今年は「仏蘭西料理×賀茂鶴」と題して、東広島にある佛蘭西屋さん（賀茂鶴直営のレストラン）のフレンチコースと清酒「賀茂鶴」のコラボ企画です。
料理は仏蘭西屋の藤原グランシェフ監修でグランヴィア広島の織田総料理長がコースにアレンジ、賀茂鶴酒造の杜氏である椋田氏を交えて料理・お酒のレクチャーを受けながら楽しむと言うパーティです。

会場入り口ではウェルカムドリンクを渡されます。
食前酒として渡されたのは梅酒のソーダ割り…雨で少し蒸し暑かったので、スッキリ・サッパリした飲み口はとっても良かったですね。
席についてパーティの開会、テーブルにはビールも置いてありますが、誰も手をつけません（日本酒好きだけの集まり？）
長くなりそうなので料理とお酒を出てきた順番にレビューしていきましょう。
・「賀茂鶴　純米酒仕込み　梅酒」ソーダ割り（前出）
・「人参のムース　瀬戸プレスフーズ焼きだしの和風コンソメジュレ」
　ほのかに甘い人参のムースに和風のジュレ、ウニと穂紫蘇が乗ってます。穂紫蘇の香りが和テイストとなり日本酒に良く合います。
・「賀茂鶴　生囲い純米酒」
　生貯蔵酒ですね、爽やかなんですけどしっかりとした味わいがあります。
・「サザエの醤油バター焼き　その肝を練り込んだパンを添えて」
　サザエと思って食べた一口目がオリーブでビックリしたぁ、ちょっと濃いめの味付けが賀茂鶴に勝っちゃってて残念、頃合いってムツカシイネ。
・「大吟醸　特製ゴールド賀茂鶴」
　ご存知「すきやばし次郎」でオバマさんが飲んだと言う賀茂鶴を代表するお酒、深く芳醇な味わいです。桜の形の金箔入り（ボクのグラスには入らなかった・・・）
・「じゃがいものフォアグラコロッケ　オタフクソース　竹本油脂の太香胡麻油風味」
　中にはフォアグラが結構入っていて濃厚なコロッケ、意外にごま油の風味が合いました。ただオタフクソースは無くても良かったかなぁ。
・「純米大吟醸　広島錦」
　幻の酒米「広島錦」を賀茂鶴が復活させ作られたお酒、とっても華やかなお味でした。
・「松浦商店の天然鯛の燻製の炙り　日本酒に漬けたグレープフルーツのマリネ　酒盗のソース　スモークブラックペッパーの香り　スモークサーモンの杉玉仕立て添え」・・・長い！
　何と言っても鯛の燻製が絶品でした！もう二切れ欲しかった。杉玉仕立ては丸いサーモンのテリーヌに青海苔をまぶしたもの・・・歯に青海苔がくっついてないか心配になりました(笑)
・「純米酒　広島錦」
　これが一番好みでした。旨味が深く昔のお酒っぽい！
・「国産牛肉のロティ　瀬戸プレスフーズの焼き玉ねぎソース　スモーク風味のナッツと共に　ゴボウのラグー　トマトプロヴァンス　オリーブタルト添え」
　牛肉が柔らかくて抜群の火の通りでGoodでした、焼玉ねぎのソース＆スモークナッツがいい仕事してましたよ。
・「賀茂鶴　特別本醸造　超特選特等酒」・・・ぬる燗
　これだけはぬる燗、お肉と合ってましたね。昔の特級酒って感じかな。
・「粒あん入りココアゼリー　生姜シロップ　甘納豆とマイクロトマト添え」
　これはイケんかった(+_+)　超甘いゼリーに苦味のある生姜シロップ・・・一口でスプーンを置きました。同じテーブルの他の方もほとんど残してました。
・「コーヒー」

以上でお開き、約2時間のパーティでしたが、楽しく食事とお酒を堪能させていただきました。
で、結論を３つ！
その①空きっ腹に日本酒は相当効きます（わかっちゃいたが改めて認識）
その②こういった集まりの抽選会で、ボクは絶対に当たらない(笑)
その③フランス料理と日本酒は案外合う・・・だけど和食が一番合う！
いや、ホント美味しかったし、一部を除いては日本酒とのコラボで新しい発見もありました。でもやっぱ日本酒には和食だと再確認させていただけた会でした。（シェフ、ごめんなさいね）

ご馳走さまでした、文句を言いながらまた行くんだろうなぁ(笑)

ホテル開業30周年の記念イベントのディナーに行ってきました。

グランヴィアの宴会料理とテナントで入っているレストランのシェフが自慢の料理を出し合って一つのコースにした珍しいイベントです。
監修は総料理長の織田さん、グランヴィアさんの宴会料理は美味しいし、それに加えて各レストランの味も楽しめるのでウキウキです。

では、メニューと担当を
①フォアグラとマンゴー　ドライフルーツのテリーヌ：宴会洋食
②秋のいろどり八寸」：日本調理「瀬戸内」
　秋茄子の胡麻クリーム掛け・秋刀魚山椒煮・豆乳帆立昆布〆一口握り寿司・まかごと銀杏の紅葉揚げほか
③牛テールと野菜のスープ　ワイルドライスのフライとともに：カフェ＆ブッフェ「ディッシュパレード」
④鱸のトリュフバター焼　ハーブソース：Ｌ＆Ｒスタイル
⑤大海老と蟹爪のチリソース　おこげ添え：中国料理「煌蘭苑」
⑥黒毛牛ロース肉　神石スタイル：ステーキハウス「神石」
⑦秋味親子寿司と呉汁：宴会和食
⑧ガトーフリュイ　洋梨のシャーベットと小豆羹を添えて
これに、ソムリエの前岡氏が料理に合ったワイン・日本酒などをチョイス、食前酒と食後酒はＨＢＡ（日本ホテルバーメンズ協会）のカクテル全国大会で優勝した事のある角田氏が担当されました。
どの料理も美味しかったけど、特に印象に残ってる料理はフォアグラマンゴー、秋刀魚の山椒煮、黒毛牛ロース肉、秋味親子寿司かなぁ。
「神石」なんて滅多な事じゃ行けないし、それぞれのテナントレストランに別々に行ってたら、いくらお金があっても足りないでしょうから大変嬉しくリーズナブルな企画だったと思います。
途中「さらさ」なる音楽ユニットの生演奏もあり、あっという間の2時間だったけど、お腹も一杯、大変満足なディナーでした。

ご馳走様でした、また楽しい企画を期待しております。