ごま油香るもつ煮、具沢山の豚つけ汁蕎麦で熱燗を一杯！　癒し系の店員さんもポイント高い♪ : 手打ちそば 舞鶴

［群馬県高崎市］
2021/11/25（木）
JR高崎駅西口、通町にある蕎麦居酒屋。

場所は… 高崎駅西口を出て、最初の交差点を右折。
2つ目の信号を左折、井上病院へ向かう通りを少し歩いて右手。
駅から徒歩6分。駐車場なし。月曜定休。

入口には、東村山市名誉市民・志村けん氏の肖像。
オーナーがファンだったのだろうか。

客席はカウンター6席程度、4人掛けテーブル×3卓。
全席禁煙。小音量で懐メロ系のJ-POPが流れる。
カウンター正面に無音のTVあり。

客層は飲み会使いのサラリーマン、カウンターで寛ぐ女性ペア、一人吞みの男性と幅広い。
何かしらのアニメのフィギュアも飾られる。

ホール担当は学生さんだろうか、可愛らしい女性2人。
なんというか、マスク越しに笑顔が伝わってくる感じ。
仕事帰りには、特に癒されます(^-^)

カウンター正面にお燗器があり、燗酒はチロリで温めて提供してくれる。
冬の蕎麦屋で熱燗を一杯、これこそ私のような呑兵衛が求めるもの（笑）
日本酒は群馬県産 7銘柄を筆頭に、全国各地から面白いものを揃える。

つまみは標準設定だとボリュームがあるようで、一人客にはハーフサイズを勧めてくれる。
（ハーフの価格設定は不明のため、以下の金額表記は合計金額からの推測です）

--------------------------------------------------
■お酒
◎燗酒「群馬泉」本醸造（￥620）※税込10％
　群馬県太田市・島岡酒造。小さめの徳利で提供。
　ちろりで温められた燗酒は、穏やかでまろやかな味わい。
　日本酒特有の酸味と旨味が、身体にじわりと染み込んでくる。
　お通しは梅くらげで、さっぱり♪

◎冷酒「土田」生もと仕込（￥880）
　群馬県川場村・土田酒造。冷やも徳利で出てくる。
　生もとならではの酸味、濃厚さが楽しめる。
　ホルモンや豚肉など、どんなつまみにも四つに組み合う旨さ。

--------------------------------------------------
■モツ煮（ハーフ￥420）
生姜・柚子に加えて胡麻油の風味、刻みねぎ・ごぼうで技アリの美味しさ！
刻みねぎがたっぷり盛られたモツ煮。
いただいてみると「胡麻油」の風味をはっきり効かせてあり、これが食欲をそそる。
さらに生姜・柚子の香りも加えてある。

モツは当然ながら臭みなく、ぷるんとして柔らか。
群馬県特産のこんにゃく・ねぎに加え、大根・人参・ごぼうといった根菜チームの魅力が爆発！
最後のスープを飲み干してしまうほどの美味しさ、よく出来たモツ煮であった。

--------------------------------------------------
■玉子焼き（ハーフ￥580）
三つ葉入りで上品な印象。
その食感は、玉子焼でしか味わえない「ふんわりぷるん」を見事に体現！
あえて塩味をつけず、淡泊にふわりと仕上げてある。
大根おろしに醤油を垂らし、染めおろしにしていただけば、スタンダードながら最高の酒肴に。

--------------------------------------------------
■アボねぎ（ハーフ￥550）
この頃にはすっかり酔っ払って、料理写真を撮り忘れる大失態(^-^;)
ペースト状のアボカドに刻みネギを加え、わさびと焼き海苔でいただく趣向。
アボカドのまろやかさに、ツンとくるわさびのコンビネーション。
醤油をちょっと付けると、コクと香りが増して熱燗とも相性が良し。

--------------------------------------------------
■豚つけ汁そば（￥1400）
豚肉で有名な群馬だからこそ、このメニュー。
蕎麦つゆの染み込んだ薄切り豚肉と、これまた群馬の特産である「焼きねぎ」がたっぷり！
つけ汁は、呑兵衛に嬉しい濃い味仕様。
まさに「吞めるおかず蕎麦」と言っていいだろう。

蕎麦は細打ちで、硬くない茹で加減。
量はやや少なめで、シメとしてほど良いボリュームといえる。
--------------------------------------------------

お銚子2本、満腹になる感じで￥4450。
お会計は現金のみ。

カウンターがあるので一人でも居心地良く、日本酒・つまみとも種類豊富。
駅にも近く、おまけに店員さんが癒し系とくれば、人気が出るのは間違いないだろう(^o^)