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0278-64-1043
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店名 |
五郎兵衛やかた(ゴロベイヤカタ)
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ジャンル | うどん、おでん、釜飯 |
予約・ お問い合わせ |
0278-64-1043 |
予約可否 | |
住所 | |
営業時間 |
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予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
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駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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「わあ!すごい!」
お店の外観を見て歓声があがる。
古民家”風”の建物しか目にしたことのない都会の人たちにとって、ここのような
本物の古民家を目にする機会などはほとんどないようで
軒下からさげられた干し柿を見て「これは何?」と不思議そうに目を輝かせていた。
ころ柿、あんぽ柿、という言葉も、今やあまり知られていないのだろうか。
群馬で温泉を満喫し、うどんを食べて帰ろうということになり
ご紹介いただいたのがこちらのお店、五郎兵衛やかた。
江戸時代末期の古民家を移築したそうで、内部もしっかり古いまま
土間に囲炉裏と、普段目にすることの無い懐かしい作りに、皆ついつい顔がほころぶ。
予約していたものですと伝えると、奥の座敷へ案内された。
ここへ来たからには、味噌煮込みうどん。
訪問したこの時期は冬なので、きのこや山菜にはあまり期待しておらず
案の定、メニューにもしいたけ焼き程度しか載っていなかったそう(伝聞のみで未確認)。
お店のおばちゃんに話を聞くと、
うどんの他に小鉢2つと刺身こんにゃく、こんにゃく田楽、冷奴、アワ入りご飯がセットになる
五郎兵衛うどん定食(\1200)がオススメとのことだったが、そんなに食べられる自信はないので
単品の五郎兵衛うどん(味噌煮込みうどん/\800)と、こんにゃく田楽、ビールをいただくことに。
ほどなくして、煮込みうどん用の釜が1人分ずつテーブルにセットされ
おばちゃんいわく
「蓋を開けずそのまま煮込んでくださいね~」
そういわれても、中身が気になって仕方がない一行。
火をつける前に、すかさず蓋をさっと開け、中身を確認してニンマリと閉じる。
鴨肉、しめじ、なると、ねぎ、ごぼう、お揚げにかぼちゃに立派な椎茸!
予想以上に具沢山で嬉しい。
グツグツ煮こまれている間に、こんにゃく田楽が登場。
玉こんにゃくと、平こんにゃくを三角に切ったものに、それぞれ味噌が塗られている。
石灰臭など微塵もなく、純粋にこんにゃく芋の味が伝わってくるこれに
田楽用としてはかなり甘さ控えめな味噌の風味が混ざり合って、じんわりと幸せを感じる。
そして急激におなかがふくれる。食べ過ぎ注意。
途中でふと気づいた一同。
蓋を開けるな、ということは鍋の中が確認できない…これはいつ出来上がるの?
笑いながらそれぞれ好きなタイミングで蓋を開け、様子を伺う。
自分もどきどきしながら蓋を開けると、ぶわっと立ち上る湯気の中
優しい味噌の香りが鼻腔をかすめ、鍋の中でじんわり味が滲み踊るうどんがまた
ぐいぐいと食欲をそそり、周囲を見渡すと、誰しもが笑みを浮かべている。
クセのないあっさりとした味噌、沢山の具からたっぷりと旨味の染み出たスープの中に
歯の悪い人でも食べやすい硬さの、ほうとうのような平たい麺。
うどんは地域によって文化の異なるもので、出身地ごとに感覚も違うと思うが
今回、それぞれが口にした言葉は「あぁ!なんだろうこれ、懐かしいね!」であり
子供の頃に家庭で食べた煮込みうどんってこういうのだったよなぁ、と
それぞれ合致するはずもない子供時代とうどんを思い浮かべながら
どことなく懐かしい、幸せな風味を十分に堪能させていただいた。
そして特筆するはテーブルに置いてある柚子こしょう。
これが旨い!劇的に旨い。
自分が今まで味わった柚子こしょうの中で、今のところはこれが一番好みど真ん中。
柚子こしょうだけなら★5つつけたいくらい。
なお、手作り味噌や柚子こしょうはお店で販売もされているので、お土産にすることも可能。
店内は分煙。自分達の案内された座敷は禁煙。
入り口の囲炉裏が喫煙スペースになっており、囲炉裏の横にも席があったので
喫煙席もあるようだ。
車がないと行けないうどん屋さん。
風情を楽しむなら、是非とも囲炉裏の周りで一息ついてみてほしい。
#席、料理共に予約可。