今日は、穏やか。 : NICK 1

「願わくば、桜（はな）の下にて、春散らん」

誰の言葉かも知りませんが、まだ十代の頃から、こんなカッコいい去り方をしたいと、毎年満開の桜を見るたびに思っていました。

何となく忙しくて、日々が過ぎて行きますが、それはそれで不満がくすぶる物ですね。(笑)

今日、時間が取れたので、一人で出かけてみることにしました。

別に派手な事をしたい訳でもなく、先日御飯を食べた時に他に気になったメニューを見に行きました。

久留米市宮ノ陣町、先週も来たばかりですが、連投です。

久留米市の「NICK 1（ニック ワン）」さん、行って来ました。

お店に着いたのが１０時５０分、営業中の表示は出てますが、店内に入ると、「んっ？」営業してるのは、直売コーナー、レストランは１１時からでした。(笑)
「ホラホラ、ぼくちゃん焦らないの」
下ネタに走ってしまいそうです。

カウンターに案内され、しばし待機、それにしても先週とえらい違い、人が少ない、と言うかいない。(笑)

待つこと少々、とりあえずオーダーだけ、黒毛和牛ローストビーフ丼を注文します。
前回、ステーキ丼と最後まで迷った物です。

待つ間にチラホラと来客がありますが、ほとんどがステーキ定食を注文されます。
金曜日はステーキデー、お得に提供されるのですね。

国産黒毛和牛ローストビーフ丼（1280円税込）の到着です。

見た目、ほぼ脂肪の無い赤身肉が、御飯の上に敷き詰められ、タレがかけ回され、カイワレがあしらわれています。
一切れ箸で摘み上げると、タレの付いていない裏面を見てみます。

予想以上に綺麗な色で、先日食べたローストビーフ丼とは、肉質、焼き色？共に比べるまでもありません。

一口かみしめてみれば、私のバカ舌でもわかる良質の赤身肉の旨さです。
もし、存在するならば、シッポをバタバタ振るぐらいの美味しさです。無いけどね。

脂に依らない、確かな「肉」の旨さ、噛んでいくと肉の繊維が残らず、溶けていくかのようなきめ細かな肉、そんなイメージです。あくまでイメージですけど。

この肉に限っては、肉の旨さを味わうのは、一気に熱を加えたステーキよりも、おそらく、ゆっくり、低い温度で加熱されたであろう、ローストビーフを使ったこの料理が、適していると思えます。

そして、先週食べたステーキ丼と同様、タレと御飯の相性が極めて優れています。

肉と御飯をタレがつないで、美味しくいただくことができました。
完食です。

多少、値がはりましたが、１年間頑張って来た、私への御褒美としますか。
先日の誕生日、祝ってくれる人も無い切ない１日でしたから。
ん？だったら予算的に、あと２、３回ぐらい美味しいランチをいただかないと、合わないですね。(笑)

ごちそうさまでした。またうかがいます。

だけど、最近は、肉が続いてましたね、そろそろ・・・

花冷えの雨もあがり、爽やかな晴天になりました。

今日は、久々のオフです。
自炊もやる気が起きないし、ちょっとチェックしていたお店にランチに行きます。(^_^)

久留米市宮の陣新工業団地内の道路を走ります。
こんなところにお店が有るのか、心配になりかけた頃、周りの建物と雰囲気が違うお店を見つけました。

久留米市宮の陣町、「NICK 1（ニックワン）」さん、行って来ました。

食肉加工場に併設された、レストラン風お食事処です。
表の入り口前に車を停め、様子を伺うと表玄関を封鎖の張紙、裏口がある工場敷地内の駐車場をめざすと、赤いハッピの従業員さんに誘導されます。

人と車でごった返しています。
「今日、なんかイベントですか？」
誘導してくれた従業員さんにきくと、
「大売出しです」
「普通に食事したいんですけど？」
「大丈夫ですよ、どうぞ」
直売のお買い得品に、大勢のお客様、何も知らずやって来たのは、どうやら私だけ。
私、もはや挙動不審のオッサンと化しています。

店内は、入り口側が直売コーナー、奥がレストランです。
そこが溢れんばかりの人です。

ウェイティングボードに名前を記入していると、一人ならば、カウンターにと案内されました。
お待ちの方、ごめんなさいね。あぁ、向こうの方から、オバハンの恨み言が聞こえる。
私のせいじゃないよね。

さてと、目的はあるのですが、このお店の情報が古く、詳しくはわかりません。

と、差し出されたメニューの一番上に、別紙で
国産牛ステーキ定食、ステーキ丼、ローストビーフ丼、いずれも１０００円とあります。
カウンター前の壁に貼られた日程表に、日々のサービスメニューが書かれていますが、金曜はステーキの日、しかも今日、明日のみ１０００円、それでこの人出なわけですか。

一応、通常メニューにも目を通して、ステーキ丼をオーダーします。
ローストビーフ丼と迷いましたが、もう一度来れば良いこと、周りのお客様の多くが、ステーキ定食を食べている様子、しかしながら、敢えてステーキ丼です。

こんなに混むのであれば、別の日にすれば良かった、などと、くよくよ、イジイジしつつ約２０分、ステーキ丼の到着です。

綺麗な花柄の器に蓋が被っています。
なんか、久しぶりに蓋がのる丼を見た気がします。

蓋をとると、おぉ美しい、綺麗な肉にネギがあしらわれ、タレがかけ回されています。
ワサビは別皿に、蒟蒻と蓮根の小鉢、お吸い物も付いています。

お吸い物を一口いただいて、ステーキ丼いきます！
あ、ちなみにお吸い物は、ワカメとエノキ、ミツバです。ミツバが良い香りです。

ステーキ丼の肉、甘めでニンニクが効いたタレが絡んで、御飯が進みます。
ボリューム感は、ステーキ定食のサイコロステーキやサラダに劣りますが、隣で食べてたリーマンさん達の肉より、質が良い気がします。
あくまで、見た目ですけど。

半分くらい食べたところで、カウンター上のステーキスパイスを振ってみました。

いけます！ニンニクをもう少し押さえて、このスパイスを多目にふるのも、いけると思います。

完食です。
程よいボリュームで、なんならローストビーフ丼までいったろかい、ぐらいの気持ちはあったのですが、３メートル先で待っている、オジさんオバさんの視線が、痛いどころか刺し殺されそうで、早々に退散することにしました。

精肉加工場の直営店、ローストビーフ丼を始め、まだ食べてみたいメニューがいくつもあります。
近いうちにまた伺う事になると思います。
ごちそうさまでした、次はもう少し落ち着いた日に。